私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
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将棋朝日オープンの結果を知ろうとして
日本将棋連盟のホームページにアクセスする。
結果は、羽生の優勝であり、さすがに強い!
私が期待した豊島は準決勝で渡辺に敗れた。まだ早すぎたか…。

さてそのホームページを見ていると
2013年の賞金ランキングが発表されており、15年連続トップの羽生が
2位に後退し、1位は渡辺明2冠となっている。

将棋は7大タイトルあるが、その年誰が一番強いのかは、単にタイトルの数だけでは
一概にいえない。
将棋のタイトルの序列は、賞金額や伝統などから
竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖の順といわれているが
棋王、王将、棋聖の3冠をもっていても、竜王、名人の2冠の方が格は上であろう。
とすれば、賞金額がその年のナンバーワンと見ることはおかしくない。
現に、竜王は賞金額は4200万円で棋界最高であり、他の棋戦は公表されていないが、おそらく前述の順だろうといわれているからである。

将棋の棋戦は、タイトル戦以外の棋戦もある上、普通対局料もつくことから
勝ちまくるほど、賞金は増える。
竜王と名人をとれば(他のタイトルはなくとも普通にある程度は勝つだろうから)
賞金額は1億円はいくだろうといわれている。

とまあ色々と述べたが、15年連続賞金額トップを維持してきた羽生は文句なしに
強いのであるが、2013年に渡辺がトップになったというのがしっくりこない。
誤解無いように述べるが、これは、渡辺が強くない、と言っているのではない。
渡辺が、竜王を含む3冠のときは間違いなくナンバーワンであろう。

しかし、渡辺は森内に竜王を奪われ、2013年終了時は
森内が竜王・名人なのであるから、森内こそ2013年の覇者であろう。
とすれば、森内が賞金額トップに成ってもおかしくない。
それが渡辺というのが腑に落ちないのである。

調べてみると、竜王位の賞金は翌年に支払われるそうである。
それ故、森内の竜王位奪取は2013年賞金額に反映されておらず、
一方、渡辺は竜王位失冠しても前年の賞金が支払われているわけである。

ゴルフの賞金王のように、その年の獲得賞金額を総合計するという方がすっきりし、
その1位は、その年活躍した第一人者であることがわかる。
それこそ賞金ランキングの意義である。
つまり実際の賞金支払時期とは別に、対局時を基準にする方がわかりよい。
それを実際の支払い時を基準にするからわかりにくい。

2013年に債権が発生すれば、その回収が2014年でも
2013年の課税対象になるという税法理論からしてもおかしい。

まあ、税法理論を持ち出しても仕方ないですけど…。


【2014年3月4日追記】
「将棋世界」最新号(4月号)の「賞金ランキング」の記事に
竜王戦のタイトル料の支払時期の解説が出ていた。
疑問に思う人がいるからこそ、こういう解説が出ているということであろう。



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# by kazuo_okawa | 2014-02-09 01:48 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
私も属する日本労働弁護団が、派遣法川柳を募集したことは私のブログにも書いた。
全国から、153名、500作の応募があった。
そして、2月7日までに最優秀作などが決定した。

最優秀作は
「名札なく値札つけられ生きる国」である。

名札と値札の言葉を引っかけ、「派遣さん」など名前を呼ばれない派遣労働者の現状を見事に表している。

昨年、大阪で、可視化川柳を募集したときには
「カツ丼」ネタが殺到したのだが、
(私のホームページのコラムをご覧下さい)
派遣法川柳の場合は、そこまでの同一ネタの集中はなくとも
結婚出来ない、ローン組めない、正社員が無くなるなどは幾つも出ている。

入選作もいずれも良くできている。

それでいながら、派遣法川柳入選作などを続けて読んでいて、
面白くも「やがて悲しき」気持ちになってしまう。

無論、この企画はこの川柳を大いに利用して
派遣法の撤廃ないしは抜本的改正を目指すものである。
川柳が見事に表したような、こういう悲しい派遣の社会は無くさねばならない。
その為にこの川柳が役だってほしい。
(詳しくは日本労働弁護団ウエブサイトを、是非ともご覧下さい)

とはいえ、川柳なるものは、本来「権力」を風刺し、笑いとばす方が
似合っているのかもしれない。
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# by kazuo_okawa | 2014-02-08 00:21 | 労働 | Trackback | Comments(0)

鉄腕アトムの指す将棋

数日前の日経新聞朝刊に
「ロボットが将棋を指す」という大変興味深い一面広告が載っていた。
大きな写真が目を引いたが、その内容が大変面白い。

今や、コンピュータ将棋がプロ棋士に匹敵するくらい強くなり
コンピュータ・ソフト対プロ棋士が対戦する「電王戦」は
いまや将棋界人気のイベントである。
しかしコンピュータが指す将棋は、あくまで「情報」にすぎず
それを表現する手段は、2次元の画面上でしかない。
つまり、人間同士の対局のように、立体的に指すわけでない。

前述の一面広告は、それを、ロボットに指させようというので有る。

つまり、ロボットが、実際に将棋盤上の駒をつかみ、動かすというわけである。
言ってみれば、鉄腕アトムが将棋を指すようなものである。

しかし、将棋には、駒をひっくり返す(つまり「成る」)という動作もある。
それを将棋盤の桝目という小さなところに置くわけである。
考えただけでも、かなり高度な技術であることが分かる。

日経の一面広告写真のロボットは機械的なアームが伸びているだけであるが、
やがて鉄腕アトムのように立体的になるかもしれない。

これは丁度、野球のバッティングマシンの発展を思い起こす。
当初、機械的に、金属のアームの回転からボールを投げ出していた時代から、
今日では、マシンのボールが出る箇所に等身大の著名ピッチャーの姿を映し出し
あたかもそのピッチャーが投げているような錯覚を思い起こさせるようになっている。
もっとも、まだこれは2次元の映像であるが、
やがて、3次元的なリアル人形になるかもしれない。

将棋も同じである。
そのロボットが、単に機械的な操作をするだけの状態から、
ロボット自身が、徐々に、実像の棋士のように「リアル」になることは十分に想像出来る。

未来に向けて、大変、夢のある広告である。

もしも、そのロボットの「完全リアル化」に成功すれば、
「羽生三冠王ロボット」「森内竜王・名人ロボット」と対戦出来るかもしれない。

いやあ、想像しただけで、大変楽しいですね。

案外、一番人気は「ひふみん(加藤一二三九段)ロボット」の
「空咳」「空打ち」「背後回り」のオプション付きだったりして…。
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# by kazuo_okawa | 2014-02-06 22:43 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
冬季オリンピックの開催が近い。
始まればマスコミはオリンピック報道一色となり
「ニッポン」「ニッポン」いや
「ジャパン」「ジャパン」と鼓舞されるに違いない。

スポーツファンは楽しめばいいだろうが
こういうときに肝心の重要なニュースがかき消される可能性がある。

そう思っている矢先、安倍首相は、国会でしきりに
「憲法改正」に言及している。
危険である。
このさき益々、安倍首相の暴走を注視し、批判し続けねばならない。

さて、先の国会で成立した憲法違反の特定秘密保護法。
私達は、廃止を求めて更に頑張ります。

下記の通り集会のご案内をします。

ソチ・オリンピックの最中ですが、
オリンピックよりも安倍暴走阻止を!

       記

集会・秘密保護法廃止へ向けて

特定秘密の保護に関する法律( 以下「秘密保護法」という。) は、多数の国民が法案に反対、あるいは、慎重審議を求める声を挙げる中、十分な審議がなされないまま、昨年1 2 月6 日午後1 1 時すぎ、与党が採決を強行し、残念ながら、成立してしまいました。しかし、憲法上の知る権利を侵害し、国民主権の基盤を害する法律をこのまま放置することはできません。大阪弁護士会は、今後とも弛むことなく秘密保護法の施行に反対し、同法の廃止を求める運動を継続したいと考えます。
秘密保護法を廃止に追い込むため、皆様とともにこの間の運動を振り返り今後どのように運動を進めていくのかなどについて意見交換させていただきたいと思います。
ご多用とは存じますが、多数ご参加いただきますようお願いします。

日時 2月13日(木)午後6時30分開始(8時30分終了)
会場 大阪弁護士会館・10階1001・1002会議室
入場料無料
◆主催 大阪弁護士会
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# by kazuo_okawa | 2014-02-05 23:02 | Trackback | Comments(0)

「将棋世界」最新号(2月号)に、今期王将戦第1局の解説が出ている。
タイトルホルダー渡辺明王将に羽生3冠が挑戦している注目の第1局である。

戦型が注目され、羽生が後手番矢倉を選択したことが興味深く
遠く名人戦を睨んでいるのだろう、と私は推測しているが
それはもとより、この王将戦が両棋士の「将棋観」の闘いであることも興味深く
「将棋世界」の解説を読んで、なお、その思いを強くした。

渡辺明はリアリストである。
徹底的に合理的に考える。
その合理主義思想は私には気持ちいいくらいである。
「先手良し」或いは「先手悪し」として評価が定まっているところを
あえて研究するのは効率が悪い。
時間をかけて研究しても、結局は従来通りの結論に終わることが多い。
それよりも結論の出ていないところを研究した方が効率的である。
思い切り大胆に要約すると、これが渡辺の手法である。

一方の、羽生は、結論の出ているところもあえてその「不利の側」を持つ。
この第1局も不利といわれる後手番矢倉を採用しつつ、決して、「不利の評価」に
納得していなかったことが、この「将棋世界」の解説を読んで分かる。
まさしく羽生はロマンチスト、というわけである。
こちらもいい。

こういう対局観の違う棋士同士の激突は大変面白い。

将棋史をひもとけば
かつては米長邦雄対加藤一二三はドル箱カードの一つであった。
ベビーフェイス米長は、運、ツキ、流れというものを重視する。
相手が仕掛けてきたときに「逃げるようでは男でない。
そんな男には、勝利の女神はそっぽを向く」と受けて立つ。
一方、ヒール加藤は、棒銀一筋のように盤上の最善手を目指す。
こういう将棋観の違いが、両者のキャラクターの違いとともに
その激突をドル箱カードの一つにした。

リアリスト渡辺対ロマンチスト羽生の闘いは間違いなく
現代のドル箱カードの一つである。

どちらを贔屓するというのではない。
対局そのものが大変興味深いのである。
王将戦。
この先も楽しみである。
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# by kazuo_okawa | 2014-02-04 22:57 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
2014年1月28日に、和歌山・人権研究所の
人権啓発研究集会に招かれて
「戸籍と差別」というテーマで講演をしてきた。

そこでも述べたのだが
戸籍法は、我々、法律家としては、大変不思議な法律である。
通常、法律は、その第1条にその法律の目的を書いているのが普通である。
例えば、何かの福祉政策を行うときに、それを実現するために
別途、何らかの「登録システム」を作る。
そのときの登録システムの法律の、冒頭第1条には何のための登録システムかという
法目的が書かれる。
これが普通である。

しかし、戸籍法にはその法的がない。
つまり、最初に、登録ありきなのである。
何かのために登録するのではなく、先に広く網をかけているのである。

そのくせ、戸籍情報は、本籍地、生年月日、結婚、離婚、子どもの有無など
高度なプライバシー情報を含んでいる。
そして戸籍情報を元にした、いわれ無き差別も後を絶たず
国籍差別、部落差別、非嫡出子差別その他枚挙にいとまがない。

結婚や就職に際してのいわゆる身元調査も後を絶たず
結婚差別や就職差別により、悲惨な結果を生じたことも少なくない。

戸籍そのものは、単に情報にすぎないとしても、
戸籍を手がかりにした差別が存する以上、差別を助長していることは間違いない。

しかも、本来、情報はその個人のものである。

無論、福祉目的に沿ってその実現の為の登録システムを作る必要があるなら
その福祉目的毎に登録システムを作ればよい。
現に諸外国は、そうである。

広く一般的に登録をするという日本の戸籍制度のようなシステムをもった国は無い。

ならば、差別を助長するに過ぎない「戸籍」自体が果たして本当に必要なのかどうか
基本的な議論がなされるべきであろう。

すでに存在しているから、必要性があると考えてはならない。
むしろ、その弊害とともに、真に必要なのかどうかこそ考えるべきであろう。

しかしだからといって長年馴染んだ戸籍制度をいきなり無くすのは
なかなか容易ではないだろう。
一方で、戸籍が差別を助長する。
そこで、近時、市区町村が取り入れている手法が「本人通知制度」である。

この「本人通知制度」とは、市区町村が、住民票の写しや戸籍謄本などを、
代理人や第三者に交付した場合に、希望する本人(事前に市区町村への登録が必要)に
交付したことを知らせる制度である。
この本人通知制度の目的は、
第三者の不正請求及び不正取得の防止(不正請求の早期発見につながり、個人情報の不正利用防止や事実関係の早期究明が期待できる)および
不正請求の抑止(不正が発覚する可能性が高まることから、不正請求を躊躇させる)にある。

ところがこの本人通知制度に対して、私が属する「日弁連」が反対している。
基本的人権を守る立場にある日弁連のこの態度は残念でならない。
日弁連曰く、強制執行の妨げになる、遺言書を密かに作れない、というのが理由である。

確かに、債務者に対する強制執行(相手の財産を裁判所を通じて差押えすること)を
するときに、裁判所に提出する戸籍謄本などを添付書類としてつける。
ことき債務者が、自分の戸籍を取られたことを知って強制執行を予測し、
財産隠しをすればどうなるのかというわけである。
この「本人通知制度」があるために、せっかくの強制執行が空振りに終わった、というのである。
しかし考えても見てほしい。
こんなのは、本人に知らせる時期をずらせばいいだけの話である。
それだけで、両者の利益(差別の防止と強制執行という権利の実現)は共に守れる。
何で、両方の利益を守ろうとしないのか不思議である。

日弁連のもう一つの理由は、遺言書を密かに作れない、というものである。
例えば、公正証書遺言を作ろうとして、公証人から、戸籍謄本を出すようにといわれ
提出した。
そのとき、例えば「本人通知制度」で戸籍を取られたことを知った子ども達の一人が、
「お父さん、何で、僕の戸籍取ったの」と聞かれて
これでは、こっそりと遺言書を作ることができない、というわけである。
しかし、これ、どう思います。
普通に、子どもに聞かれても「相続人を確認した」と最低限の事だけ説明すれば良いでしょう。
遺言の中身まで言う必要は無いのですから。
それが何で困るのでしょうか。
こんな「こっそりと遺言書をつくる」ことまで保護する必要はありますか。

日弁連の反対意見はとうてい理由に成っていないと思える。

【2014年11月19日追記】
東京の指宿昭一弁護士からの連絡に寄れば、村越進日弁連会長は
「本人通知制度に反対の立場でなく、職務上請求用紙の不正使用には日弁連としても憂慮している」と述べたという。
2009年8月7日付け日弁連申入書は「本人通知制度に反対していない」とは読みにくいが、日弁連会長が前述のような、意見を示したことは前進である。



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# by kazuo_okawa | 2014-02-03 22:44 | 情報・プライバシー | Trackback | Comments(1)
無所属市民派の豊中市会議員である木村真氏の集まりに参加する。
私自身、豊中市民である。

集まりの名称は、木村真を支えるのではなく、木村氏と共に、豊中を変えていこうとの
思いが込められている。
一般論として、市議会議員に対してとかく、陳情し、お任せする市民がいるが
お任せ主義ではなくて「共に」豊中を変えていこう、というメッセージである。

私は、木村真氏を、ずっと応援している。
彼は、真に市民の立場で頑張っている、数少ない無所属市民派議員である。
弱者の立場に立った人権感覚や、その行動力は素晴らしく、共感を覚える。

本日の会合に集まった人たちも、介護支援、野宿者支援その他
色々なところで頑張っている人たちばかりである。

それらの人たちが色々とアピールする。

いずれも興味深いが、木村氏の次の報告が印象に残った。

豊中では近く、市長選が行われるが、合わせて、補欠選挙も行われる。
この補欠選挙は、公明党議員の死亡にともなうもので
普通なら、公明党議員が後任候補者を立てそうなものであるが
実は、自民議員に一本化し、公明は候補者を立てないという。
この通り進むなら、公明が自民に、言わば「貸し」を作ることになるわけである。

以上は、木村氏の報告の一こまであるが、
では水面下で、自公の間で、何が行われたのか。

今、安倍自民党の暴走を、公明は何らチェックしえていない。
公明の支持者からは、安倍暴走に不満も出ていると聞く。
そこで、公明は何らかの存在意義を示す必要がある。
一方、自民は連立の相手として、「みんな」「維新」も視野に入れているので
連立相手としての公明は、なおさらその存在感を示す必要もある。

仮説は色々と立てられるが、いずれも想像でしかない。
しかし、公明が、公明ポストを自民に譲った事は間違いない。
繰り返すが、そこから先は想像でしかない。
と同時に表面から見える現象の裏に何があるのかを
常に考えていかねばならない。

そして、安倍自民党をこのまま好き放題にさせてはいけない。

とまあ親しい仲間とあれやこれや語り合い、過ごした一日でした。

木村氏とともに、豊中を変えるべく、共に、頑張りたい。

【4月16日追記】
4月20日(日)投票予定の市議会議員補欠選挙の候補者は3氏。
木村氏の予想通り、自民、共産、無所属が立ち
公明は候補者を立てなかった。
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# by kazuo_okawa | 2014-02-02 23:25 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)