私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

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先にフジテレビからの防犯カメラについて取材のあったことをブログに書いた。

それがきっかけというほどではないが、インターネットを見ていると、とある大学教授が、ネット上、防犯カメラの許容性を解説する中で、私たちが担当した西成監視カメラ撤去訴訟判決を紹介していた。
しかしその解説は中身が間違っていた。

同教授は次のようにまとめる。
「大阪府警は昭和41年に大阪市西成区あいりん地区(釜ヶ崎)に監視カメラ2台を設置、昭和58年までにさらに13台増やしたのに対し、周辺住民ら12人が大阪府にその撤去を求める訴えを大阪地裁に起こしたもので、裁判所は、犯罪予防の段階は、一般に公共の安全を害する恐れも比較的少なく、録画する必要も少ないのであって、このような場合に無限定に録画を許したのでは、行動の自由を保障した趣旨を没却し、特段の理由のない限り、犯罪予防目的での録画は許されないとして、録画している監視カメラの撤去を命じました。」
最後の部分が間違っています。

大阪地裁が理由中で「録画が許されない」と判断したのは事実である。
しかし、録画したから、監視カメラの撤去を命じたのではない。

この教授のまとめ方だと、まるで録画しなければ大丈夫のように思えるが、無論、違う。

同大阪地裁は、録画は許されない、とする。
しかし録画がされていなくとも監視カメラの監視はプライバシー権を侵害するので一定の要件を満たしたときしか許されない。
しかしある監視カメラはこの要件を満たしていないから違法であるとして撤去を命じたのである。

録画していなくても違法な場合があることが重要なのである。



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by kazuo_okawa | 2016-08-31 19:19 | 情報・プライバシー | Trackback | Comments(0)
西成監視カメラ撤去訴訟をはじめ、日ごろ監視カメラの問題点を訴えているからであろう、
フジテレビから取材を受けた。
聞けばフジテレビ系朝八時からのテレビ番組「とくダネ!」(小倉さんがキャスターの番組ですね)で「家庭用防犯カメラの実態」について放送するという。

そこで家庭用防犯カメラの設置の注意点や、カメラ映像で捉えた映像に移る事件の犯罪名、ひいては放送の際の注意点など幅広く取材を受けた。
取材協力者として、私大川の名前も出るそうなので見ていただければ嬉しいですね。

放送は、大きなニュースがなければ明日9月1日だそうです。

【9月1日追記】
録画を見たが、家庭用防犯カメラから、いくつもの悲しい「犯罪」が見えるところが色々な意味で考えさせられる。いい企画である。
私が登場したのは、立川談笑師の「防犯カメラの設置に詳しい専門家に聞いてみました」としてフリップが出た場面である。
そのフリップには
「防犯カメラの設置についての法律はない」
「基本的には他人の敷地は映さない」
「公道に配慮して自分の敷地内のみを映す」と出ていた。
これを見た私の連れ合い曰く、「専門家でなくとも誰でも言えるコメントね!」
(は、は、は。もっと色々と説明したのですが…)




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by kazuo_okawa | 2016-08-31 18:01 | 情報・プライバシー | Trackback | Comments(0)

日経の世論調査に驚く!

日経の29日朝刊の世論調査に驚く。
なんと内閣支持率が62%に「上昇した」というのである。

一体全体この国はどうなっているのか。

世論調査のインチキなどはこれまでも繰り返し述べてきた。

しかし、そもそも安倍首相はこれまで、選挙の公約では常にアベノミクスなど経済のみをのべていながら、ひとたび当選するや、何ら公約にしてこなかった天下の悪法を次々と強行してきた。
特定秘密保護法しかり、いわゆる戦争法しかりである。
そして今、なんと天下の悪法「共謀罪」をぶち上げている。
先の参議院選で何ら触れていなかったにもかかわらず、多数をとるやこのありさまである。

公約で何らふれないにもかかわらず、ひとたび多数を取るや何でも強行する。
それが、3度目とあっても、批判の声が広がらない。
いったいこの国はどうなっているのか。
選挙の公約は何も意味を持たないことになる。
こんな暴走政権がなぜ投票率が上がるのか。

マスコミがこのような安倍政権の本質的問題点を指摘しないからだ。

支持率が上がったのはマスコミ操作が極めて大きい。

リオデジャネイロ五輪の閉会式で、マリオに扮した安倍首相をサプライズ登場させて、世界中の評判だったとマスコミは繰り返し宣伝した。
このアトラクションがパラリンピックの演出とも合わせなんと約12億円となるという。無論、税金である。

この安倍マリオで支持率が上がるのだから、安倍首相は笑いが止まらないだろう。
この国の国民はこんなもの。
公約に上げていないことをしたって、大多数はなんとも言わない。
それどころか、税金でちょっと演出すれば喜ぶ。
他愛ない。ちょろいもんだ。
おそらく安倍首相はそう思っているだろう。

国民が、何度も何度も騙される。
そして戦争国家へひた走る。
あまりにも物悲しすぎる。



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by kazuo_okawa | 2016-08-30 21:41 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
昼間事務所で、昼食をとりながら日経新聞を読むことが多いのだが、8月26日(金)もそうだった。
なんと日経朝刊の東野圭吾一面広告に驚く。
「危険なビーナス」
物語の最初の下りをそのまま掲載している。

そして、「ネタバレ禁止の”超”どんでん返し 手掛かりはこの中にも示されています」と最下段に目立つように歌っている。

これで買わない本格ミステリファンはいないだろう。

例によって、軽装版で金曜日(26日)発売である。
これまで何度もブログに書いたが、超人気作家であるにもかかわらず数多くのファンに読んでもらうために東野圭吾が意図的にそのようにしているのだろう。

【以下、ややネタバレしますのでご注意】

主人公、ヒロインともいい。
人間関係がやや複雑だが頭に入ればすらすら読める。

現在の事件(明人の失踪)と過去の事件(母の死の謎)の交錯という、ある意味本格推理の定番を踏まえつつ、東野お得意の理科系アイテムがこれまたいい。

そして真相。
いやあ見事に驚きました。

本格ミステリの醍醐味である「評価の転換」がうまい。
しかももともと、前述の通り「どんでん返し」を予告しているのであるから、そこが凄い!
とはいえ、このどんでん返しは好き嫌いが分かれるかもしれない。
何故ならいわば本筋(犯人は誰か?)と違う筋での意外性である。
しかし私自身はこういう意外性は大好きである。

しかも「手がかりがこの中に示されている」というのもいい。
平たく言えば、地の文に嘘は書かない、という本格派のルールに関連したものである。
いかにネタバレとはいえ、これ以上書くのはマナー違反。
作者が予告した冒頭の手掛かりとは何か?も含めて大いに楽しめる作品である。

 

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by kazuo_okawa | 2016-08-29 18:33 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

警察の教育干渉!

週刊金曜日最新号(2016年8月26日号)を読んで、警察のあまりにも露骨な干渉を知って驚く。

先の参議院選挙。
全体の投票率自身が約54%とこれ自体極めて低いが、20歳未満の全国投票率は更に低く何と45・45%である。
ところが、横浜市青葉区は18歳投票率が73・49%にのぼったという。

これは大変、素晴らしいことである。

にもかかわらず、横浜市青葉署が青葉区の高校に電話して、何故投票率が高かったか問い合わせたという。

まるで、投票率が高いのは問題とばかりの、あきらさまな教育干渉である。
無論、警察にこんな権限はないし、こんなことは許されてはならない。
このことは強く抗議されるべきである。

しかしながら市民の側こそこの青葉区の18歳投票率の高さは学ぶべきであろう。
民主主義社会において投票率はどんなに高くても問題はなく、むしろ投票率を高める運動は、民主主義の理念に沿うのである。
ならば積極的に市民の側こそ、青葉区の手法に積極的に学び、それを全国に広めていくことが重要だろう。

【9月13日追記】
本日の朝日新聞にこの事件が報じられていた。
大手マスコミがもっともっと問題にすべきだろう。



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by kazuo_okawa | 2016-08-28 22:25 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
大分県警別府警察署員2名が参議院選挙の公示前後に野党を支援する団体が入る敷地に無断で侵入し監視カメラ2台を密かに設置し録画していたニュースは記憶に新しい。
民主国家の根幹にかかわる極めて異常な出来事である。

TBSはこの問題で、県警が撮影した映像の一部を独自に入手し、それがTBS・NEWSiで見られる。
そのことを弁護士会のメーリングで知り、拝見する。

監視カメラで撮影された映像も流され野党系団体の事務所の職員らが出入りする姿や車のナンバーなどが鮮明に映されている。
実に生々しい映像である。

担当署員はすでに送検されているが、背景の解明もなく、末端署員の簡単な処分で終わらせてはならない。

TBS・NEWSiを検索し映像を見てほしい。
そして抗議の声を上げてほしい。
それにしても画期的な映像を入手し、それを放映しているTBSに敬意を表する。
これこそジャーナリズムである。


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by kazuo_okawa | 2016-08-27 22:43 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
25日に行われたひふみんこと加藤一二三九段の順位戦の棋譜を見る為アクセスする。
加藤九段は人気者であるが、何せ今年度にC2クラスの順位戦で下位6位以下になればフリークラスとなり、年齢制限で即引退である。
実力の世界であり、いかに人気者でも例外はない。
その加藤九段は出だし1敗であるが、その2局目に22歳の八代弥五段と対戦し、迫力ある攻撃で勝利した。
実に若々しい攻撃で、棋譜を追いかけていてもパシ!パシ!と盤上を叩き付けるさまが目に浮かぶ。
いやあ素晴らしい。

加藤九段は日ごろより藤井聡太三段と戦うことを願っているが、それが実現すれば、19世紀生まれ、20世紀生まれとはすでに闘っているから、3世紀生まれと闘った棋士となる。
それよりも何よりも二人の年齢は63歳差である。
無論そのためには藤井三段が四段になり、一方、加藤九段はC2に残留することが条件である。
実現すればこれほど凄いカード、いや対局はないだろう。

藤井の昇段と、加藤の残留、極めて興味深い。




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by kazuo_okawa | 2016-08-26 21:58 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
表題は、小林節慶応大名誉教授の日刊ゲンダイ連載記事である。

小林教授は先の参議院選挙で私財を投げ打って立候補したものの落選した。
私は小林教授を応援してきたが、その小林教授が「自民党改正草案を糺す」としてその問題点をわかりやすく糺している。
連載記事であり、最近の見出しは
「必要なのは『緊急事態条項』ではなく現場自治体の権限強化」
「天皇の生前退位は難しい問題ではない。改憲は不要、法律改正でいい」
「軍事大国目指す新9条の三は徴兵制の根拠になりうる」など。

いずれもわかりやすく、かつ共感を覚える内容である。

すでに連載は始まっているがどうぞ日刊ゲンダイを購入してお読みください。
そして安倍首相が目論む自民党改憲草案の危険性をぜひ広く伝えてください


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by kazuo_okawa | 2016-08-25 17:59 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
洪水のようなオリンピック報道の影に多くの重要なニュースがわずかしか報じられなかった。
経済産業省前の脱原発テント強制撤去や沖縄ヘリパッドに反対する市民への機動隊への弾圧など幾つもある。
原発・沖縄といった重要な出来事がこのさまである。
まあ、私が言うまでもないことだが…。

オリンピック報道で注目されたのは、金メダルがとれなくて謝罪した選手に少なからずのコメンテーターが「謝罪はしなくていい」と述べていたことであろう。
その反応に共感する。

オリンピックは国別対抗戦ではないし、国の期待を背負って送り出されたわけでもない。
ましてやオリンピック憲章は政治利用を禁じている。
全てルールというのはそういうものであるが、ルール(憲章)が設けられるのは、それに違反してきた歴史があるからである。
だからこそわざわざ謳っているのである。

謝罪などする必要は毛頭無い。
とはいえそれは日本社会の反映でもある。
どんな場面でも謝罪させる。
謝罪しないとそのこと自体が批判されるという圧力が加わる。

謝罪しなくていい。
とはいえコメンテーターもただそれだけの感想で終わらず、そこから更に進んで、日本社会のおかしな「謝罪圧力」を正すきっかけになってほしいものである。



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by kazuo_okawa | 2016-08-24 21:16 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
8月15日、米ワシントン・ポスト紙が、オバマの「核兵器の先制不使用」政策について、安倍首相がハリス米太平洋軍司令官に「北朝鮮に対する抑止力が弱体化する」として反対の意向を直接伝達したと報じた。
そしてこのニュースを朝日、毎日がさらに報じたのである。
報道が事実であれば、唯一の被爆国として核廃絶を訴えながらも、実際は核兵器に依存しているのであるから平和主義日本の首相としてはあまりにももの悲しい。

ところが安倍首相は8月20日、この記事について、記者会見で「核の先制不使用についてのやりとりは全くなかった。どうしてこんな報道になるのか分からない」と否定した、という。
あたかも朝日、毎日が誤報と言わんばかりである。

問題はこの記者会見のやりとりが詳しく報じられていないことである。

一体全体安倍首相はハリスとどういうやりとりをしたのか、もしもワシントンポストが誤った報道をしたのなら、ワシントンポストに抗議したのかどうか、いや、そもそもそういう追及を記者自身がしたのかどうか、さっぱりわからない。

オリンピック報道はいいが、知りたいニュースが本当に書かれていないと思うのである…。



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by kazuo_okawa | 2016-08-22 21:24 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)