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by kazuo_okawa

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「泥棒」の開き直り!

主権者が、権力者を縛る決まりが「憲法」である。
選挙で一時的に多数を得た権力者は、しばし暴走しがちであり、そのような暴走を許さないために主権者たる国民は「憲法」を作ったのである。

その憲法に縛られるべき権力者が、憲法を勝手に解釈するなどあり得ない。
泥棒が「刑法の窃盗罪は、1000円以上のモノを盗んだ場合にのみ処罰すると解釈し、1000円未満しか取っていない私の窃盗は無罪」と主張しても誰も相手しないであろう。

当たり前の話である。

このことは繰り返し、私のブログでも訴えてきた。
しかし、この許されない「蛮行」を、安倍首相は行ったのである。

今朝の新聞を読んでいると、安倍首相は「憲法9条について、憲法学者の7割が『違憲だ』と言っている状況のままでいいのかということに真剣に向き合わねばいけない」と述べ。憲法改正に意欲を示したという。

盗っ人猛々しい、とはこのことだろう。

歴代自民党政権が守ってきた憲法を平然と破って、自ら違憲状態を作りながら、「違憲だから、憲法を変える」というのである。

まるで、泥棒が、あとから、刑法の窃盗罪を改正しようと言うのと同じである。
これほどひどい話はないだろう。
こんな泥棒を許すのか。




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by kazuo_okawa | 2016-04-30 22:55 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
憲法が「改正」されかねない大変な年であることから、弁護士会も憲法に関する企画に力を入れています。
5月14日(土)の企画は木村草太首都大学東京教授の講演を中心に、国谷裕子キャスターとの初対談などが注目され、定員一杯になりました。
申込みを始めた途端凄い勢いで定員になったそうですので、今後の憲法関連企画について3つお知らせします。

憲法市民講座オープニング特別企画
日時:5月21日(土)午後3時~5時
場所:大阪弁護士会館1001・1002号室
内容:ベルばらで学ぶ憲法
講師:内山宙弁護士(あすわか・静岡県弁護士会憲法委員会)
こちらはすでに申込み受付をはじめているそうです。

「あすわか」とは、明日の自由を守る若手弁護士の会の略称です。
自由民主党の「日本国憲法改正草案」の内容とその怖さを、広く知らせることを目的として
頑張っています。

日時:6月18日(土)午後1時30分~4時30分
場所:大阪弁護士会館2階
内容:1.基調講演 谷口真由美氏
   2.演劇「せんそうがおきるまで」(あすわか兵庫)
   3.座談会
谷口氏は全日本おばちゃん党で有名な先生ですね。

憲法市民講座
日時:7月23日(土)午後2時30分~4時30分
場所:大阪弁護士会館1205会議室
内容:憲法9条の戦後史
講師:曽我部真裕京都大学大学院教授

皆さん、どうぞ宜しくお願いします。

【5月6日追記】
弁護士会事務局からの連絡によれば
5月21日の「ベルばら」の申し込みが現時点で113名分となっており
会場規模から考えて事前申し込みは120名で打ち切るという。
有り難いことである。
憲法関係企画がこれだけ盛況なのは、憲法「改正」の危機感をお持ちの市民が多いからに他ならないだろう。



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by kazuo_okawa | 2016-04-29 15:43 | Trackback | Comments(0)
羽生棋聖への挑戦者を決める挑戦者決定戦を永瀬拓也六段が村山慈明七段に勝利し、初の挑戦者となった。
角交換から、相腰掛け銀という難しい形であるが中盤からの永瀬の攻めと、終盤の村山の攻めを永瀬がきわどく受けきるのが見ていて面白い。

永瀬は若くから才能溢れる棋士の一人であり、何と言っても、先手でも千日手を恐れないその対局姿勢が際だっていた。
「千日手王子」と呼ばれたこともある。
誰が何と言おうと、その姿勢を貫くことは、勝負師として重要である。
永瀬六段がついにここまできたかと思うと、姿勢を貫く重要性を示していると言えよう。

一方、彼のその独自の姿勢は、言わば芸術家肌と私は感じており、それはある種の魅力でもあることから、かねてから応援してきた(2013年12月20日ブログの通り)。

永瀬六段は、絶対王者羽生名人に3連勝無敗である。
先の名人戦第2局が、ひょっとすれば、将棋史のエポックになるかもしれなったように、この棋聖戦も何か起こるかも知れない。

羽生名人との棋聖戦は色んな意味で本当に楽しみである。



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by kazuo_okawa | 2016-04-28 23:24 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
「週刊金曜日」最新号(1086号)が面白い。

特集は「日本国憲法」であり、表紙右にはっきりと
<「自民党憲法改正草案」に反対します>
とうたっている。

当たり前である。
「自民党憲法改正草案」が成立すれば、そもそも「表現の自由」が大きく制限を受ける。マスコミは、週刊金曜日同様、はっきりと、「自民党憲法改正草案」批判をすべきだろう。

そして本論の特集。
全く異議はない。
面白いのは、その憲法特集に続いて、表題の
「水俣病を拡大させた”戦前なるもの”」という論考が載っていることである。
この論考は、水俣病被害当時の工場長が、植民地時代に植民地会社で差別政策をとってきた幹部であり、その「戦前」を引きずっていたことが、解決を遅らせた、というものである。

この論考はそれ自体も意義ある論考であるが、「週刊金曜日」全体を見たとき、
「自民党憲法改正草案」によって「戦前なるもの」に戻ったとき、いかに、ひどい世界が待ち受けているかを想像させる。

つまり、この論考自体も、一見そのように見えないけれども、実は「自民党憲法改正草案」批判なのである。

見事である。



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by kazuo_okawa | 2016-04-27 22:55 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
法廷ミステリである。
宣伝文句は
「94分、あなたは騙され続ける」
「この結末、他言無用」
そして「正義は、こんなにも脆いのか?」

この謳い文句、そして法廷モノで、本格ミステリとあれば見逃せない。
ロードショーが打ち切られようかというギリギリに見にいきましたが、いやあ、なかなかの傑作でした。

前記の最後の宣伝文句がいい!
父親殺しで起訴された被告人は、弁護人に対してすら何も喋らない。
何らかの理由があるだろうに、喋らないことは「正義」が貫かれるのか、と思ってしまう。

(以下、少しネタバレしていますので映画を見ていない方はご注意!)

このミステリの大変うまいのは、ミスディレクションである。
「騙され続ける」とあることから、おそらく、映画を見ている誰もが、被告人(息子)が父親を刺し殺したとは、おそらく思わないであろう。

つまり誰もが想像しうる「真相」(実はこれこそミスディレクション)の持っていき方がうまい。

見事に騙され、感心しました。

本作は、ある種の「悪意」が残るジャンルで、その点は好き嫌いがあるかもしれないが、それは本格ミステリとしての作品の評価を下げるものではない。
私は、サプライズエンディング派なのでむしろ喝采をあげる。
それよりも、このトリックの場合(京大ミス研の十八番芸です)アンフェアな点がないのか(おそらく無いだろうが)、その「振り返り」がないのがいささか気にかかる。

実は、重要人物が「私も嘘をついている」というセリフを、ドラマの早い段階で述べているが、その意味をあとから気付いて驚くなど、ダブルミーニングも素晴らしいのであるが、そういう「振り返り」を全くさせないのも、ある種の手法なのであろう。

傑作である。

キアヌ・リーブスの弁護ぶりが秀逸である。
クレジットをみると、専門家のチェックを受けている映画である。
この映画のように、アメリカの弁護士は、キアヌ・リーブス演ずる主役のように「ペーパーレス、アイコンタクト」で法廷で弁舌を振るうのだろう。
また、舞台となっているアメリカ・ルイジアナの警察の取調は、この映画のように録音録画を当たり前のようにするのだろう(これを「取調の可視化」と呼んでます)。
そして、映画の最後、被告人は無罪となる。
これは、第一級謀殺罪として無罪だが、他の罪名に変えられていないので、そのまま無罪となる。
無論、一事不再理(同じ事実で責任を問われないというルール)のため、新たに訴えられると言うことはない。

とまあ、日本の刑事制度と比較して、日本ならどうなるかとか色々と考えてしまいますね。




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by kazuo_okawa | 2016-04-26 22:42 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
朝日新聞4月25日付け朝刊の木村氏の観戦記が実に心に響く。
内容は将棋名人戦第2局の観戦エッセイである。
勝負自体の結末は、私の先のブログに書いた通りである。

木村氏の冒頭の文章が全てである。
「人の心に残る対局を名局と言うなら、この一局は間違いなく名局だ。まさかの幕切れに、私も未だに心の整理がつかないでいる」

木村氏の言葉は熱心な将棋ファンほど、共感するだろう。

絶対王者、羽生名人はどうしたのか。
羽生名人が詰みを逃すという「まさか」の幕切れ。

ひょっとすれは、絶対王者の「終焉の始まり」という歴史を我々は目撃したのか。
それとも単なる一時的なスランプか。

木村氏の臨場感溢れるエッセイに23日の激闘がよみがえる。

木村草太氏には、この5月14日、大阪弁護士会にお迎えする。
実に楽しみである。



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by kazuo_okawa | 2016-04-25 18:15 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
先週の金曜日の夜に京都に行く。
所用があったからだが、その終了後、I&Iへ寄る。
京都のマジックバーである。

金曜日はヒロ赤星師が登場すると聞いていたため、訪れた。
彼は、京大奇術研究会の後輩であり、その腕前は折り紙付きである。
私はそれまできちんと拝見したことはなかったので楽しみにしていた。

その手練の業は期待通りに見事である。
カード、コインなど基本的なテクニックに見ていて感心する。
「先輩の前で見せるのは緊張します」と言って、(おそらくわざと)私だけ分かるように「失敗」(?)する。
無論、マジック素人の私の連れ合いは気付かない。
しかし、素人でありながら、それでいて、ときどき「それぇ、マジシャンズ・チョイス?」などと声を出す、のだから、まあ、すみません。
…とまあ、多いに楽しませて頂きました。

しかも赤星さんは、本来は、バルーン・パフォーマーだという。
お土産に頂いた「パンプキン」と「一つ目小僧」。
バルーンは私は全く知らないので、何がどうなって作品を作り上げたのかさっぱり分からない。
ここまで手際よく作り挙げるのは大変素晴らしい。

オーナー栗田朋和師は相変わらず手慣れて余裕がある。
栗田師、赤星師とのマジック談義も大変楽しいものでした。

店は、この栗田師、赤星師のほか、占い師が加わったという。

まあ、私は占いには全く興味はないが、非常に面白い店なので、マジック好きの方は是非、一度足を運んでみて下さい。

【追記】
訂正を入れたため、実際の日時と違ってしましました。
I&Iへ訪れたのは昨年の話です。


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by kazuo_okawa | 2016-04-25 12:47 | マジック | Trackback | Comments(0)
熊本震災で大変な状況であるが、
この国の政権は油断がならないから要注意である。

本日投票の北海道補選、京都補選を前にして、熊本震災後こそ報道されることは少なくなったが、菅義偉官房長官が相次いでテレビ出演や講演を行い、民進党と共産党批判のボルテージを上げていた。
衆院北海道補選や参院選に向けた両党の選挙協力をけん制するのが狙いで、さながら「民共合作」批判のスポークスマンと化していた。

ある時は「共産党の綱領は日米安保条約破棄、自衛隊解散だ」と述べ、同党と民進党の安全保障政策の違いを強調したというのだから、明らかに両党の分断を狙っていた。

しかし、「目くそ耳くそを笑う」とはこのことだろう。
自公の合体はどうなのか。
公明の平和主義と安倍首相の「戦争出来る国家」はどう相容れるのか。

また、共産党綱領をあげるのならば、およそ近代の思想から離れたまるで江戸時代かと思う「自民党の改憲草案」をもっとひろく知らしめるべきだろう。
自らの改憲草案をこっそりと隠しておくのではとうてい共産党を批判出来まい。
ちなみに、共産党は、国民連合構想で自党の政策は封印することを約している。
一方、安倍首相は、改憲を公約している。
どの箇所を改憲するかは、お試し改憲とか、緊急事態条項とか言うのみで、共産党のように、封印する箇所は何ら述べていない。

どちらが誠実かは明らかだろう。
本日の補選、どういう結論になるのだろうか。
もうすぐ投票締め切りである。



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by kazuo_okawa | 2016-04-24 19:27 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

天彦返して、1勝1敗!

将棋名人戦、第2局は、挑戦者佐藤天彦八段が羽生名人に勝利してタイになった。

第1局は横歩取りであったが、第2局は相矢倉。

「矢倉を制さずして、天下は取れない」ということだろう。
天彦のこの戦型選択にその自信を感じさせる。

ニコ生の佐藤康光九段の解説が興味深い。
対局者の次の手が当たらないことが、却って、指された手の意味を際だたせている。

それにしても天彦は強い!
最終盤、どれくらい秒読みに負われて指し次いだであろうか。

これまで、あのような局面になれば、最後は必ず羽生が勝ったものだが…。

ひょっとすれば、ついに、羽生が敗れる、という将棋史の境目に立ち会うことになるのだろうか!
名人戦、俄然、面白くなった。

【追記】
本日の朝日新聞記事の見出しは「佐藤逆転、1勝1敗」
毎日新聞の見出しは「佐藤、大逆転でタイ」
見出しを見たとたん「やはりそうだったのか!?」と思う。
控え室が「先手(天彦)持ち」と言ってるときも
佐藤康光は「後手(羽生)持ち」と述べていた。
最後の場面は、やはり、羽生の詰みがあって、それを羽生がそれを見逃した。
毎日新聞記事は次のように書く。
「佐藤が最後まであきらめない姿勢を貫き、羽生のミスを誘った」
羽生こそが今まで「羽生マジック」といわれる逆転をしてきた男である。
その羽生に逆転で勝利した!
今季名人戦は、何か実にぞくぞくする展開である。



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by kazuo_okawa | 2016-04-24 00:10 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
谷川浩司第十七世永世名人の唯一の弟子である。

谷川と言えば、阪神淡路大震災のとき、一度は、羽生の七冠制覇を防いだ。
谷川自身、そのとき震災の被害者でもある。
その震災下で、羽生と王将戦を戦ったことは将棋史に残る名勝負であった。

都成竜馬は、1月17日生まれである。
誕生日が震災の日であるというあさからぬ因縁を感じ、谷川は都成を弟子にとったと言われている。

都成は若くして才能を発揮し期待された棋士であったが、三段リーグを長く抜け出せなかった。
それがようやく四段デビューとなった。

本日の公式戦は13局。
その内、将棋連盟アプリで3局が中継されたのだが、その3局の一つが、都成のデビュー戦であった。

注目度の高いことが分かる。
そして都成はそのデビュー戦を勝利した。
注目された中で勝つというのは、プロの世界では極めて重要である。

私は、豊島七段をはじめ、おおむね関西の棋士をひいきにしているのだが、また楽しみが増えた。




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by kazuo_okawa | 2016-04-21 23:23 | 将棋 | Trackback | Comments(0)