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by kazuo_okawa

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名人戦の挑戦者を決める順位戦A級リーグ戦の対局5局が27日、一斉に行われ、佐藤天彦八段が行方尚志八段を破り、羽生善治名人への挑戦を決めた。

A級初参加でいきなりの挑戦。
並み居る強豪を打ち倒し、8勝1敗で決めたのであるから、文句なしである。
実に強い。
普通に行けば、名人戦は佐藤天彦奪取であろう。

しかし相手は、何せ、時代を超えて戦っているあの羽生である。
勝敗予想は全くつかない。

戦型はどうなるか。
羽生は相手の得意戦型を受けて立つことで知られることから、普通なら「横歩取りシリーズ」だろうが、時代が変わるかも知れない大一番だと考えると、今回ばかりは様々な戦型で闘うのではないだろうか。
次代が、天彦にふさわしいのかどうか試すかのように…。

いやあ、名人戦が今から待ち遠しい。

【追記】
佐藤挑戦を報ずる今朝の毎日新聞記事を読んでいると「愛称は『アマヒコ』」とある。
名前そのままである。
『アマヒコ』と呼ばれるのは、単に棋士に「佐藤」姓が多いからその区別のためだろう。
朝日新聞記事では、「『貴族』の愛称をもつ」と正しく報じている。




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by kazuo_okawa | 2016-02-28 12:35 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
本日、マイナンバー・ホットラインを行う。

「週刊金曜日」その他宣伝していたメディアには感謝したい。

ホットラインを担当して感じたことは二つある。

一つは、現在のこの日本で、マイナンバー法の本来の目的を超えて、広くマイナンバーを聞くことが、蔓延しているということである。
例えば、ホットラインの相談に
「マイナンバーを知らせないのなら、給料を払わない」
「マイナンバーを知らせないのなら、派遣切りをする」
というのがあった。

当然許されない。
こんなことは改めていうまでもないだろう。
にもかかわらず、こういう違法が、蔓延しているのである。

もう一つは、マイナンバー制度に疑問を持っている人が相当多いのではないかということである。
このホットラインの宣伝媒体が、マイナンバー制度に疑問をもっている媒体であるということを捨象しても、相談者の全てがマイナンバー制度に疑問を持っているということは、日本中で多くの人がマイナンバー制度に疑問をもっていると推察される。
ならば、民主主義からしてもこのような制度はやめるべきであり、そういう問題点を大手マスコミは報ずるべきである。

ときあたかも、斉藤貴男「マイナンバーが日本を滅ぼす」という著が新発売された。
この著の中に、官僚が、大手マスコミを取り組むくだりが書かれている。
マイナンバー制度に大手マスコミが批判しないのは、この斉藤貴男氏の指摘の通り、取り込まれたのか、と思ってしまう。

「いやあ、そんなことはない!マイナンバー制度に批判的に報じていますよ」
と大手マスコミは、実際に、マイナンバー制度の問題点を批判することをもって、斉藤氏に反論して貰いたい…。





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by kazuo_okawa | 2016-02-27 20:08 | 情報・プライバシー | Trackback | Comments(0)
羽生名人への挑戦者を決めるA級リーグ戦の最終日一斉対局。
注目の一日である。

ニコ生の中継が凄い。
A級10人の5局の対局を、画面上に5分割(正確には両対局者と将棋盤を映しているから10分割であるが)して同時に映しているのである。

解説は午後からと言うことだから、静かに進行している。
しかしそれぞれの対局者の様子や、戦型選択が興味深い。

なんと言っても注目は、挑戦者の可能性がある佐藤天彦八段と行方尚志八段の直接対局。

行方、初手76歩のあと、佐藤はなかなか指さない。
2分以上呼吸を整えて、34歩!
佐藤必殺の後手番横歩取りを思わす出だしである。

そして行方は受けて立ち、戦型は横歩取りに決まった。
いやあ、実に良い。
何故なら、佐藤はこの後手番横歩取りに圧倒的に強い。

さらに行方と佐藤の対局は佐藤の3戦全勝である。

この大事なときに行方が、相手の得意な戦法を受けたのである。

この心意気がいい!

おそらく佐藤の後手番横歩取りに勝利せずして、佐藤に勝ったとは言えないからであろう。
それは名人挑戦者にふさわしい棋士を決める闘いでもあるから
そこには高い志や、プライドもかかっている。

実に面白い!
この後の展開が楽しみである。



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by kazuo_okawa | 2016-02-27 10:27 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
参議院法務委員会のスケジュールは
4月8回、5月6回の計14回となっている。
本来は、前国会の継続審議(文字通り審議中)である人種差別撤廃施策推進法が
先議となるはずであるが、どうもそうはスムーズに行かないようである。

人種差別撤廃施策推進法は、人種差別撤廃条約を推し進めるもので人権を守るためには不可欠の法案である。
しかし、この法案を通すと更にヘイトスピーチ規制につながりかねないとする政府は消極的で有り、そのため人種差別撤廃施策推進法よりも、刑訴法改革を先議したいと望んでいる。

さてこの刑訴法。
これほど、弁護士にとって評価の分かれる悩ましい法案はない。
清濁合わせたセット法案になっているからである。
日弁連が目指した「取調の可視化」の実現はごくごく一部にすぎない。
一方、司法取引や盗聴の拡大など問題が大きい。
では問題が大きいからといって、せっかくの可視化をつぶしていいのか。
前者の可視化はごくわずかでも前進で有り、後者の問題法案は弁護実践で乗り越えるべきである、として悩んだ末に法案賛成に回られた映画監督の周防正行氏に賛成したい。

とはいえこの法案は十分な審議が必要であろう。

無論、人種差別撤廃施策推進法についても同様に十分に審議してほしい。

とすれば本当は、6月1日を会期末とするのがおかしい。

昨年の通常国会にける都合の良い延長や、一方臨時国会を開かなかったことなど、国会の会期を自分勝手に都合良くおもちゃにしている安倍首相こそ批判されるべきだろう。





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by kazuo_okawa | 2016-02-26 22:41 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
今週発売の「週刊金曜日」(1077号)に表題の記事が掲載されている。

私達の「いらんわマイナンバー大阪訴訟団」が紹介され予定している訴訟の紹介とともにこの2月27日にホットラインを開設するという記事である。

「全国訴訟は原告を広く募集していますが、こちらは中小企業の事業主の方など原告を10人ほどに絞り、個別の権利侵害性に着目して提訴しようと考えています。情報の紐付けは、監視社会につながるという危険も訴えていきたい」
と言う私の発言も掲載されている。

猫も杓子も国策「マイナンバー」に疑義を抱かせず、それを推し進めているが、「週刊金曜日」は、マイナンバーに疑問を呈し、1074号でも良い特集を組んでいた。

さすがである。
「週刊金曜日」をお薦めしますので、是非ご購読下さい。

マイナンバー・ホットライン
電話の受け付け時間
午後1時から午後5時まで。
06-6857-2527または06-6844-2280
これ以外の日でも、弁護士以外のメンバーが、06-6844-2280にて相談を常時受け付けます。




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by kazuo_okawa | 2016-02-26 17:24 | 情報・プライバシー | Trackback | Comments(0)
1月28日に言い渡された安倍靖国参拝違憲訴訟の判決の評価についてはすでにこのブログに書いた。

このたび「靖国合祀イヤです訴訟」のホームペーが更新された。
http://www.geocities.jp/yasukuni_no/

ここに先の、大阪地裁判決文、判決要旨の他に
安倍首相の靖国参拝違憲訴訟・大阪地裁判決に対する抗議声明
も掲載されているので是非ご覧下さい。

それにしても、裁判官自身は意識していなくとも(意識している裁判官もいるが)世間の空気を感じ取るものである。
小泉政権時代に、自民党は「解雇自由法」を作ろうとしたが、
その頃に、あたかもそれを先行するように「解雇は自由である」と理由中に書いた東京地裁判決があった。
(その判決は批判され、法案も労働側が押し返し、権利濫用法理が法定化された。)

あの時代を思い起こさせる判決である。
当時のように、この嫌な空気を押し返したいものである…。


【追記】
「安倍靖国参拝違憲訴訟の会・東京」も
ホームページを作られ、そこでも抗議声明が発表されている。
こちらもごらん頂きたい。




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by kazuo_okawa | 2016-02-25 23:15 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
綾辻行人さんと山口絵美菜さんが対談されたことはこのブログでも述べた。

それを報じた京都新聞(1月8日朝刊)を大変興味深く呼んだのだが、
一つ気になったのは山口女流が述べていた
「将棋でも1回だけ有効な、トリッキーな戦法があるんです」というくだりである。

一体どんな戦法なのか。
花村九段の「ひっかけ将棋」とか、まあ、トリッキーな戦法はそれなりに知っているつもりだが
この言葉は気になる。

そこで、綾辻行人さんに会った機会に、聞いてみたら、
具体的には聞かなかったという。

う~ん。
ますます、気になる。

面識は全くないのだが、いつか、山口女流とお会いして、直接聞きたいものである。

【追記】
9月10日、関西将棋まつりに参加し、直接お話を伺えた。具体的な一つの戦法という意味ではなく、トリッキーな戦法は一度しか使えない(一度は使える)と意味であるとして、一例を挙げてもらった。結局同じことを言っているのだが、綾辻氏の認識とは、比重の置き方(使えると考えるか、使えないと考えるか)が微妙に違っているのが、作家と勝負師の違いとも思え大変興味深い。


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by kazuo_okawa | 2016-02-25 00:06 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
2月21日、日本シャーロック・ホームズ倶楽部関西支部例会221回記念を楽しむ。
その特別ゲストに綾辻行人氏。
対談の聞き手は私、聴衆はシャーロキアン。
しかも紳士淑女の集まりであり、知的ユーモア溢れる人たちばかりである。
楽しくないはずがない。

綾辻氏は、ミステリ界の重鎮であり、マジックの造詣も深い。
ミステリ談義に、マジック談義、綾辻氏のお陰で、一日、濃密で楽しい日を過ごさせて頂いた。

綾辻氏のツイッターに早速この日のことをあげて頂いているのは嬉しい。

しかしそこにさりげなく書かれた「取材」の言葉の意味を嗅ぎ取れる人は少ないでしょうね…。

シャーロキアンの集まりに何故、綾辻行人氏か。
無論、ミステリファンが多いこともある。
しかし、それだけではない。
1887年、コナンドイルが「緋色の研究」を発表し、シャーロック・ホームズが誕生した。
丁度その100年後、1987年、綾辻行人が「十角館の殺人」でデビューした。

何と100年の時間差を経て、ミステリの歴史に残る作品が発表されたのである。





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by kazuo_okawa | 2016-02-23 00:59 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
個人情報流出や成りすまし犯罪の危険性、莫大な費用に対しはっきりしない効果、そして何よりも、様々な個人情報を国が一元管理すること自体の危険性。反対・疑問・不安の声を無視し、国はこの1月からマイナンバー(共通番号)の利用開始を強行しました。そればかりか、制度開始前の昨年、早くも改正法を成立させ、番号とカードの利用範囲を拡大しようとしています。市民生活のあらゆる場面で個人番号の提供を求められ、全ての個人情報が番号と生体認証情報で一元管理され、膨大なデータによって選別と排除が進められる。番号カードの常時携行が義務づけられ、カードを持っていないだけで不審者扱い・・・。そんな世の中を、あなたは望みますか?
このたびの「討論・交流集会」は、マイナンバー制に反対する人、不安や疑問を持つ人が集まって、①まずは制度の概要を確認し、②正しい情報を共有し、③意見を交換し、④制度を廃止するために、あるいは少なくとも、このまま野放図に利用範囲が拡大されることを阻止するために、何ができるのか・何をすべきなのかを考える・・・ことが目的です。単なる「学習会」で終わってしまうのではなく、いかに対抗していくか、みんなで知恵を出し合いましょう!
私たちはひとまず、①個人番号カードは申請しない(取得は任意です)②役所での手続きの際に個人番号の記入を拒否する(国の省庁も各自治体も「記入なしでも受け付ける」と回答しています)・・・ことを呼びかけています。

2月22日(月)午後6時半から
エルおおさか(天満橋)5F研修室2
基調報告:白石孝さん(共通番号いらないネット)
資料代500円
主催:カンカンネット(管理監視社会化に反対する大阪ネットワーク)
TEL/FAX 06-6844-2280メールanti_dystopia@yahoo.co.jp

私大川一夫も少しばかり話をしますので、関心ある方は是非お集まり下さい。



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by kazuo_okawa | 2016-02-20 22:53 | Trackback | Comments(0)
2月20日付け日経新聞によれば、
「山梨県民信用組合(甲府市)と合併した信組出身の元職員12人が退職金を大幅に減らされたのは不当として、合併前の基準での支払いを求めた訴訟の上告審判決で、最高裁第2小法廷(千葉勝美裁判長)は19日、「賃金や退職金を不利益変更する場合は、事前に内容を具体的に説明して同意を得る必要がある」との初判断を示した。」という。
その上で元職員側の請求を退けた二審・東京高裁判決を破棄し、信組側の説明が十分だったかどうかを審理させるため、同高裁に差し戻した。

記事の通りであれば大変素晴らしいのであるが…。
一般に、合併で、労働条件が(労働者に)不利益に変更させるときに、「就業規則」を変更する手法をとる。
これは労働法学上「労働条件の不利益変更」というテーマでよく知られている。
そして、その結論は判例の積み重ねで「労働者の同意無くば原則として無効。但し、その変更に合理性があれば有効」とされ、その法理は後に法制化された。
この法理からすれば、基本は同意が必要であるが、同意がなくても(合理性があれば)有効になるときがあるわけである。
つまり同意がなくても有効になることがある、というのが重要なのである。

ところが新聞記事によれば、「賃金や退職金を不利益変更する場合は、事前に内容を具体的に説明して同意を得る必要がある」と出ているのである。
何と「同意」とある!

これは<同意がなくても(合理性があれば)有効になるときがある>とする「労働条件の不利益変更法理」とは違うので、実は大変な内容なのである。

そこで早速、最高裁のHPからこの判例を検索して読んでみた。
すると内容は新聞記事とやや違うではないか!

最高裁判例は、ざくっと説明すれば、1、2審が「同意」を理由に使用者側を勝たせたが、同意の認定は慎重にせよというもので、「同意が必要」とは言ってないのである。
つまり新聞記事の要約は間違っているのです。
これならばわかります。
まあ、当然ですよね。

新聞記事と最高裁判決しか読んでいないので、事案の把握は必ずしも正確ではない。

しかし、最高裁判例に次のようなくだりもあった。
「なお,平成16年基準変更に際して就業規則の変更がされていないのであれば,平成16年基準変更に対する上告人らの同意の有無につき審理判断するまでもなく,平成19年法律第128号による改正前の労働基準法93条により,就業規則で定める基準に達しない労働条件を定める合意として無効となるものと解される。」

これで驚くのは、ひょっとしたら、使用者側は就業規則の変更をしていないのか!という疑問である。

本件で経営側は社労士に相談している。

経営側の弁護士に相談していれば、就業規則を変更しないことなどはあり得ない。
もしも、就業規則の変更をしていなければ、社労士の責任問題であろう。
というか、まあ、そもそも社労士に頼んだこと自体が問題であったといえるだろう。

本件は、労働協約で不利益変更に同意した組合執行委員長が果たしてそんな権限があったかという指摘もされている。

背景に色々と問題の多い感じのする事件である。




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by kazuo_okawa | 2016-02-20 17:21 | 労働 | Trackback | Comments(0)