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私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
21日出勤前に、テレビ『羽鳥慎一 モーニングショー』(テレビ朝日系)付けていた。
緊急事態宣言解除直前の都心部の様子を報道し、路上で酒を片手に同窓会を開く若者グループの様子を映し出している。

20日の緊急事態宣言の期限前の先週18日金曜日から週末にかけて渋谷区などでは10代~20代の若者の人出が急増しているという。
番組の取材VTRでは、街のいたるところで路上飲みをする若者、「路上同窓会」を開くグループやマスクを外して大声で騒ぐグループ、上半身裸で路上に座り込む人らも見受けられ、トラブルにより警察が出動する事態も報じている。

こういう報道はどういう効果を生むのだろうか。

だから、若いもんは言わんこっちゃない、コロナまき散らして…、と思うのだろうか。
大体、若者に、一年以上の自粛を求めること自体が、政治の無策だろう。
にもかかわらず、若者に批判が行くとすれば、それ自体が「目くらまし」である。

番組では西村康稔大臣が今月17日の会見にて、「渋谷なんですけども、6月に入って急激に増えています」と指摘した場面も報じしているが、何を偉そうにいうのかと思う。

そもそも、自民党離党「嘘つき銀座トリオ」も早々に自粛を破っているのである。

さらに、伝え聞くオリンピックは、ほぼほぼ「無法地帯」のように見える。

いやいや、そもそも、アベスガ政権は、憲法を守っていないではないか。
自分たちが、ルール違反しながら、他人にルールを守れと言っても誰が守るというのだろうか。



# by kazuo_okawa | 2021-06-22 07:24 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

あらら、復党とは…!

19日のニュースで、自民党が離党3氏を復党させるという案に驚いたものである。

離党3氏とは、緊急事態宣言中に、政府が国民に「会食の自粛」を求めているにもかかわらず、松本純衆院議員ら3人が銀座の高級クラブで3軒はしごしする深夜飲食を繰り替えし、しかも当初松本氏は「1人だった」という嘘つき、実際は、大塚高司、田野瀬太議員ら計3名で飲み歩いていたというもので、ばれてから、3人は自民党を離党した。

国民には、自粛を求めながら自分たちは平然とルールを破る、指摘されても嘘をつく、嘘がばれると、離党でお茶を濁す…。
およそ政治家の資質に欠けるだろう。
にもかかわらずこの「嘘つきはしご酒トリオ」を復党させるというのである。

そもそも自民党は「離党」で問題を終わったとばかりに、その後、この問題は知らんぷりで、しかし、この3人はそれぞれ無所属で出馬し、当選したら自民党に復党する、というのが、既定路線であった。
こういう手法自体、政党政治を脱法化するものであるが、しかし自民党はこれまで何度も繰り返してきた。
まあはっきり言って国民を舐めた手法である。

ところが今回、その既定路線ではなく、先に選挙前に復党させるというのである。

何故かというその理由を、21日付日刊ゲンダイが明かしている。
自民党が行った選挙情勢調査で、この秋には行われるであろう解散・総選挙で自民党は「50議席減」という予想に衝撃を受けたからであるという。

確かに私の住む豊中市ではそこかしこに、立憲の予定候補者と維新の予定候補者のポスターが立ち並ぶ。
しかし大塚氏のポスターはない。
自民党支持者の掲示スペースには、例の(前記3議員が謝罪会見したその後ろに大きく掲示されていた)「国民のために働く」という菅首相ポスターである。
復党すればこの菅ポスターが、大塚隆司ポスターに変わるのだろう。

半年間「反省した不利」をすれば、国民は忘れる。
それよりか、自民党支持者回りをして、そしてポスター張り巡らせば勝てる、と踏んでいるのであるから、国民を何重にも舐めた話である。


# by kazuo_okawa | 2021-06-21 07:19 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

世論調査の「違和感」

日新聞の日曜日の連載、松尾貴史氏の『ちょっと違和感』はいつも楽しみに読ませてもらっている。

さて本日である。
本日6月20日の毎日新聞一面トップは、自社の世論調査をもとにした記事。
見出しは大きく<「五輪無観客で」31%> <「中止」「再延期」4割超え> というものである。

こういう世論調査自体については、他社の世論調査も含めて、私は、これまでブログで繰り返し批判してきた通り、母数が知らされていないなど、構造的に問題がある。
(本日の毎日新聞も同じである)

そしてこの6月20日付の松尾氏『ちょっと違和感』は、なんと、自身が電話での世論調査を受けた経験をもとに世論調査について述べている。

私など、平日に自宅にいることは基本的にないため、こういう<電話での世論調査>なる経験はないが、自宅で原稿を書く仕事をされている松尾氏はたまたま自宅で仕事されているときに電話での世論調査を経験されたのである。

松尾氏は、調査者の<機械的な声>の「怖さ」から始め、固定電話で、しかも最後まで答える人のの特性などを問題点を論じている。
さらに設問の設定の仕方、すなわち、政策は単一ではないから比例代表と選挙区で投票する政党が違うことはままあるから支持政党一つはおかしい、などその指摘は説得力がある。

是非皆さん、6月20日付毎日新聞を購入してお読みください。


# by kazuo_okawa | 2021-06-20 09:57 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

藤井聡太の勝負術!

将棋ジャーナリスト鈴木宏彦氏の最新作『藤井聡太の軌跡』(マイナビ)は、知らないエピソードも織り込まれて面白く、あっという間に読了した。

この著の最終章に、藤井二冠が最近駆使するようになったという、持ち時間についての「勝負術」が山崎隆之八段の言葉とともに紹介されている。
山埼八段は藤井二冠の奨励会時代、関西の奨励会幹事である。

棋士は終盤に意識して持ち時間を残す。
それが普通「1時間」であり、渡辺名人も豊島竜王も終盤は1時間残すようにしている。
藤井二冠は、実力以外の勝負術はなかったが、最近、持ち時間の勝負術を用いることにしたして、それが「3分残す」ということだという!

山崎八段は、3分で余力を残しているということだから「笑っちゃいますね」と結んでいる。

さて鈴木氏によってこの勝負術が将棋ファンに広く知られた直後、昨日、棋聖戦第2局で早速披露された。
中盤で惜しみなく持ち時間を使う藤井二冠は、挑戦者渡辺明名人に1時間以上の差をつけられていた。

ところがである。
113手目を指したところで、藤井二冠の持ち時間は残り3分。
なんと、なんと、ここから145手で残り2分となるまで、「3分」のまま、持ち時間が減らなかったのである。
113手目から145手までずっと残り時間3分!
そして持ち時間もいつの間にか逆転して、対局も結局勝利するのである。

終局後のインタビューでは当然聞かれる。
藤井二冠は、例のあの口調で「1分では読みに無い手をさされたときに読み切れないときがありますから」と何事もないように述べるのである。

「3分」の勝負術を公開されて、これである。
まるで「予告ホームラン」と同じであり、漫画の世界である。
山崎八段の言うように、もはや、笑うしかない!!


# by kazuo_okawa | 2021-06-19 08:33 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

平尾剛氏の発言

日刊ゲンダイ6月16日号の元ラグビー日本代表平尾剛氏へのインタビュー「私が東京五輪に断固反対する理由」がいい。
オリンピックの開催の是非について、多くのアスリートが沈黙を続ける中で、平尾氏の発言は際立っており、しかも、その内容は説得力がある。

- 五輪開催は競技場建設の立ち退きその他社会的弱者が犠牲を強いられている。
費用の巨大化、裏金疑惑、IOCの商業主義、
そもそもスポーツの大前提であるフェアネスを担保できない…

いずれももっともな指摘である。
とりわけ最後の指摘などは、スポーツマン平尾氏ならではだろう。
そもそも「地元有利」を遙かに超える圧倒的に自分が有利な中で戦って何が面白いのだろうか…。

さて、その平尾氏を迎えて、大阪弁護士会では、7月3日午後2時半から講演・対談企画を催す。

もっとも時節柄この講演会の視聴方法は【Zoomでの配信のみ】です。
基調講演のあと、『“平和学"としてのスポーツ法入門』の著者辻口信良弁護士とスポーツ、オリンピック、平和、人権などについて対談します。

興味のある方は、
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_U5oqeykGR0aHpA1NQ2SJmg
のURLをクリックしてお申込みください。
ご登録後、ウェビナー参加に関する確認メールが届きます。
定 員500名
参加費無料

詳細は大阪弁護士会ホームページにアクセスしてください。

# by kazuo_okawa | 2021-06-18 07:03 | Trackback | Comments(0)