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by kazuo_okawa

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週刊新潮新年号に、オウム真理教麻原死刑囚の死刑執行Xデー予測記事が出ている。

政治ジャーナリストや法務省幹部の言葉を元に「平成で起きた事件は、平成のうちに終止符を打ちたい」
「18年内に新元号が発表され、その年の11月には眞子内親王が結婚し、さらに、その翌年には天皇が譲位されて、“新しい時代”が始まる。そんなめでたい時に死刑を執行したくない安倍政権も、皇室の慶事が目白押しになる前に決着をつけたいと考えているはずです」というのが根拠らしい。 

死刑という制度は、地球上ではもはや中国、北朝鮮、アメリカの一部など野蛮な国しか残っていないしろものであるが、そのような前世紀の悲惨な制度を所与の前提として記事が書かれている。

恥ずかしい話である。

2016年10月、日弁連が死刑廃止説に踏み切った人権大会で、ウィリアム・A・シャパス氏(ロンドン・ミドルセックス大学教授・死刑専門家)は素晴らしい講演をしている。

1974年には死刑廃止国はわずか20ケ国でしかなかったが、2015年には廃止国は160ケ国である。このペースで行けば、10~15年後にはゼロになる。世界的に見ても、アメリカ大陸はキューバも死刑廃止したように、ほとんど廃止。
ヨーロッパは、存置はベラルーシくらい。
アフリカもほぼ廃止。
アジアが、多く、中国は死刑執行が年2500~3000件。インドはこの10年で1~2件くらい。

氏は、かつて死刑問題について、南アフリカの裁判官、ロシアの法律家とともに3人で死刑についてパネルディスカッションをしたことがあり、南アフリカ、ロシアは強固な死刑存置の論陣を張ったが、実は、その発言の翌年、南アフリカは死刑を廃止し、さらにその翌年、ロシアも死刑を廃止したという。
 

シャパス氏は、死刑廃止は凄い速度ですすんでいる、という。

世界の趨勢に、日本は余りにもかけ離れている。

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by kazuo_okawa | 2018-01-11 23:09 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)