私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
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否定と肯定

考えさせられる作品である。

映画「否定と肯定」は、ホロコースト否定論者がユダヤ人益史学者に名誉を傷つけられたとして、イギリスの裁判所に訴えるという「法廷もの」である。
そして実話でもある。

我が国でも「南京大虐殺否定派」など歴史の真実に目を背け、戦前に郷愁をもつ残念な一派もおり、同じ問題を思わせる。
のみならず、広くフェイクニュースに対してどう取り組むかという普遍的なテーマも背景にある。

アメリカとイギリスの「立証責任」の違いなどが出ていたが、アメリカは「表現の自由」に重きを置く(とんでもない表現でも保護する傾向にあるのに)のに、ホロコースト否定論者がイギリスで提訴した方が有利だと考えたというのであるから、なかなか興味深かった。(この点はその内に調べてみたいものである…。)

更には、弁護団と依頼者(ユダヤ人益史学者)の弁護方針を巡る対立や、弁護士の思い、或いは尋問なども、経験に照らして面白い。

他にも、幾つか思ったのだが、マニアックなので省略する。

物語はスリリングに展開し、そしてラストである。

考えさせられます。

硬いテーマのように思えるが、エンターテインメントとして面白い。
こういう映画にはヒットして貰いたいと思うのだが…。

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# by kazuo_okawa | 2017-12-24 15:04 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

名古屋マジックバー巡り

12月15日名古屋を訪れたので、夜、栄のマジックバーを駆けめぐる。
修習生のころに通った老舗エルムは今回はパスした。

まずは、MOVE。
オーナー横井師がワンマン経営だが、実にうまい。
初めての客には必ずこれから始めるというマジックでスタートした。
ワンカップルーティンである。
もともとマニアにとって、馴染みのあるルーティンであるが、ロードその他巧みである。

次いで、カードマジック。
なかなかのテクニシャンであり、加えて既存のマジックに工夫を加えているのも多い。
数理マジックはパズルのようで悩ましく、幾つかは本当に不思議であった。
最後にコインを見せて貰う。
これも現象はマニアにはお馴染みであるが見事である。

非常に楽しめました。
また訪れたい店です。

二件目。モメントス。
店に入ったとたん、大変賑やかしい。
はやっているのは良いことである。
複数マジシャンがおられるがいずれも若い。

一人目。
他の客は別の席のため「一対一」であるので、私はマジックを見慣れていると明かしたのだが…。
(つまりテンヨー商品やアンビシャスカードは辞めてね…、との意味です。引き出しの多いマジシャンは読み取ってそれなりのモノを見せてくれるのだが…)
ギミック中心である。まあ、若いからか…。

次いで、二人目。
いきなり、テンヨー4本リング。
これって、またか、と思いますよね。
まして、一人目さんの続きだしたから…。
とまあ、酔っている上、ぼやっと見ていたら、いやあ、途中から「不思議」
と気付き、腕のうまいのに気付きました。
カードマジック、これまたうまい。
このマジシャン、タナカ太郎師は見事でした。
最初ぼやっと見ていて失礼しました。

三件目。ふしぎ。
エルムに続く老舗である。
何組かの客が入っておりここも賑わっている。

私に若いマジシャンと「一体一」。
と思いきや、横の女性二人連れに私側に寄るように指示して、私含めて3人に見せる。
マジックバーでよく見るマジックでなかなかにうまい。

しかし、会話で、先の2人連れには既に見せた一連のマジックを、全く同じルーティンを繰り返したという。
つまり、2人連れは、同じ場所で、同じマジックを続けて見たことになる。
これってどうなの?である。
いささか腑に落ちなかったのだが、そのあとのマスターがさすがである。
私が、マジックを見慣れていると知って、特別なマジックを披露して頂いた。
引き出しの多さと客の様子からニーズをくみ取るのがさすがベテランの味である。
無論、マジック自体も本当に不思議でした。

何十年前と違って、名古屋マジックバーも激戦区になっている。
お値段はそれぞれ5〇〇〇円から6000円。


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# by kazuo_okawa | 2017-12-23 22:33 | マジック | Trackback | Comments(0)

忖度する司法!

戦争法(いわゆる安保法)と同じくらいに憲法違反なのが、首相の靖国参拝である。

そもそも、憲法20条の政教分離は、戦前の反省を踏まえ、靖国神社と政治の分離を図ったものである。
そうであれば安倍首相の靖国神社参拝が憲法違反であることは、きわめて明らかな話である。

無論、憲法裁判所を持たない我が国司法制度の限界はある。
つまり、事件性を要求されることから国家賠償法という形をとらざるを得ない。
従って、結果的には、「損害がない」として負ける。

それでも、違憲判断を下した勇気ある裁判官はいるし、工夫してわざわざ「公式参拝であること」までを認定した裁判官もいる(あとは、言わなくてもわかるでしょう、というわけだ)。

そして小泉靖国訴訟では、滝井最高裁裁判官は意図して「補足意見」を書いて、言外に違憲をにおわした。
つまり、ぎりぎりの表現をすることによって、憲法を守る裁判官としての気概を示したわけだ。
(拙稿・最高裁判決の補足意見の意義・法学セミナー2007年5月号参照)

しかるに今回の最高裁判決は何ということか。
何もない、何もない判決である。
あまりにも残念である。

訴訟団の抗議声明を下記に張り付ける。
抗 議 声 明
2017年12月20日、最高裁判所第二小法廷は安倍首相靖国参拝違憲訴訟において、不当な上告棄却(および上告不受理)決定を下した。
そもそも本件参拝は、憲法第20条に明確に禁止されている国家機関(内閣総理大臣)による宗教活動であることは明らかである。また、違法な参拝を受け入れた靖国神社は戦没者を英霊と意味づけることによって国民に対して英霊につづいて国と天皇のために命をささげることを促す戦争準備施設であり、そのことは、被告靖国神社自身が『靖国神社社憲』などで明確に認めていることである。したがって、本件参拝は原告(控訴人)らの内心の自由形成の権利・回顧祭祀に関する自己決定権などを侵害するのみならず、平和的生存権を侵していることも明らかである。本件参拝は、けっして「人が神社に参拝する行為」一般に解消できるものではない。
1981年4月22日に行われた靖国神社の例大祭に対して愛媛県は5000円の玉ぐし料を支出した。支出だけで、知事が東京に出向き例大祭に参拝したわけではない。この件に対して最高裁大法廷は1997年4月2日疑問の余地のない違憲判決を下した。わずか5000円の支出が憲法第89条が禁止する宗教団体への援助になるとしたのではない。県が靖国神社を特別扱いしたことが知れ渡ることが援助になると判断したのである。首相の参拝となれば、この「援助」は絶大である。このことは、本件を審理した地裁・高裁の裁判官も当然熟知している。すなわち、本件参拝はどう考えても違憲というほかはないことを彼らは熟知している。この、愛媛玉ぐし料訴訟最高裁判決に際して尾崎行信裁判官が「今日の滴る細流がたちまち荒れ狂う激流となる」という警句を以て違憲行為の早目の阻止を示したことや、小泉靖国参拝違憲訴訟福岡地裁判決において亀川清長裁判官が、違憲性の判断回避は行政の違憲行為を放置することになるからとして「当裁判所は、本件参拝の違憲性を判断することを自らの責務と考え」るとしたような憲法擁護の責務を果たす気概は現在の司法には存在しないのだろうか。
本件に対する地裁及び高裁の判決は、それでも屁理屈の理由を付している。最高裁第二小法廷はそれさえしないのである。大阪地裁及び高裁で安倍首相に対する忖度の理屈をこねる役割を担わされた裁判官たちは、最高裁第二小法廷の山本庸幸裁判長らをうらやましく思っていることだろう。そして、どんな明白な証拠が出てきても、忖度を重ね、しらを切り通せば、国税庁長官や最高裁判事に「出世」できると学んだことであろう。われわれは、こうした日本の行政と司法の現状に怒りを超えて深い悲しみを覚える。
われわれは、この決定を到底容認することはできない。これに対して、強く抗議するとともに、戦争を志向し人権を侵害する行為を見逃さない司法が確立し、今後、閣僚らの靖国参拝が永遠にとどめられるまで、闘いをやめないことを宣言する。
2017年12月22日
安倍靖国参拝違憲訴訟の会・関西原告団
同・弁護団


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# by kazuo_okawa | 2017-12-22 18:12 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

恐るべしA級順位戦!

永世七冠誕生の勢いと、何せ、区切りの百タイトル目が名人戦になることから、羽生がA級順位戦を勝ち抜くかと思われた。
何せ、A級順位戦は当初豊島八段が独走の5連勝。
しかし2連敗し、追いかける羽生が同じく2敗で追いついた。
普通こういう流れだと、追いかけた方が有利と思いますよね。

しかし、さすがにA級である。

本日、羽生竜王対稲葉八段戦。
恐るべし、としか言いようがない。

事務所を出るときABEMAをアクセスすると、丁度49手目、稲葉八段が88角と77の角との重ね打ちをしたところだ。
ABEMA解説、飯島栄治七段は絶賛し「これは思いつかない」と唸る。

そして帰宅したときには稲葉八段が勝利し、田村康介七段との初手からの振り返り解説が始まった。
横歩取り33角型であるが、2人の解説が素晴らしい。

横歩取りは、そこら中に、王手飛車などの罠があり、とうていアマチュアにはさせないが、見ている分には非常に面白い!
その危険な罠の解説と、稲葉八段の細かい名手を説明する。
まさしく稲葉八段の会心譜である。

それやこれやでの振り返りだが、いやあ、凄い。

これで羽生竜王が3敗。
2敗で豊島八段と久保王将がトップを走る。

いったいどうなるのか、ラス前一斉対局と将棋界の一番長い日最終局一斉対局が俄然楽しみになってきた。


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# by kazuo_okawa | 2017-12-21 23:26 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

櫻井よしこの破綻!

週刊金曜日年内最終号が届く(1166号)。
櫻井よしこ氏に、改憲を主張するその理由を聞くインタビューをしている。

見事に破綻している!

櫻井よしこの論理がどうなっているのか、実は先週号(1165号)が「櫻井よしこ特集」であった。題して「櫻井よしこ様の頭の中」。
その特集でも改憲論拠として櫻井よしこは「権力を縛るという考えは私達にはなじみません」ととんでもないことを述べている。

そして、現行では、北朝鮮拉致被害者を救出出来ないから、改憲して拉致被害者を救出するというのである。
このくだりは、どうにも分からない。
分からないから、週刊金曜日は、先週号で「妄想に近い」との小見出しをつけている。

そんな中で、2週続けて櫻井よしこ様の登場なのである。

論理のわから無さが更に重複している。
読んでいるだけで、くらくらっと、する。
思想信条が全く違うが、ウルトラ右翼ならウルトラ右翼なりに、論拠をしっかりせよと言いたくなる!

とはいえ、週刊金曜日は、櫻井よしこにもこういうインタビューをして、読者に右派の論拠の破綻を分かりやすく示している。
見事である。
是非購入をお勧めしたい。

週刊金曜日は、現在、読者拡大キャンペーン中である。

安倍政権にすり寄るメディア、ジャーナリズムの多い中、週刊金曜日は数少ない良心的で権力にすり寄らない週刊誌である。
購読を心からお薦めする。

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# by kazuo_okawa | 2017-12-20 21:46 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

クリスティの名作の映画化である。
早速、連れ合いと見に行く。

原作そのものがミステリ史上に残る名作である。
クリスティについては、学生時代(京大ミステリ研で)よく議論したものである。
ポアロの謎解きの手法も含めて「本格派」と言えるのか。
フェアなのか。
この作品は欠陥でないのか…。
要するにミステリ史上に残る数々のトリックを駆使してきたので、その分、議論を生んだと言えるだろう。

私自身は少々アンフェアでも面白ければ良いと思っているし、そして、クリスティはどれも面白い。
さすがに「ミステリの女王」と呼ばれるだけの事はあると思っている。

フェアかアンフェアかというのは、ミステリの醍醐味である「結末の意外性」に、「説得力」を持たせられるかどうかを、別の観点から論じているに過ぎない。

そのようなクリスティ観なので、映画化は極端でない限りどれも面白い。

本作は、ポアロ像がどうとかを聞いたが、まあ、受け入れられるポアロ像である。
それどころか、映像はきれいであり、私には大いに楽しめました。

ただ、豪華な役者には、別の作品のイメージが強すぎたりしたのだが、ジョニーディップはさすがである。
改めて超一流の役者と関心したものである。

素晴らしきクリスティ!


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# by kazuo_okawa | 2017-12-19 01:22 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
1982年から続けた私たちの水俣病訴訟。

その意義は何度もブログで発信した。

あくまでも国の責任を追及し、運動の高まりからチッソが補償を約束したその責任を果たせという私達関西訴訟の基本理念に沿った訴訟の実質的に最後の訴訟です。

一審大阪地裁は今年5月に勝訴。
現在は大阪高裁で審理中。

2回目ですが、結審予定です。
2017年12月19日午後4時。
別館82号法廷です。

各地からお越しいただくため、裁判終了後、引き続き大阪弁護士会館1004号室で、報告集会を開きます。
裁判傍聴並びに報告集会へのご参加をお願いします。

【12月19日追記】
本日、別館82号法廷の傍聴席を満席にして頂きました。
ありがとうございました。
次回は判決、2018年3月28日午後1時15分。
別館82号法廷です。
引き続きご支援宜しくお願い致します。



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# by kazuo_okawa | 2017-12-18 13:41 | Trackback | Comments(0)