私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

こども名人戦の迫力

録画しておいた「こども名人戦」を観る。

こども名人戦は、将棋ファンならご存じの通り
こどもの日(5月5日)に、NHKで放映される
将棋の小学生日本一を決める大会である。
全国2777人から勝ち抜いてきた4人が、
準決勝、決勝と3試合を行うのである。

「こどもの大会か」とあなどってはいけない。
いずれもアマチュア高段者クラスであり、とてつもなく強い。
闘い自体も、若くて(当たり前だが)、元気があって面白い。

魅力はそれだけではない。
こども名人戦の覇者は、その後将棋のプロとなり
トッププロとなることが少なくない。
羽生三冠王(1982年覇者)や渡辺竜王(1994年覇者)は
あまりにも有名である。

あたかもプロ野球ファンが、高校野球観戦に、未来のプロ選手を
見るような楽しみが、こども名人戦にはあるのである。

今年、一番胸を熱くしたのは、準決勝で敗れた
伊藤裕紀君である。
終了後、解説の森内名人が
「実はこの場面で勝ちがあった」と指摘したときである。

その場面は、龍を捨ててつなげる7手詰であり
見事な詰め将棋のような手順なのである。
とはいえ普段の伊藤君なら決して見逃さないであろう。

森内名人の一言に、彼は、瞬時に勝ちを逃したことに気づき
そして、天を仰いで、泣いたのである。

彼はこの悔しさをバネにさらに一層将棋に励むに違いない。

一方、優勝したのは大中智也君。
なんと、小学5年生である。
森内名人が差し手の才能の良さを指摘し、そして優勝した。
名探偵コナンのような知的な雰囲気が実によい。

大中君も伊藤君も、奨励会(プロ養成機関)に入り、
そしてやがて何年か後には、プロになるだろう。

実に楽しみである。



.
[PR]
トラックバックURL : https://okawakazuo.exblog.jp/tb/20477003
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kazuo_okawa | 2013-05-12 16:55 | 将棋 | Trackback | Comments(0)