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私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
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贅沢な一日

藤井聡太名人(八冠)への挑戦権を争う第82期名人戦A級順位戦の最終一斉対局が静岡の浮月楼で行なわれた。

そして今期。
最終局までに挑戦者は決まらず、また誰一人降級者も決まらないという観戦将棋ファンとしてはこれ以上ない状態で浮月楼を迎えた。
その意味では、全5局、全てが名人戦挑戦者か降級者に関わる。
これ自体が見ている者には面白い。

対局場はタイトル戦かと思うが如き舞台設定。
それが全5局見られるのである。

そして何といっても藤井聡太名人のリアル解説。
いやあ、これだけで実に贅沢である。

見逃した八冠の解説はAbemaとYoutubeのタイムシフトでみる。
素晴らしい。

藤井名人の解説は、単にその手の変化の解説のみならず、大きく手の狙いを説明する。
「(相手が)こう来たので、それを咎める」
「遠くここを睨む」
「力をためておく」
「駒を渡さないように攻める」などなど勉強になりました。

6人に降級の可能性があった降級者。
何と実力者広瀬章人九段に斎藤慎太郎八段が降級した。
広瀬九段は、子育てのハンデを訴え、一方、斎藤八段もコロナ下に結婚していたが、微妙な生活スタイルの違いが影響したのか。

逆に、佐藤天彦九段は、1勝4敗というこれ以上負けられないという絶体絶命の状態から「順位戦途中で」振り飛車党に変わって連勝した。
しかし、最終局が「他者がらみ」という中での戦いが、微妙にテンションに影響しないかと実にプロらしい注目点を青野照市九段は述べていたが、まさしくその微妙な意識の違いを感じさせるような敗北をした。

そして唯一人、挑戦、降級とも関係なかった渡辺明九段が勝利して、広瀬九段を降級させたのである。
米長邦雄理論で行けば「将棋の女神は渡辺九段に微笑む」だろう。

そして挑戦者は直接対決で豊島将之九段が一発で決めた。

全ては「打倒藤井聡太」の為に、スタイルを変え、「地域対抗戦」では藤井八冠の地元に飛び込んだ。
プレイオフがなくなり、準備期間も1か月ある。
春から楽しみである。

かくて「将棋界の一番贅沢な日」は終わった。


# by kazuo_okawa | 2024-03-01 06:46 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

原稿を捨てよ

政倫審の開催を具ってぐだぐだの岸田文雄政権である。
その言葉には全く説得力がない。

先日の毎日新聞2月25日付「時代の風」は
藻谷浩介氏(日本総合研究所主席研究員)の
<制度疲労の解決策は 岸田首相は原稿捨てよ>
というタイトルであったが、「原稿捨てよ」の見出しが目を引く。
(内容はお読みください)

「原稿を捨てよ」自体はその通りだろう。

思えば2009年からの裁判員制度導入を前に、我が弁護士会は、裁判員裁判における刑事弁護をどうするかを考えた。

従来の刑事弁護人の弁論は、書面を読んでいたといってよい。
しかしそれで良いのか。

弁護士会は実演研修などを繰り返し行い、各刑事弁護人の弁護技術を上げるべく努力した。

そのときの一つのキャッチフレーズが「原稿捨てよ」である。

なんのために「弁論」するのか。
それは、無論、その弁護人の主張を伝えるためである。

では原稿を読んで伝わるのか。
無論、伝わるまい。

弁護士会の研修をリードした後藤貞人弁護士は述べたものである。
プロポーズするとき原稿を読むかと。
名言である。

岸田文雄首相には国民に対してそういう思いはないだろう。

# by kazuo_okawa | 2024-02-29 06:04 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

またしても古すぎる!

裏金パー券疑惑で止まるところをしらない岸田文雄「金権腐敗」政権であるが、本質を離れて「政倫審」への出席とその公開制の議論という極めて矮小化に進んでいる。

しかし今、改めて「企業献金」そのものが問われるべきだろう。

自民党が企業建献金が許されるとする根拠は、実に古い、1970年の最高裁判例である。
いわゆる八幡製鉄事件である。
事案は同社役員が自民党に350万円を献金したのは事業目的に反するとして株主が1961年に提訴したが、最高裁はこれを合憲とし、公共の福祉に反しない限り、企業にも政治献金の自由があるとの判断を示した。
まあ、憲法の教科書にも出てくる著名な判例である。

この実に古臭い判例を岸田文雄首相が引いているのである。

こういう背景があるから、憲法学者が発言している。
2月17日付日刊ゲンダイに
<ここがおかしい 小林節が斬る!>で小林節慶應大学名誉教授が
先の八幡製鉄事件最高裁判例は言い訳に使われるが、歴史的状況変化に合わせて見直されるべきであり、今日では企業献金は違憲である、と明快である。

2月20日付朝日新聞も<企業献金アンケート、専門家どう見る>として
川口恭弘同志社大学法学部教授(会社法)は
「合理性必要 株主に金額や目的説明を」
大山礼子駒大法学部教授(政治制度論)は
「規制の抜け道 変える最後のチャンス」との見出しの通りだが、両教授はそれぞれ会社法、政治制度論という専門の立場からの発言であり、憲法論としては物足りない。

そう思っていたら朝日新聞2月27日付朝刊の(憲法を考える)欄がこの問題を取り上げていた。
タイトルは<企業献金は「政治活動の自由」か 禁止拒む首相の論拠、「八幡製鉄事件判決」とは>であり網羅的に整理されているので興味ある方は是非読んでほしい。

しかしここまで整理していながら(そして最高裁では負けている熊谷組事件を取り上げ、わざわざその時の一審裁判長小原卓雄氏のインタビューをしながら)南九州税理士会事件の最高裁判決を全く取り上げていないのが残念である。

この南九州税理士会事件は1996年に最高裁判決が出されているが、その内容は、政治献金のための会費徴収を求められた税理士会員が、献金は会の目的外と主張した裁判であり、最高裁は原告の訴えを認めているのである。

政治献金は「投票の自由と裏表をなすもの」とした上で「どの政党、候補者を支持するかに密接につながる問題」のため、「個人的な政治的思想、見解、判断にもとづいて決定すべき事柄」と認定し、個人以外による献金を事実上否定する判断なのである。

この最高裁判決によって、先の八幡製鉄事件最高裁判決は少なくともその解釈など見直しが必要と言われている重要な最高裁判決である。

小林教授指摘の通り、今日では企業献金は違憲である。
岸田首相はいつものことながら「古すぎる」!


# by kazuo_okawa | 2024-02-28 06:40 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

予定外の欠員!

昨秋から生活スタイルを変えるべく、タクシーは出来る限り使わないようにしている。
歩くことが多いが、公共バスもよく乗るようになった。
公共バスの維持の重要性という意味もある。

さて時折乗る大阪市バス。
今年の初めからバス停で掲示されているのが次の表示である。

<「予定外の欠員発生の影響により、1月22日(月)から当面の間」平日以下のダイヤを運休とします>
として、その運休する6つのダイヤが表示されている。
つまり従来のダイヤのうち6つの時間帯は走らないわけだ。

さて「予定外」とは何か。
その説明はない。
想像できるのは、正月に襲った能登大地震の影響だろう。
しかし地震大国ニッポンでは「地震」を予定しないというのは何のための「政治」なのかとなる。

ただでさえ万博カジノ計画でドライバーの取り合いとなっている。

そして不十分な説明のまま、部分的運休は続く。

いつも言われるが、結局は「公共バス利用者」という弱い層にしわ寄せが行くわけだ。

今も外されていないその表示を見るために、考えてしまうのである。


# by kazuo_okawa | 2024-02-27 07:14 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

脱力してしまう!?

毎日新聞はよほど「ケロリン」が好きなのか。

先頭で見かける「ケロリンおけ」は関西と関東で大きさが違う、というのは意表を突き、また大変面白い記事である。
その理由は、関西では浴槽から湯を桶で救って直接かけ湯する文化があるからである。

私が最初にこの理由に接した時には、ほほうと思ったものだ。
東西で大きさが違うということにも驚いた。

しかしいつ頃どの新聞で読んだのかは忘れた。
朝日新聞。毎日新聞、日経新聞と3紙を定期購読しているからだ。
まあ要するに「ケロリン」ネタはしょっちゅう出ている。

それがまたも毎日新聞2月25日付朝刊に高木香奈氏が書いている。
その記事の通り、正月に「ケロリン」桶は東西で大きさが違う、と記事を出しており、ではそもそも「ケロリン」桶はどうして生まれたのか、という記事である。

ところがこの内容は、毎日新聞2023年8月27日「24色のペン」に赤間清弘記者が書いている。
要するにですよ、書き手が違うとはいえ、このわずか半年の間に「ケロリン」ネタが3回であり、ほぼほぼ同じ記事なんですよ。

ちなみにネットで調べてみれば、やはり毎日新聞小国綾子氏が
<「ケロリン」は東西で違う>
という記事を2021年8月24日に書いているようだ。

それにしても知りたい事象は山ほどあり、限られた貴重な紙面は有効に使ってほしいと思うのだが、それにしても「ケロリン」を繰り返すとは。

「ケロリン」の名称ゆえか、妙に脱力感を覚えるのである。 

# by kazuo_okawa | 2024-02-26 06:17 | Trackback | Comments(0)