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by kazuo_okawa

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今朝の朝日新聞朝刊に興味深い記事が掲載されていた。
司法制度改革の目玉として、2004年にスタートした法科大学院が逆風にさらされている、というものである。弁護士など法曹資格をとっても職がないなどのイメージが広がったこともあり、ピーク時74校からすると、競争に敗れた半数近い大学院が退場を余儀なくされたと報じている。

以上がおよその内容であるが、広く合格者を増やすことで「法曹の質は上がる」と言われた法曹人口増大策であったが、むしろ優秀な人材はかえって法曹界を敬遠していった、とみられる。
仮にも三権の一翼を担う司法の人材育成策としてこれでよいのかと思われるのである。

さてこの記事自体は正しいが、この事実自体は我々法曹界にはかねてより知られたことであり、しかも、この記事が本日掲載される理由はどこにもない。

では何故今頃掲載されたのか?!

普通に読めば、法科大学院を例にとって、規制緩和という政府の政策の誤りを正した記事とも読める。
そして、今なお、新設4条件に該当したのかどうかわからない、加計学園の獣医学部新設について間接的に批判しているとも読めるだろう。

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by kazuo_okawa | 2017-07-31 19:11 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
「自民もひどいが野党民進党もひどい。」と批判し、「健全な野党第一党の出現を待つ」とまるで評論家のように言う人がいる。
こういう「自民も民進も、どっちもどっちだ」という批判は、結局、政治への失望を生み、「現状維持」に働くものでしか無い。

民進党への批判として、保守とリベラルの野合、民主党政権時代の失望、批判ばかりで対案がない、足の引っ張り合い、そして代表の二重国籍問題などが上げられる。

しかしもしもあなたが、いわゆる「99%」の側なら、先の批判のどれをとっても安倍政権の方がひどいと言えるだろう。

まず「野合」については自民も同じである上、公明との連立を考えるとこちらの「野合」の方がひどすぎる。
民主党政権時代の失望は、確かにその通りである。これはこれで批判されなければならない。しかし政策的には自民時代と比較してどうだったのか。小沢・鳩山政権の目指したものは確かに実現できなかったが、アメリカ・官僚・マスコミなど圧力の中で、「失望させた」真の責任者は誰なのかを冷静に分析しなければならない。無論、そして小沢・鳩山らが出ていかざるえをえなくなった意味も…。
さらには、批判ばかりというが、例えば戦争法には、反対以外の何物でも無く対案の示しようはない。
「足の引っ張り合い」については確かによくない。大きな観点から考えているのだろうか、とその政治的センスは疑う。しかし、党内で「異論」が出ること自体は悪くないだろう。支持率の落ちてきた今でこそ自民内にも安倍批判は出てきたが「安倍一強」と言われた時期には誰も声を上げなかった。2016年9月安倍首相が所信表明演説のなかで、自衛官や警察官に対して起立して拍手することを促したことに対して、自民議員が安倍首相指示の通り起立して拍手した気持ち悪さを多くの国民は覚えているだろう。まるで「将軍様」の国のように…。そうであれば、この安倍自民よりも、まだしもましである。
そして「二重国籍」問題。蓮舫氏には故意があるとは到底思えず、もしも問題があるとすえば選挙民に対して知らせるべき情報が欠けていたというくらいの問題にすぎない。一方、安倍首相は(今なお臨時国会を開かない憲法違反を続けているように)戦争法その他公然と憲法違反を続けている。蓮舫氏の二重国籍問題と、安倍首相の憲法違反を比較すると、質量ともに比べようのないくらい安倍首相がひどすぎる。

念のため述べるが私は今の民進党に問題ない、と言っているのではない。
民主党(民進党)関係者では、小沢・鳩山ら出ていったメンバーの方にむしろシンパシーを感じている政治家が多い。
そうであっても、民進党は今の自民よりも、比較のしようがないくらいまだましだと言っているのである。

どうぞ「自民もひどいが野党民進党もひどい。」「健全な野党第一党の出現を待つ」といったまるで他人事のような言説にのせられないでほしい。

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by kazuo_okawa | 2017-07-30 14:33 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

「声」へ投書!

加計学園の獣医学部新設を巡る議論などで安倍首相が「岩盤規制」という言葉を使うたびに腹立たしさを覚えるので、先日、朝日新聞声の欄に安倍批判の投書をしましたところ、本日の朝刊に掲載されました。
7月29日朝日新聞をお読みいただければ幸いです。


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by kazuo_okawa | 2017-07-29 10:34 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
森友学園問題を風化させないためにも、これを繰り返し追求しなければなりません。
地元、豊中で下記の通り集会が行われます。
下記にその案内を貼り付けました。
どうぞ、奮ってご参加ください。

とことん追求!!森友学園問題!
6月19日から20日にかけて、大阪地検が森友学園・籠池前理事長宅などを強制捜査しました。幼稚園運営補助金を不正に受給した詐欺罪とのことで、安倍政権にとって「森友学園問題」はこれにて一件落着としたいところでしょうが、強制捜査しなければならないのはタダ同然で国有地を売り払った財務省です。
2月8日、国を相手に国有地の売却価格の開示を求める裁判を起こしたことをきっかけに問題が明らかになり、次々と出てくる疑惑の数々、それらはもはや疑惑ではなく確証と言えるものですが、しかるべき人たちに責任を認めさせるにはいたっていません。
でも、私たちはあきらめません。政治の私物化・横暴化は民主主義に反するもの、とことん追及します。そこで、「森友学園問題」の現状を共有し、責任をとらせる道筋を明らかにする集会を開催します。ぜひ、ご参加ください!!
◆ 日 時 8月4日(金)
      19:00~21:00(18:30 開場)
◆ 会 場 アクア文化ホール
     (豊中市立文化芸術センター中ホール)
     (阪急「曽根」駅から東へ徒歩3分)
◆ 内 容
<経過報告>  山本いっとく・豊中市議(日本共産党)
<パネルディスカッション>  菅野 完さん(著述家)
 宮本岳志さん(衆議院議員・日本共産党)
 福島瑞穂さん(参議院議員・社会民主党)
 杉尾秀哉さん(参議院議員・民進党)
    コーディネーター  木村 真・豊中市議(無所属)
<まとめと今後の方針>  熊野いそ・豊中市議(無所属)
◆ 参加費 500円(障がい者・介助者、大学生以下 無料)
◆ 主 催 森友学園問題を考える会
     連絡先 TEL/FAX 06-6844-2280

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by kazuo_okawa | 2017-07-28 19:30 | Trackback | Comments(0)

王位戦!菅井2連勝!

羽生王位に挑戦する菅井竜也七段が7番勝負を2連勝という好スタートをきった。

今の将棋界は世代的に見たとき、依然として羽生三冠が強いが、佐藤天彦名人は、糸谷、稲葉らと共に88年生まれの同世代であり、本来はここが中核となるべき世代である。(豊島は彼らより若いがほぼ同世代だろう)

藤井新四段の連勝をストップした佐々木勇気五段が「我々の世代の意地を見せたかった」という、その佐々木は94年生まれである。
この世代も有望である。

そして菅井。
菅井は、永瀬と共に92年生まれである。
久保・菅井コンビと鈴木・永瀬コンビと何かと比較される為、菅井・永瀬は互いに意識しているだろう。
菅井世代は、天彦世代と佐々木世代の間なのである。
世代間の対抗意識も強まる中、更に永瀬が先にタイトル挑戦者となった。
藤井の活躍による刺激もあるだろう。
菅井にとってこれほど奮起する材料はない。

2連勝により、これで菅井のタイトル奪取の可能性は大きくなった。

とはいえ、相手は何せ羽生である。
かつて大山がタイトル戦で最初2連敗しても、結局は大山が防衛するという、当たり前の風景があった。
羽生もそうなるのかもしれない。

王位戦、これからがますます楽しみである。



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by kazuo_okawa | 2017-07-27 23:50 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
本日のNHK6時10分の関西版ニュース及び7時の全国版ニュースで、近畿財務局が森友学園籠池理事長の言い値で売却代金を決めたという画期的なニュースが流れた。

この売却値についての交渉過程については「記録はない」との一点張りで佐川理財局長が終始不誠実な答弁をしたことは知られているが(そしてその後国税庁長官に栄転したため大いに批判されている)、NHKは関係者に取材を重ねて次の事実が分かったという。
2016年3月24日に森友学園側弁護士は近畿財務局と豊中国有地の売却交渉をした。そのとき、近畿財務局側は、「幾らなら支払えるのか」と問いただしたという。
学園側弁護士は「1億6000万円までなら買える」と答えた。
一方近畿財務局側は、土壌改良費で国が1億3200万円負担予定であるから、これを上回る価格でないと売れないと答えたという。

そして実際の売却価格は両者の間の1億3400万円。
つまりは近畿財務局が森友学園籠池理事長の言い値で売却代金を決めたということである。

大阪地検特捜部は、この詳しい経過を調べているという。

NHKの担当記者が、地道な取材を重ねたところが素晴らしい。
アッキード事件を風化させないためにも、ぜひ、他紙も追いかけてほしい。


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by kazuo_okawa | 2017-07-26 19:18 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

24日の閉会中審査で、安倍首相は、加計学園疑惑について、「学生時代からの友人だが、働きかけや依頼は全くなかった」と全面否定してる。
相も変わらず、客観的な文書は示さず、そういう調査を具体的に指示するわけでなく、言葉だけの説明に終始している。
むしろ野党の側の「始めに加計ありき」の文書の存在が明らかになった。
さらには、加計の申請を本年1月20日に知ったというのであるから何おか言わんやである。

これではおよそ「ひとつ一つの疑惑に真摯に説明し、丁寧な説明をしていく」という言葉とは裏腹だが、おそらくこれで国民をごまかせると思っているのであろう。

新聞記事によれば、安倍首相は「何か頼まれてご馳走されたことは一切ない」と述べたという。

「何か頼まれたことはない」と言い切るわけでなく、「ご馳走されたことは一切ない」でもないのである。
あくまで「何か頼まれてご馳走されたことは一切ない」というのである。

「何か頼まれたことはある」し「ご馳走されたことはある」ということだろう。

これで、一方で「李下に冠を正さず」なんて事も言ってるのですからね。

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by kazuo_okawa | 2017-07-25 00:31 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

朝日新聞夕刊に女優黒木瞳氏の連載エッセイがあるのだが、先週何気なく見ていると、その連載エッセイの見出しが「大人な羽生さん、カッコいい」というので、思わず目を引いた。
内容は、藤井聡太四段に非公式戦ながら敗れた羽生三冠の敗者のインタビューが潔いとして、羽生を大人として称えているものだ。
いやあ、女優のエッセイにまで将棋のことが取り上げられるのというは将棋ファンとして大変嬉しい。

棋界の第一人者羽生は世間によく知られている。
そして藤井聡太の快進撃と、その藤井が非公式戦ながら羽生を破ったことは広く報じられ、それゆえにそのことは広く知られているということだろう。
そして藤井の特集番組で、羽生のインタビューが取り上げられる。
主役藤井よりも、敗者羽生のその潔い言葉に大人のカッコよさを感ずると、黒木氏が述べているのである。

黒木瞳氏は(お連れ合いが将棋ファンらしく)自身はそれほど将棋に詳しくは無いようだが、実は羽生が対藤井非公式戦第2局では「勝負の鬼」となったことを知ればどのような感想を持たれるだろうか。

或いは、羽生は相手の得意戦型に飛び込むことや、相手がひどいミスをして羽生が勝ったときは(つまらない将棋になったと悲しむかのように)厳しい顔をすることといった伝説を知れば、黒木氏はどう思うだろうか。
おそらく、更に羽生のカッコよさに惹かれるだろう。

いやあ、実際にカッコいいのであるが…。
だからこそ、棋界の第一人者なのだろうが。



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by kazuo_okawa | 2017-07-24 00:32 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
森友学園、加計学園、共謀罪など安倍首相の「政治の私物化」は目に余る。

安倍首相に近しいものには便宜を図る。
忠誠を尽くした谷氏や佐川理財局長は栄転。
一方、加計学園の前川潰しや、アキバにおける「こんな人たち」発言など批判する国民には敵意をむき出しにする。
あまりにも露骨な「政治の私物化」と言わざるをえない。

そもそも、本来政治は、憲法の精神を実現するためにあるはずだ。
憲法は私達主権者がこういう国つくりをしたい、として取り決めたもの。
政治はこれを実現するものでなければならない。
憲法13条の実現、全ての国民が、平和のうちに、幸福に生きる権利が実現される社会の実現こそ、政治の役割である。
もっとひらたく言えば、「個人の尊厳」が実現されなければならない。
そこで真の意味での憲法の理念の実現するために、私たちはこれを「リスペクトの政治」と呼び、具体的には特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法案の廃止を目指して、「リスペクトの政治を作る大阪弁護士有志の会」を立ち上げた。

その「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」が
7月24日午後7時から梅田ヨドバシカメラ前で街頭宣伝をします。

私も終わりの方で発言する予定です。

皆さん、ぜひ、7・24午後7時、梅田ヨドバシカメラ前へご参集ください。

【追記】
一番いい場所で出来るかどうかは不明ですので、場所にはご注意下さい。

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by kazuo_okawa | 2017-07-23 00:20 | Trackback | Comments(0)

A級順位戦第2局。互いに初戦を制した者同士の対局である。
夜遅く帰宅して、寝る前に、連盟アプリにアクセスする。
角換わりの実に面白い将棋である。

中盤は「羽生持ち」という解説の中、豊島の素晴らしい手が炸裂する。
77手目の角切り!95手目の歩頭の44銀!
素人目にも驚くのだが、解説を読んでいると、プロでも気付かないというのであるから素晴らしい。
こういうのが観戦将棋(いわゆる「見る将」派)の醍醐味ですね。

解説畠山鎮七段の「互いに意表を突こうという応酬」というのが、何とも言えず良い。

豊島八段は、かつての「序盤、中盤、終盤、隙がない」から、隙の無さをを維持したまま、明らかに鋭く踏み込む将棋にモデルチェンジしただろう。

これで、羽生三冠という難敵を破って2連勝!

いやあ、何というか、実に楽しみである。


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by kazuo_okawa | 2017-07-22 01:47 | 将棋 | Trackback | Comments(0)