私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
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王座戦、羽生敗れる!

羽生王座に若き中村大地六段が挑戦する将棋王座戦5番勝負は、中村2連勝のあと、羽生が一勝を返した第4局。
羽生がもしも勝って2勝2敗となれば流れは羽生に行くであろうから、中村にとっては負けられない大一番だった。
それを中村が制し、新王座誕生となった。

中村は、周到に研究し用意した作戦をとり、乱戦を制した。
見事の一言に尽きる。

このシリーズは第一局が全てであろう。
まだ互角の場面で羽生が投了したのは、ある意味で衝撃的だったが、これは、前期佐藤天彦に敗れた名人戦第二局を思い起こす。
「羽生時代の終わりの始まり」を改めて感じさせる一局であった。
無論、この羽生が次の竜王戦にどう戦うのかは非常に楽しみである。
何せ七大永世タイトルが掛かっている。
興味は尽きない。

これで20代タイトルホルダーが3人!
「最強羽生世代」はついに羽生の一冠のみとなり、「羽生世代」は終わったと言えるだろう。
さらには藤井聡太四段世代の躍進など、世代対決も見逃せない。

時代の変わり目は、ある意味で「戦国時代」である。
現に複数タイトル保持者は、渡辺二冠(竜王、棋王)のみとなった。

誰が次代を制するのか、実に興味深い。

【追記】
自宅への帰路、日本将棋連盟アプリで本日の棋戦を検索すると、豊島八段が王将リーグで斉藤七段に勝利している。
今期棋聖戦の挑戦者にもなった斉藤に完勝である。実に強い。
ただ一人負けなしの連勝である。
名人への挑戦を決めるA級順位戦でも負けなし。
棋王戦挑戦者トーナメントでも勝ち続けている。
この勢いだと、王将戦、棋王戦、名人戦と連続挑戦もあり得るだろう。
豊島ファンとしては大いに楽しみである。

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# by kazuo_okawa | 2017-10-11 20:59 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
新しくタイトルに昇格した叡王戦の予選が進められているが、9日、その四段戦で藤井聡太四段が決勝に勝利し、本戦出場を決めた。

今年度優勝の可能性のあるのは、この叡王戦とNHK杯、いずれも中継が入るという特徴があり、そういった棋戦で勝ち上がったところに彼の強さ、持っている運というものを感じる。

とりわけ、四段戦準決勝の相手佐々木大地四段には初対局で敗れた相手である。
その相手にきっちりとリベンジしたのである。

しかし内容は、佐々木四段が勝勢であった。
(専門的には実際に勝ち筋があったという)
ところが終盤、佐々木の一瞬の緩手をとがめて一気に逆転し、そしてそのまま詰ませた。
何かゾクゾクするような切れ味である。
終盤に強い藤井の魅力を存分に生かした名局であろう。

そして同日行われた 藤井四段対杉本和陽四段の対局も、終盤杉本の優勢の部分がありながらやはり逆転して勝利した。
将棋は逆転のゲームであり、だからこそ、見ていて面白い。

画面に映る敗者の姿が胸を打つ。

藤井はこれでベスト16の本戦入りである。
強豪相手にどのように闘うのか、今から大いに楽しみである。

【12日追記】
本日の報道ステーションで、連勝ストップ後の藤井聡太を特集していた。
こういう特集は嬉しい。
もっとも、キャスターは連勝ストップ後、藤井は6敗して苦しんでいる、というものだったが、その相手はいずれも実力者であり、驚くに当たらない。むしろ本文に書いたとおり、順調に伸びている、と評するべきだろう。
現に本日、順位戦で無傷の5連勝を果たした。

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# by kazuo_okawa | 2017-10-10 19:30 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
衆議院総選挙が本日公示され選挙が始まりました。

安倍政権による権力の私物化とひたすら戦争への道を進み、あげくは疑惑隠しの勝手な解散。

今回の選挙で、何とかしたいという思いの方はこれまで以上に多いのではないかと思います。

そこで一番簡単な、ネットでの選挙運動について、私も属する「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」がその説明を載せました。
すなわち「ネットでできる政治活動・選挙活動」について、杉島幸男弁護士が分かりやすくい解説しています。
どうぞ皆さん、リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会のホームページにアクセスして是非実行してください。
そしてどんどん拡散してくださいね。

【追記】
詳細は「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」にアクセスして杉島弁護士の記述をお読みいただきたいが、要点中の要点は、Eメール以外の、自分のブログやツイッターを利用して自由に「選挙活動」ができるようになったことである。ブログ・ツイッターをお持ちの方は大いに発信してほしい。

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# by kazuo_okawa | 2017-10-10 14:14 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
8日NHK党首討論が行われたが、安倍氏は質問に明確に答えない。

言葉自体は流ちょうに流れるように喋っているのだが、結局、質問には答えずはぐらかしている。
例えば、小池氏が、モリカケ疑惑に絡めて「情報公開」を求めたのに対し、安倍氏は、モリカケについては「丁寧に説明してきた」といつものフレーズを繰り替えし、そして結局「情報公開」については答えない。
吉田氏が、辺野古移転は沖縄の民意を踏みにじるものではないか、との質問にも、安倍氏は沖縄では過去最大の返還をしてきたと述べるのみで、沖縄の民意については答えない。
志位氏が、北朝鮮を問題取り上げ、日本が先制的武力行使をすることはないのか、という重要な質問にも答えなかった。

このときも安倍氏は北朝鮮が「時間稼ぎしていた」ということを述べるのであるが、自分こそ、質問に直答せず時間稼ぎしているのである。

まあこれは一例だが、要するに、言葉自体は確かに「丁寧に」なったのだが中身は逃げているのである。
プレスからの質問で、森友学園疑惑について「交渉していた」ことが報じられている,
ならば今後国会で説明するのか、と聞かれたときに、なんと安倍氏は「私は総理大臣ですから」(国会で応ずる)と答えている。

まだ国民の審判も出ていないのに、すでに、引き続き総理大臣になっているのである。

言葉は丁寧だが、本当に、国民を舐めている。

【12日追記】
今、ネット上で話題になっているのは、このとき安倍首相は森友疑惑をそらそうとして「籠池さんは詐欺師ですよ!」と断定したことである。一国の首相が「無罪推定原則」も知らず、法治主義を逸脱していることを自白している。

【さらに追記】毎日新聞デジタルでは、安倍首相が11日夜のテレビ朝日系「報道ステーション」の党首討論で、小学校建設にからむ国の補助金を詐取したなどとして起訴された森友学園前理事長籠池被告人を「詐欺を働く人物」と述べたことに、法曹関係者は「司法の独立を侵す問題発言だ」と批判している、という。
確かに、法務大臣を通じて指揮権を発動出来る地位があるのだからその意味では、前記法治主義違反のみならず、司法の独立も脅かす。






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# by kazuo_okawa | 2017-10-09 17:57 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

7日、ニコ生で党首討論が行われた。
タイムシフト(録画)で冒頭38分くらい見たがそれだけで「偏向」している事が分かる。
(38分しか見なかったのは、そこで、何故か映像中断となったからである。)

登場したのは中野氏(日本のこころ)、松井氏(日本維新)、小池氏(希望)、山口氏(公明)、安倍氏(自民)、そして吉田氏(社民)、志位氏(共産)、枝野氏(立憲民主)である。
自由党は出ていない。
希望に合流したという理屈だろうが、本来なら山本太郎に出てほしかったところである。

さてこの8人の登場時における、ツイートがひどい。
いわゆる自民が「動員」をかけたな、と思えるような内容である。

吉田氏登場の場面では「ただとも」のツイートが並ぶ。
志位氏では、「恣意」「示威」「私意」の揶揄が並ぶ…。
枝野氏登場では、「枝野寝ろ」である。

ところが安倍氏登場では驚く、待ってましたとばかりの「8888…」(ぱちぱち、の意味)が画面に重なるくらいの大量のツイートであり、「かっこええ」など絶賛が相次ぐ。
世論調査の安倍氏評価とは、全く違うのである。

このツイートだけをみれば、この国は「安倍王朝か」と思ってしまう。

これだけでもみるからにアホらしいのであるが、更にテーマの選別もひどい。
本日の選挙の争点は何と、「憲法改正」「外交・安全保障」だという。
何これ!?

今回の選挙の争点は、何と言っても「5年の安倍政治の評価」であろう。
違憲の戦争政策を推し進めながら、一方自分のお友達には行政を歪めて便宜を図る。
つまり、立憲主義違反と法治主義違反である。
従って、「立憲主義の回復」も大きな争点であるはずだ。

更には、今回の解散は、自分勝手の「違憲」の解散である。
モリ・カケ犯罪の「説明責任」も尽くさない。
従って、文書管理・文書開示・説明義務を含めた「行政改革」も争点のはずだ。

ところが、こういった問題には全て蓋をして、「憲法改正」「外交・安全保障」を争点としたのである。
司会は、ヤフー調査に従った、という。

さっそく調べてみると、ヤフー調査は、調査途中である上、しかも次の10項目の選択である。
①憲法改正②外交・安全保障③原発問題④消費税増税・使途⑤経済財政(アベノミクス)
⑥教育⑦少子高齢化⑧雇用⑨地方分権・地方創生⑩その他

この中には、私が先に述べたことは何処にも無い!
つまり、もともと偏った質問をしているわけである。

さらに私が見た38分の中でも、安倍氏はまたしても嘘を述べていた。
「憲法学者の7割が自衛隊を違憲」と述べているから憲法改正をするという。
この事自体が「事実として正しくない」ことは、朝日新聞がファクトチェックで指摘している。

戦争法では憲法学者の意見は聞かなかったくせに、都合の良いときだけ、憲法学者を(それもねじ曲げて持ち出す)…。

まあ、38分見ただけでも、偏向していることが分かるというものである。

総務省は「注意」しなくっちゃ!!



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# by kazuo_okawa | 2017-10-08 10:19 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

大津事件に考える!

大津人権大会の帰路、大津事件の記念地に立ち寄る。

大津事件とは1891年(明治24年)5月11日に日本を訪問中のロシア帝国皇太子・ニコライが、滋賀県大津で警備にあたっていた警察官・津田三蔵に突然斬りつけられ負傷した暗殺未遂事件である。

当時の列強の1つであるロシア帝国の艦隊が神戸港にいる中で事件が発生し、緊迫した状況下で、行政の干渉を受けながらも津田は死刑を免れ無期徒刑となった。これは司法権の独立を維持したとして著名な事件である。

人権大会当日も会場のホテルのコーナーには、大津事件の資料などパネル展示されていた。

司法権の独立を守ったとして名高いが、津田被告人の動機を始め「謎」が多い事件である。

時あたかも、今年ミステリ界では「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」(松岡圭祐著)がヒットした。
これはホームズの帰還の謎や、この大津事件の謎に挑み、伊藤博文とホームズの出会いを絡めて大津事件の謎を解明するという実にスケールの大きいパスティッシュなのだ。

大学時代の知識の他、この著で大津事件に馴染んだのだが、その思いから記念地に足を運んだ。

「司法権の独立!」

明白な憲法違反があっても「統治行為論」の名の下に裁判から逃げる。
しかしそれは。「裁判からの自由」であっても「法的判断からの自由ではない」。
昨日、石川教授の講演にあった言葉である。

無論、統治行為論のみならず、行政に忖度したと感ずる裁判は少なくない、との思いを持つ法曹関係者は多いだろう。

皮肉なことに、今こそ、大津事件の精神、司法権の独立が問われるときなのである。


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# by kazuo_okawa | 2017-10-08 08:35 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

日弁連人権大会2日目の特別講演は、2015年以来の石川健治東大教授である。

- 立憲主義について、同じ平面に乗る、プラットホームに乗ることという。
即ちそれは価値中立的であり、敵はいない。
しかしシュミット流に言えば、立憲主義の考え方そのものへの敵はいる。

法学的国家論、国家法人論、天皇機関説などはすべて同じプラットホームに乗った議論。
しかし戦前それを良くないとした歴史がある。
日弁連は立憲主義・法治主義を前提とする。
従って、立憲主義対非立憲となったとき、日弁は強制加入団体であっても立憲主義を守るという立場を貫いていい。

今回の解散は直感的に誰しもおかしいと思う。
招集権は内閣にあるから、解散権も内閣とするのが据わりがよい。
解散に付きかつての制約説がいつしか総理の専権事項といわれるようになった。つまり独裁的統治の在り方となったが、この独裁的在り方は、安倍の個性的なものか、構造的なものかといえば、実は後者だろう。
それは財政的危機の中で財政面のトップダウンを許す社会的要請から、財政面における立憲主義が揺らいだ。
下部構造が揺らぐ中の、上部構造としての法構造も揺らぐ。

加計問題はお友達スキャンダルではなく、官僚中心財政に穴を開けたもの。
財政面における独裁から、独裁者に人が集まる。それゆえ必然的に起こった。

もう一つ招集権についても、53条に反して2015年は招集せず。2017年は引き延ばして招集してすぐ解散。
これは立憲主義に敵対するものとして、声を上げるべきである。
裁判に持っていっても裁判所は答えてくれない。
しかし統治行為論は、「裁判からの自由」であっても、「法的判断からの自由」ではない。

立憲主義と平和主義は本来仲が悪い。
立憲主義は最後は戦う。西洋では平和主義はメジャーではない。しかし戦後日本では抜き差しならない。
立憲主義はどんな権力もコントロールがついている。民主的な権力でも常にコントロールがついている。

9条加憲論にはコントロールがついていない。そもそもコントロールを考えていない人が提案している。
では現状の9条にコントロールはあるのか。コントロールは無いが、よく効いている。
自衛隊は「例外」ゆえにコントロールが効いている。
加憲はコントロールがない。
コントロールが無く、出来ても現状と比較してどうか。現状の方がよい。

法律家は法と自由を最大の価値観とする。
国家の目的との関係で、立憲主義・法治主義にプライオリティを置く。そして、法・自由を最大の目的とする。

ところが今、非立憲の側から別の目的が出てきた。
法・自由よりも国防を優先するというものである。30年代の日本や北朝鮮も間違いなく国防国家である。国防目的の為に、法・自由をはずしていく。しかし、日本は国防優先で無惨な結末の過去を持っている。その象徴が広島・長崎である。それ故、国防優先には反対すべきである。

ニーチェが次のように述べている。
「怪物と戦うときには心せよ。自らが怪物とならないように」と。
北朝鮮と戦うときに、我々が北朝鮮になってはいけない。

国防優先なら、北朝鮮や戦前の日本となる。
それにブレーキをかけてこそ日本である。

プライオリティを前提としたのとそうでないのとは違う。

日弁連は愚直に、法と自由の価値を訴えていくことである。

我々は何故こういう形を選んだか。法・自由をプライオリティの上位においたか。それは戦後、個を取り戻したから。
それを守るパフォーマンスのよかった憲法を変えるのは慎重であるべし。
法・自由を守るために慎重である必要。
ハードランニングは例えば戦争で日本がひどいことになる。
ソフトランニングを目指す。
それがコントロールをつける意味。
それが法律家の役割でもある。-

日弁連は、とかく「強制加入団体」を理由に政治的発言に批判されがちである。
石川教授の講演は、日弁連へのエールである。

憲法の危機的状況で、日弁連は、市民と共に、石川教授の期待に今こそ応えなければならないだろう。


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# by kazuo_okawa | 2017-10-06 22:09 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)