私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

羽生九段の強さ!

本日、将棋ファンはネットは「3窓」、そして午前中はNHK杯中継と将棋一色だったろう。

無冠となりながらも改めて強さを見せつけたのは,NHK杯戦である。
羽生善治九段は本日放映されたNHK杯将棋トーナメント決勝で郷田真隆九段を下し、7年ぶり11回目の優勝を達成した。
これで一般棋戦の優勝回数が45回となり、大山康晴15世名人の44回を抜いて単独トップに立った。

将棋史を「平成」で区切るというのもいささか抵抗もあるが、羽生九段の場合は、NHK杯で「4名人」を破って、あの衝撃の優勝をしたのが、平成元年であり、そして「平成」最後の年も優勝したというのだから、まるで絵にかいたような勝ちぶりである。

角換わり腰掛銀という最新形である。
アマチュアは指さない方がよいといわれる非常に難しい将棋である。
羽生九段は常に一番難しい将棋に挑戦する。
そして解説佐藤康光九段を唸らせる43歩を放つ!

金銀の効くただ捨ての場所である。
「凄い手ですね!」
「いやあこの手の意味は分からない」
「温めた手ですね」
「しかしこれは研究してても指せない」と佐藤九段を唸らせ、そして勝ち切るのである。

羽生九段は27年間何らかのタイトルを保持していたが、無冠の時も棋戦優勝はしている。
つまり本当の意味で、「無冠でかつ優勝もない」という年は、この「平成」の間は一度もなかったのである。

実に凄すぎる!
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# by kazuo_okawa | 2019-03-17 18:59 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

コンビニ店主の団交権!

ニュースによれば、コンビニのフランチャイズ(FC)店主らの労働組合がコンビニ大手2社(セブン・イレブン、ファミリー・マート)に団体交渉に応じるよう求めていた二つの労働紛争で、中央労働委員会は15日、店主は労働者とはいえないとして団体交渉権を認めないとの判断を示したという。

理由は、本部も店主も事業者であり、「店主は本部に労務を供給する関係とは言えない」というものである。

二つとも地方労働委員会段階では「労働者性」を認め、その労働組合との団交を拒否するのは、不当労働行為と判断していたが、いずれもその判断を覆すものである。

そもそも「労働者性」は、契約などの形式では決まらず、実態で判断するというのが労働法の判断手法である。
ニュースを読む限りだが、中労委はいささか形式的に過ぎるのではないかと思う。

例えば、テレビ・コマーシャルなどで、コンビニ大手が新製品の宣伝などをすることを見かけるがああいう場合、全国の店主は、新製品発売に合わせて、いっせいに従わなければならないのではないだろうか。

思えば、今、安倍首相は経産省の諮問会議などで、「雇用契約によらない働かせ方」の研究をしている。
これは、「雇用契約」なら、労働者は保護され、使用者は団交に応諾する義務のほか色々な義務と責任を負うところ、「雇用契約」によらないと労働者は保護されず、使用者は義務や責任を負わない。

なんのことはない。
要するにこの研究は、同じように働かせながらも、使用者が責任を負わない方法を、税金を使って研究しているわけだ。
この研究自体も労働者をなめた話だが、
今回の中労委の判断は、この安倍首相の目論見を「忖度」して、先行的に判断したのではないと勘ぐってしまう。
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# by kazuo_okawa | 2019-03-16 17:53 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

3・17靭公園へ!

松井氏が市長に、吉村氏が知事にクロスで出馬する、いわゆる「クロス選挙」こそ、あまりに勝手で市民無視といえるだろう。
「都構想」を悲願とし、松井氏が「死んでも死にきれない」といったことこそ、政治を自分個人の思いから進めていることを「自白」している。

無論、地方自治法・公選法の脱法行為である。

府政・市政を自らの思惑どおりに強引に進めようという前代未聞の異常な維新政治を、もうこれ以上許すわけにはいかない。
かくて下記の通り緊急集会を開催します。

緊急集会のため、みなさんの集会案内と拡散をどうぞお願いいたします。
手作りのプラカードなども歓迎。

私も発言する予定です。
どうぞ振るってお集りください。


「維新政治を終わらせよう~緊急市民集会&デモ」
3月17日(日)午後3時~
会場・靭公園・地下鉄本町駅28番出口徒歩4分
呼びかけ・野党統一候補の実現をめざす大阪アピール
(大阪中央法律事務所気付)
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# by kazuo_okawa | 2019-03-15 19:32 | Trackback | Comments(0)

数学教育と歴史修正主義

「動的平衡」を初めて読んだときその驚くべき視点に感動したが、その「動的平衡」で有名な福岡伸一教授の朝日新聞の連載コラムにはいつも感心する。

福岡教授は、本日は日本ではホワイトデーだが、米国ではパイの日という話題から「3・14」が円周率のところ、かつて、いわゆる“ゆとり教育”の頃「円周率は3」でよいとの風聞が流れた事を批判する。

さらには東大の名問題(円周率は3・05以上であることを証明せよ)を引き、最後に、数学を軽んじる教育は、歴史の発展を無視するもので「歴史修正主義」と断じている。

数学教育の軽視が問題なのは全く同感だが、その批判の視点が、「歴史修正主義」というのが極めて面白い。

今日一般には、「従軍慰安婦強制連行はなかった」「南京大虐殺はなかった」など「美しい日本」を強調するために「加害の事実」を打ち消そうとして、歴史を捻じ曲げる主張が歴史修正主義と言われる。

数学教育、科学教育で、歴史の発展を無視して教えるのは確かに、歴史修正主義かもしれない。

福岡教授のこういう意表をつく発想に感心するのである。
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# by kazuo_okawa | 2019-03-14 18:32 | パズル・統計・数学 | Trackback | Comments(0)

どうやって呼び戻すか!

昨日「市民連合・豊中」の事務局会議に参加し、2月17日に行われた、「全国市民連合意見交換会」の報告を聞いた。

その中で、中野晃一氏が閉めの挨拶として「ここにいない人たちをそれぞれ自分の現場でどうやって呼び戻すか」とその必要性を訴えられたという。

改めてこの間の選挙を振り返ってみると次の通りである。

「政権選択選挙」と言われる総選挙では、2005年(投票率67・51%)、2009年(投票率69・28%)と近年にない盛り上がりを見せて民主党政権を誕生させた。

2009年の投票数は7037万である。
民主・共産・社民は3000万票を取った。

しかるに政権交代後の失望により国民の多くに、政党不信・政治アパシー状況が生じた。

その結果、第二次安倍政権が誕生し、加えて、戦後投票率最下位を続けている。
2012年衆議院59・32%
2014年衆議院52・66%
2017年衆議院53・68%

ひどいとしか言いようがない。
これらは戦後ワースト1位、2位、3位である。(過去最高は76・99%)

投票に行かなくなった「消えた1500万票」は反自民・反安倍と言われている。

今年は参議院選挙の年だが、
参議院選挙も
2013年は52・61%であるが、2016年は54・70%である。

2016年は反安保法で盛り上がったが、しかしそれはエコー・チェンバー・エフェクトにすぎず、2013年よりは増えたとはいえ、54%である。

今のところ、今年は2016年のそのような状況にも全くない。

立憲野党が勝つために、投票率を上げること、立憲野党候補者を絞ることであることは違いないだろう。

投票率を上げて(全国で消えた1500万人を)大阪では、100万人を呼び戻すことが重要であることは言うまでもない。

中野氏の言われる「どうやって呼び戻すか」が必要課題であることは、まさにその通りである。
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# by kazuo_okawa | 2019-03-13 18:44 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

ダメな理由はない!

2018年11月 25日のブログで、阪急電車によく広告される、日能研の「シカクい頭をマルくする」中学入試シリーズで立命館中学の入試問題が出ていることを紹介した。

非常に面白い問題であり感心したが、同時に「代数」を使えれば難なく解けるのに、これを、代数を使わないでどうして説くのだろう、と疑問を呈したブログである。

実は、私は<中学入試問題では「小学校で習う解き方で解く」つまり、代数や方程式は使ってはいけない>と思い込んでいたが、どうやらこれは誤解であり、しかもこの誤解は広くいきわたっているようである。

これが誤解と知ったのは、朝日新聞3月11日付「中学入試 方程式はNG?」という記事である。
大変面白い記事で、実は、中学側は、何と、方程式で説いたとしても「ダメな理由はない」という。
つまり正解なのだから、不合格にする理由はないという。

では何故こういう誤解が生じたかと言えば、小学校教育では「教科書と違う解き方は誤り」としていることにある。
<鶴亀算を教えているのだから、鶴亀算以外の解き方をしてはいけない>
<ジュース47ダースの本数を求める計算は、12×47と教えているから、47×12では誤り>などなど、要するに、正しくても、教え方と違うのは誤りというわけである。

ここに、我が国の教育の問題点の本質が如実に表れている。

つまり、我が国の教育は<真理、真実を追究する>のではなく、<言われた通りに従う>ことを重視していることがわかる。

この教育の行きつくところは、何なのか。
要するに<言われたことに従え>

<言われてことに従わないのは、真理として正しくてもダメ>

繰り返すが、この教育の行きつくところは何なのか。

大変、恐ろしい。
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# by kazuo_okawa | 2019-03-12 22:53 | パズル・統計・数学 | Trackback | Comments(2)
豊島将之棋聖の挑戦者を決める、第90期ヒューリック杯棋聖戦二次予選で、久保利明九段VS藤井聡太七段の対局が3月11日に行われた。

公式戦初対局であるが、久保九段が127手で藤井七段を破り、12回目の決勝トーナメント進出を決めた。

藤井七段の歴代年間最高勝率もかかる大一番であり、この注目の一番に久保九段が藤井戦の勝利したのは私としては嬉しい。

無論、格から言えば、久保九段の勝利で当然なのであるが、何せ、相手はあの天才藤井七段である。
しかも過去には、佐藤名人、羽生九段、広瀬竜王、渡辺棋王と数々の実力者に公式戦で勝利してきたのである。
加えて、藤井七段の対振り飛車戦の勝率は9割以上と半端でない。
しかも非公式戦では藤井七段が勝利している。

もっとも、非公式戦はどこまでいっても非公式戦である。

本日の終盤、藤井七段の落ち込みようは明らかであったが、いささか自信を持ちすぎたのではないだろうか。

無論、藤井七段はそれを学習して修正してくるだろうから怖いのであるが…。

AIの影響で、振り飛車が「不利飛車」と揶揄されるなど、「振り飛車冬の時代」にも、久保九段は振り飛車党エースとして、孤高に振り飛車を採用する戦士である。
私は、ここが好きである。

気は早いが、久保九段にはこのまま棋聖戦の挑戦者に是非成っていただきたい。
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# by kazuo_okawa | 2019-03-11 19:49 | 将棋 | Trackback | Comments(0)