私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

<   2016年 09月 ( 28 )   > この月の画像一覧

週刊金曜日最新号(9月30日号)の
原一男の「根堀り葉堀りホンネ掘りインタビュー」が面白い。

相手は三宅洋平!

その見出しだけ上げると、
「三宅洋平さん、あなたは安倍昭恵さんに取り込まれてしまったの?」
「僕が取り込んだ可能性もありますよ?
昭恵さんが現場の抑止力になるかもしれないと思った」

「圧倒的多数の無関心層に絶望はしませんか?」
「無関心層を批判するのは、売れないのを世の中のせいにするミュージシャンと同じ」

…そして原一男のまとめ。
「グローバルな視点を持ち得ていることこそ三宅洋平の真骨頂」

実は、私、先の参議院選挙でその活動と政治姿勢に共感を覚えて
三宅洋平の団体NAUに参加しています。

NAUって何!

日本アーティスト有識者です。

「ええっ!大川さんが、ア、アーティスト!?」

まあ、そう言わんと!

以下、拡散を期待して三宅洋平のメッセージ。

「果たして、改憲を食い止めることはできるのか?
ということも重要ですが、
何よりこの機会に僕ら自身が「憲法」と「立憲主義」について
ある種の「エモーション」を獲得することができれば、
戦争や権力、商業主義の暴走から人々を守ることができる
理論的な武装になり得ます。

調べていてつくづく思わされたことは、
自由や平等がどうにも当たり前でない時代が、
かつて何度もあったという苦労が、
憲法の精神には宿っている、という部分。

引き続き、皆さまの積極的な発信と拡散を期待しています。
ある種のNET STORM(ネット上の嵐)を引き起こすと、
その情報や主張の持つ政治的意味合いを引き上げることができます。

NAUが製作している各種の動画コンテンツも、
原則、拡散ができる設定になっているので、
ぜひ、タイミングを見計らってシェアしてみてください。」

立憲主義が破壊されている今
護憲の為に、やれることは何でもしたい。
皆さんも是非…。



.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-30 22:41 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
サンマーク出版の表題の著が売れているという。

著者は科学者にして、「霊能者」。
大学でも教鞭をとっているという。
心理学・統計学の視点と、自身の「霊能力」の視点をあわせた今までにない解説が好評をえている、という。

まあ、これだけでも相当に怪しいが、阪急電車でみた同書の広告のうたい文句の一つが私には引っ掛かった。
「神社に参拝すれば幸福になる」!

著者によれば「神社参拝回数」「年収」「幸福度」を調べてみたという。
そうすると、神社参拝回数の多いものは、年収、幸福度も高く、したがって、神社に参拝すれば年収も増え幸福になるというのである。

あきれてものが言えません。

こういう調査自体が正しいかどうかは検証のしようがない。
その問題点はさておいて、仮に「神社参拝回数の多いものは、年収、幸福度も高く」という調査が正しいとしよう。
しかし、それは単に「相関関係」を示すものでしかない。

前者(神社参拝回数の多いもの)によって、後者(年収、幸福度も高く)が導かれるという「因果関係」は何ら立証されていないのである。

つまり、因果関係は逆かもしれない。
年収、幸福度も高いものが、神社参拝回数が多いのかもしれないのである。
或いは、もっと別に原因があるかもしれない。

このように「相関関係」と「因果関係」を誤る、というのは統計学上の初歩的なミスである。

こういう初歩的な(繰り返すが初歩的な誤りである)統計学的誤りを堂々と電車広告にのせながら、「理科系」というのであるから驚く。

まあ、問題は、何ら疑いなく、無批判に信ずる市民が問題なのだろう。

【追記】
こういうことを書くと、私は、神社参拝そのものを全否定しているように取る人もいる。
神社のある種の「ブラシーボ効果」は、私は否定していないので、念のため。



.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-29 22:27 | パズル・統計・数学 | Trackback | Comments(0)

「安倍王朝」へ!

尊敬する小林節慶応大学名誉教授の講演の一節に次の下りがある。
「このままでは我が国は『金王朝』ならぬ、『安倍王朝』になる!」

いうまでもなく『金王朝』とは隣国の反人権・反民主国家のことである。

安倍氏も、インチキ選挙制度のもと、「世襲」で権力を握り、「法治主義」ならぬ「人治主義」、そして反立憲主義。
このままいけば『安倍王朝』になる!と、小林氏が我が国の危機をわかりやすく表現したものだ。

さて27日に開かれた国会の安倍氏の所信表明演説。
<「現場では夜を徹して、そして今この瞬間も海上保安庁、警察、自衛隊の諸君が任務に当たっています。彼らに対し、今この場所から、心からの敬意を表そうではありませんか」と呼びかけ、自ら拍手。これに呼応するように、自民議員らが起立して大きな拍手が沸き起こった、という。>

これほど気持ち悪いことはない。

ウルトラ右翼が心情を同じくする安倍首相を支持するのはわかる。

しかし、「自由」を尊ぶ(はずの)良心的保守派の人たちが、こんなにも気持ち悪い安倍氏を心底支持しているとは思えない。
いや、ぜひ強く批判してほしい。



.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-28 19:28 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

羽生王位、防衛!

先にカド番に追い込みながら、第6局で勝ちきれなかった時に、羽生王位防衛と私は確信したものである。
現にその通りとなった。

しかも木村は研究してきたであろうに、羽生の危なげ無い勝利である。

こういう勝利を見ると、一体、何がどう違うのか、と思ってしまう。

木村の実力からして、タイトルの一つはとってもおかしくない。
しかも、挑戦数は多いのにとれない。

これは一体何故なのか。
誰とは言わないが「木村さんは『八段』で、『王位』とはいいにくいなあ」といっていたプロ棋士もいる。
解説の面白さはトップクラスといってよい定評があるが、一方、聞き手の女流棋士とのやりとりに、解説者としてはともかく、タイトルホルダーならばその格に似合わないと思う時がある。
何か実力以外に、「この人なら当然タイトルホルダー」という回りの空気が必要だと、私はいつも思うのである。

こういうことを考える面白みも、観戦将棋の醍醐味であろう。

羽生は、本日、当たり前のように46歳の誕生日を自ら祝った。
いやあ、何というか、凄すぎる。


.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-27 23:50 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
NEWSポストセブンや映画『ヤクザと憲法』などで「ヤクザ家族が不利益を被っている」ことが報じられている。
それを端的に示したのが表題の問いである。

親が暴力団員だからといって、子どもが幼稚園に入園することを拒否することは法的に問題ないのだろうか。

弁護士ドットコムから取材を受け、それに答えたのだが、少ない枚数で答えるには難しい問題である。

第一に、暴対法などの暴力団規制法体系自体に、規制範囲が大きく、かつ規制対象があいまいで憲法上の疑義がある。
第二に、そういう法体系を是認したとしても、親と子供は別人格であり、子供の人権は最大限尊重されなければならない。
第三に、しかし自由主義のもとでは、契約をする、しないは基本的に自由であり、一定の場合にのみ規制される。
第四に、そもそも暴力団規制は、政策的に、辞めた元暴力団員を社会で受け入れる体制作りを共にしないとすすまない。

以上の問題がからみあっており、少ない枚数で答えるにはなかなかに難しいのである。

ドットコムを検索し、是非、ご覧ください。


.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-26 18:02 | 法律相談・法律の話題から | Trackback | Comments(0)

男女トリック!

京大ミステリ研ではもう少し下品な呼び方をしていたが…。
要するに、叙述トリックの一ジャンルで、読者に「女性と思わせていたが実は男性」
或いはその逆のパターンが真相というトリックである。

女性ならではの「らしい」行動、
或いは男性ならではの「らしい」行動、
或いはそのように思わせる叙述…。
それがある種の盲点になり、絶対にありえない、という不可能事象が生ずる。

一見、不可思議である。
しかし、真相は「男女」を錯覚させた叙述トリックだったというわけである。

何故こういう話題を取り上げたたかというと、先日、弁護士の集まりで、「○○弁護士は男性ですよ」と知らされて驚いたからだ。
え、ええっ、!!

いや、本当に驚いたのです。
その弁護士は、外見上も、ブログなどを見ても「女性弁護士」である。
真相を聞かされて、う~ん、とうなってしまった。

男女トリックは、今日の観点からすれば、批判されるべきかもしれない。

なぜなら、男性は「男性らしく」、女性は「女性らしく」行動する、という前提があるからである。
それゆえの叙述トリックだが、LGBTが普通に社会に受容されていけば、男女トリックはそれほど意外性のあるトリックにならないのかもしれない。

私の好きな叙述トリックなんですけれどもねえ…。

いやあ、いろいろと考えさせられました。




.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-25 18:44 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

理髪店で考えた!

またまた「忘れられる権利」である。

事務所からそう遠くない場所にある理髪店に行く。
メンバーカードを渡し、スタッフは「いつもの通りですね」と確認する。
それに答えて、椅子に座り、あとは「半眠」状態に入る。

そう、私がどういう注文するかは、最初の時に細かく聞かれている。
どこを、どのようにカットするかとか、整髪料はどうするとか色々…。
そしてそれはその理髪店のコンピュータにインプットされている。
それゆえスタッフが入れ替わっても同じことを聞かれることはない。
コンピュータによる情報管理は便利なものである。

人の記憶に頼っていただけではこうはいかないだろう。

ひょっとすればその「情報」には、「すぐ寝る」とか「お喋り」とか、客の知らない情報も書き込まれているかも知れない…。

…しかし、そのコンピュータ管理が間違った情報だったら…。
その問題は、顔認証万引き防止システムの「冤罪」について以前述べた。

しかし誤った情報でなくとも、忘れてほしいことはあるだろう。
コンピュータ情報で言えば「削除してほしい」情報である。
例えば、高校時代に、遊び心で、あるいは出来心で「万引き」したが、その後は立派な社会人になっている。そんなケースもあるに違いない。
過去の嫌なことは忘れてほしいものである。
それが人間というものだろう。
忘れてほしい…。
(情報を削除してほしい…)
忘れられることを『権利』として認めてほしい。

しかし『忘れられる権利』が認められるのかどうか判例は分かれている。
東京高裁平成28年7月12日決定はそれを否定した。

理髪店で「半眠」状態でぼんやりと考えた。

…さぞかし東京高裁裁判官は、「忘れてほしい過去など何一つない」きっと高潔な人たちばかりに違いない。



.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-24 20:37 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
シャーロック・ホームズ・クラブの会員である飯島一次氏の新作を読む。
室町小町シリーズ最新作である。

帯に「天才浮世絵師はどこに消えた!?」とあり、そして目次をみれば最終章に「写楽の正体」とある。
「室町小町」と呼ばれる美人の「安楽椅子探偵」お雪が、ミステリファンならご存知の有名な謎、東洲斎写楽の真相に迫る、ということがわかる。

これだけでまず引き込まれる。

お雪・お虎のコンビは、ホームズ・ワトスンコンビを思わすが、冒頭の、(お雪の)「語られざる事件」がシャーロキアンにはニヤリとさせる。

「…ほら、祝言の日に花嫁が姿を消したとか、後添えが子供の落書きに震え上がったとか…」
…笑ってしまいますよね。

文体は読みやすく、すいすいと読める。
そして写楽の謎。
「写楽」といえばファンにはお馴染みのミステリ作家が色々な形で取り組んでいる。
飯島氏はそれを知ったうえで、かつ、「通説」も知ったうえでストーリーを運んでいる。
にくいですね。
(通説を知っている人には、興味深い記述があります)
そして見事な結論である。

ミステリファン、写楽ファンにお勧めです。
是非お読み下さい。



.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-23 23:00 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
伊藤真弁護士の主催する「伊藤塾」の司法試験合格祝賀会に来賓として招かれる。
司法試験の合格者数は減っているのに、祝賀会参加者数は昨年より増えている。

塾長伊藤真氏は護憲派で名高い。
憲法の価値をいかす法律家を作るというその理念が素晴らしい、

私は他の来賓と違って伊藤塾出身ではない。
それでも呼ばれたのは憲法訴訟を多く担ってきたからであろう。
安倍首相の下、違憲事象は数限りある。
今日ほど憲法訴訟、人権訴訟が頻発する時期はないだろう。
そこに伊藤塾生が参加して頂ければ嬉しい。
いや、是非参加してほしい。

懇親の場では、何人もの合格者が挨拶に来てくれるのが嬉しい。

合格者にとっては、今が一番嬉しいときだろう。
若い人たちの、喜びの声、笑顔は周りの人を気持ちよくさせる。
私とは一世代以上違う若い人たちであるが、私も、心地よく飲ませて頂いた。

前途は多難だろうが、皆さん、是非頑張ってほしい。



.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-22 21:48 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
第64期王座戦第二局が戦われた。
170手の熱戦だったが、終わってみれば羽生王座の完勝である。

何と言っても序盤が面白い。

絶対王者羽生といえば、相手の得意戦型を受けて立つことで有名だったが、むしろ最近はそれにこだわらないスタイルをとっている。
そして本局。
挑戦者糸谷の得意戦型「角換わり」を警戒するように、後手番羽生は4手目角道を止める。
或いは、糸谷の右玉戦法を警戒した打ち回し。
そして藤井システム。
いやあ、これはこれで、羽生が「勝ちに行くぞ」との迫力を感ずる。

ところで、リニューアルした将棋連盟のホームページ。
そのコラム・ライター直江雨続氏の
「遂に開幕!「絶対王者、羽生」VS「27歳実力派、糸谷」王座戦の見どころに迫る」が良い。
ここ数年、夕食休憩前までは「挑戦者が良さそう、羽生王座ピンチ!」に見える局面になりながら、『夕食休憩』を挟んでいざ再開となると、不思議と挑戦者が明快に勝つ手が見つからず、「実はもともと難しかったのではないか?」「いやいや、もはやこれは羽生勝ちになったのでは?」となり、結局最後は羽生王座が勝利する、といういわゆる羽生マジックを解説している。

しかしながら本局は、夕休前に挑戦者有利、夕休後「羽生マジック!」
ではなかった。

夕休後、羽生王座が徐々に差を広げていくという凄い勝ち方であった。

しかし羽生は、怪物糸谷を認めているようにも思える。
とはいえこれで羽生の王座防衛は間違いないだろう。

しかし、将棋界の未来を見据えるなら、糸谷がこのまま連敗ではいけない。
あと何勝切り込むかが極めて重要である。
是非頑張ってほしい。

それにしても強い羽生、怖い羽生が戻ってきた!




.
[PR]
by kazuo_okawa | 2016-09-20 21:25 | 将棋 | Trackback | Comments(0)