私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

<   2015年 08月 ( 34 )   > この月の画像一覧

河出書房新社から発行された表題の著がいい。
本の帯には、「保守だからこそ安倍晋三を許さない」とある。
さらに「安保法制を強行採決し、憲法を壊し、戦争に向かって爆走する安倍政権に、保守政治家と保守論客が存在を賭けたNOを突きつける。」と続く。

佐高信が、小林節、亀井静香、鈴木宗男とそれぞれ対談しているのが、いずれも興味深く面白い。
私は本書を読んで初めて知ったのだが、自民党は
「朝日、赤旗、民主党、サンデーモーニング、反対派がグウの音も出ない!『安保法制』一問一答35」なる冊子を作って自民党全議員に配布しているという。

これを小林節が明快に批判している。

まあ、自民党のあまりに情けない姿が浮き彫りになる。
まず、この冊子、こんな初歩的のこと(いずれも後に論破されて今さらこんな話じゃないでしょ、という論点)を配布しなければならないの、というのが情けない。
例えば、「国民を戦争に参加させるつもりか」との論点には、支援対象となる多国籍軍が「現に戦闘行為を行っている現場」では後方支援は行わない、との回答が示されている。つまり、ゆめゆめ、「戦争に参加させるつもりと言ってはいけない」のである。
にもかかわらず<「だって戦争に行きたくないじゃん」ツイッター事件>の武藤議員はこの冊子を読んでいなかったと思われる。

このようにおよそ全編「グウの音も出ない!」というものではない。
それだけに恥ずかしい。
詳細は、この冊子の論点を批判する小林節教授にゆだねるが、全く同感である。

つまり、安倍政権はこういう初歩的な事を繰り返し、述べさせれば、あとは強行採決で乗り切れると言うことであろう。

昨日の最大級の反対派デモに対し、菅官房長官は「大きな誤解が生じていることは極めて残念だ。政府として、誤解を解く努力をしっかり行っていきたい」と述べたというが、こんな「一問一答」を配っているようでは、およそ「誤解をとく努力」と言えないだろう。

こんな理不尽を決して許してはならない。

本書は保守派の人にこそ、強くお勧めする一冊である。

それにてしても、自民党のこの冊子、反対派として、「朝日、赤旗、民主党、サンデーモーニング、」とありますが
報道ステーションはもはや自民党には主な反対派に見えていないのでしょうか。

今日の報道ステーションは、昨日の全国の最大級の反対派デモも大きく報道して頑張っていましたが…。
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-31 22:57 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
私も呼びかけ人の一人である「戦争法案を廃案に!アベ政治を許さない!8・30おおさか大集会」に参加するため扇町公園に行く。

今日は、「8月30日に戦争法案廃案をめざす10万人国会包囲行動と全国100万人統一行動を」という呼びかけに呼応して、大阪でも3万人目標に市民が集う大集会を企画したものだ。
主催者発表で、2万5000人。
実際に、扇町公園で、過去、私が見たこともないほど、人が集まった。
いやあ、凄いですね。

日本に軍隊を持ちたいという人がいてもいいし、
アメリカの下請けとなって戦争をしたいという人がいてもいい、
しかしそれはきちんと憲法を改正して行うべきことである。

憲法を改正せずに集団的自衛権を認めることは憲法無視であり
主権者たる国民を無視した暴挙以外の何者でもない。
本日の集まりは、文字通り、安倍首相の憲法違反の暴走が人々に理解され、それを許さないという声が浸透してきたからだろう。

女性、若者が多いのも心強い。
今日の集まりを引き続き大きく広げ、
戦争法案を廃案とすべく更に声を上げようではありませんか。

さて本日の集会に引き続き
更に私も呼びかけ人の一人である「9・9戦争法案反対!豊中市民アクション」をご案内します。
9月9日午後6時からの市民集会です。
場所は豊中市の豊島公園多目的広場で阪急宝塚線曽根駅下車すぐです。
集会後、大門公園までパレードの予定です。

戦争法案を廃案とするために、是非、広くお集まり下さい。
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-30 22:56 | Trackback | Comments(0)
ここ数日マスコミからの問い合わせがある。
寝屋川市で中学生2人が「殺害」されるという大変痛ましい事件が生じた。
監視カメラで被疑者が特定され、またこれを機に、監視カメラを増設しようとする動きがあることから意見を聞きたいという。

私は、監視社会や監視カメラの濫用に反対し、西成監視カメラ撤去訴訟などを担当してきたからである。
だからこそ意見を聞きたいという。

監視カメラが、犯罪捜査に役立つことは否定し得ない。
しかし今の状態は、監視カメラの民間設置は全く無制限である。

そもそも監視カメラで道行く人を撮影することはそれ自体がプライバシー侵害である。
このことは西成監視カメラ撤去訴訟判決で認められそれは最高裁まで維持されている。
つまり勝手に他人を撮影してはいけないのである。
加えて監視カメラの撮影は対象人物の行動監視という濫用の危険もある。
そうである以上、これらの危険を前提にした上で、法整備しなければならない。
つまり、撮影の条件、撮影した録画ビデオの利用など法規制をかけるべきと思っている。

一方、無批判に監視カメラを増設すればよいというものではない。

犯罪防止の点でも、
「犯罪者」が監視カメラ前で犯罪をすることは少ないであろう。
しかし、より根本的に犯罪を防ぐ手立てを考えなければ、犯罪は(カメラ前からカメラの見えないところに)「移動」するだけである。
むしろ、監視カメラ増設でこと足れりと、根本的な犯罪防止が手薄になる可能性がある。
無批判に監視カメラを増設すればよいというものではない。

そのようなことを、記者の方に答えました。
うまくまとめてくださいね。
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-29 15:07 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
戦後70年の平和を打ち破り、安倍首相は、集団的自衛権を認める戦争法案を上程しています。
戦争法案の内容は、日本の自衛隊が海外でアメリカ軍と一緒に戦争をすることができ、海外派兵された自衛隊員が際限なく戦闘行為に巻き込まれる危険性を有するものです。
戦争法案は、日本を「戦争しない国」から「戦争する国」に大きく転換させてしまう「稀代の悪法」と言って過言ではありません。
何よりも立憲主義に反しているということが大変大きな問題です。
憲法を平然と打ち破る法案であり、これではおよそ近代国家と言えません。
今まさに、クーデターが進行しているのであり、どうしても戦争法案を止めなければなりません。

私の関係する二つの集会をご紹介します。

一つは、8月30日午後4時。扇町公園です。

いま、全国各地で若者をはじめ多くの市民が戦争法案NO!の声をあげています。
大阪でも7月18日扇町公園に1万人を超える人びとが集いました。
今回の集会は、
「8月30日に戦争法案廃案をめざす10万人国会包囲行動と全国100万人統一行動を」という呼びかけに呼応して、大阪でも8月30日に3万人を目標とする大集会とパレードを企画したものです。
戦争法案を廃案にさせ、安倍政治を終わらせるために、「戦争法案を廃案に!アベ政治を許さない!8・30おおさか大集会」へのご参加をこころより呼びかけます。

もう一つは、9月9日午後6時豊中の豊島公園です。
私は豊中市民ですので、この企画に係わりました。
「9・9戦争法案反対!豊中市民アクション」です。
場所は豊島公園多目的広場で阪急宝塚線曽根駅下車すぐです。
集会後、大門公園までパレードの予定です。
主催は、この企画の実行委員会で、私や中北龍太郎弁護士、藤木邦顕弁護士、大谷昭宏さんらが呼びかけ人になっています。

戦争法案を廃案とするために、是非、広くお集まり下さい。
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-29 00:53 | Trackback | Comments(0)
羽生が3連敗したことをブログに書いたが、何の、何の、羽生は強い。
8月27日、王位戦で羽生は4勝1敗の文句なしの防衛である。

しかも中身がいい。

広瀬の得意戦法を受けて立った第4局も面白かったが、この第5局もいい。
プロである以上、見ていて面白い対局を指し、そして勝つ。
羽生があらゆる意味で第一人者であることが分かる。

さてこの第5局、羽生が馬を作って3筋を伸ばした局面。
72手目の段階で、立会人桐山九段は、広瀬持ち(広瀬有利)と解説している。
ツイッター解説の佐々木慎六段も同じく広瀬持ちと続く。

ところがである。
両者が馬(角)と飛車を取り合い、互いに、敵陣に打つ。
ここから激しく展開する。

105手目、広瀬が羽生の25の龍を取るべくその頭(26)に金を当てる。
龍が取られるかと言う場面である。
素人目に難しい。
何せ、最強の駒である龍が取られるところなのである。
実は、ここからがいい。
ここで羽生は、何と、龍を龍を逃げずに放置して、逆に広瀬を攻めるべく66桂と攻めるのである。
これが凄いですね。
結局、羽生は、そのまま龍を逃げずに攻めきり、125手目で広瀬投了。

いやあ、面白い。
こういう気持ちいい勝利を見ると、まだまだ羽生の天下は続きそうである。
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-27 23:25 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
参議院安保委員会を報ずるニュースを見ていると、
あの有名な米艦船に乗っている邦人母子の救済について論じられている。
有名ですよね。
安倍首相が何度もイラストを出して、この米艦船が攻撃されても
この邦人母子を救済出来ないが、この母子を救済するために集団的自衛権を認める、
そう大見得切ったあの例ですね。

ところが何と、本日の、中谷防衛大臣の答弁ではその状態だけでは、「存立危機事態」となるわけでないと答えているのである。
おかしいですよね。
この母子を救え、と集団的自衛権の必要性をを感情に訴えていたのに、
結局、この母子を救えるとは限らない、というのである。
あのイラストは何だったのか、と思うではないですか。

いやあ、あまりにも安倍首相らしいいい加減さである。
いい加減なのに、断言していましたね。

突き詰めると、この母子を助けられるのは「個別自衛権」でも武力行使出来る(従って、集団的自衛権は必要ない)ということが判明するだろう。

安保法案(戦争法案)は不要である。

MBS系「ニュース23」を見ていると
姜尚中氏が次のように述べていた。
「安倍首相のヤジが多い」
「国家の浮沈がかかっているときに、余りにも緊張感がない」
「首相は、アメリカに公約して、国会は消化試合となっている」と厳しく批判していたが
全く同感である。
そして姜尚中氏は「党議拘束をはずせ」と強く主張した。
安保法案という憲法違反の法案を本当に賛成するのか、「党議拘束」でなく、個人の責任で判断せよ、というわけである。

これまた同感、としかいいようがない。
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-26 23:51 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
とある土曜日、仕事の為、大幅に遅刻しつつ、SH関西支部の8月例会に参加する。
余りの暑さに、ほとんど、夕刻のビールを飲みに行ったようなものだが…。

ホームズ・ファンであり、ミステリ・ファンであるメンバーとひとしきり談話するのは実に楽しい。
二次会で、私以外は全て女性というテーブルに、たまたま、着く。

色々な話題が変転する中、ホームズ談義の中で、誰の翻訳が一番良いかで盛り上がる。
シャーロキアンは延原謙訳ひいきという一種の伝説があるが、無論、伝説に過ぎない(注)。
まあ、伝説を信じている人がいても、それを許容するのが、シャーロッキアーナという「紳士淑女」の「遊び」ではある。

しかもシャーロック・ホームズ物語は大手の出版社では間違いなく翻訳されている。
そして、翻訳者は違う。
だからこそ、どの翻訳者が良いかという話題が成り立つわけである。

女性陣の話が盛り上がる中、私は尋ねた。
「では、かの有名な一節『ホームズにとって彼女は常に…』というこのあとの『the woman』は、皆さんは、どの訳がいいんですか?」

ところがこの質問の後、テーブルの女性陣全員、私に「おかしい!」と指摘した。
「その問題設定自体がおかしい!」

う~ん。

翻訳の巧拙を問うのに格好の問題と私は思ったのだがそうではないという。
男性の女性に対する『視点』があるため、単に、翻訳の巧拙を問うのにふさわしくない、というわけである。

指摘されてみれば、確かに、色々と考えさせられる難問である。
A,B,Cのどの訳が良いかというとき、単に、翻訳の巧拙以外の評価が加わる可能性がある。
しかし、それでも「翻訳」とは、そういう「評価」も含めて行うものであろうと、私は思うのだが…。

そこで私が「(翻訳の巧拙を比較するのに)では何が良いんですか」と聞いたら
一人の女性曰く「三人ガリデブ!!」

参りました!。
あまりに、マニアックすぎる!

(注)翻訳論については、「日本シャーロックホームズクラブ」生みの親、小林司氏の持論もある。かの「緋色の研究」は「緋色の習作」と訳すべし、など話題に尽きない。人生観や世界観にからみつつ、こういう議論自体が楽しいものである。。




.
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-24 21:32 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
ヤマダ電機のスポンサーのもと、若手女流プロの新棋戦が作られた。
「女流初段以下の女流棋士」を対象としたもので、まあ言ってみれば、男性棋士の新人王戦のようなものである。
しかも公開対局(生放送付き)である。

今日8月23日は8人で闘う決勝トーナメントで、
そして決勝に勝ち上がったのは、渡部愛女流初段と竹俣紅女流初級。

ニコ生の聞き手の本田小百合女流三段に「決勝の二人の印象はどうですか」と聞かれた解説の三浦弘行九段が、何と将棋の棋風ではなく、「可愛いですね」と答えたように、いずれ劣らぬ美少女対決である。
とりわけ竹俣紅は現役女子高生で人気がある。
対する渡部愛は日本将棋連盟所属ではなく、LPSAという別団体の所属。

予選から、今日の本戦までかなり時間がかかっているが、この時間的余裕は現役女子高生にとっては夏休みに入り準備も含めて時間をとれたことで、都合は良いだろう。
そういう「運」は重要である。

とすれば、この新棋戦は、竹俣紅のためにある棋戦か、と私は思っていたが、結果は、渡部愛が勝利した。
見ていて面白い渡部の素晴らしい勝利である。
しかもLPSA所属でアウェイ感が合ったかも知れない。
渡部は「ずっと緊張していた」と述べていたが、その中での勝利という意味でも見事である。

負けた竹俣は「優勝を狙っていたので悔しいです」と感想を述べていた。
こういう率直な感想は、実にいい。
負けてもこれから楽しみである。

新棋戦としては間違いなく成功しただろう。
渡部、竹俣のこれからの活躍が楽しみである。
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-23 17:36 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
インターネット上のニュースによれば、本日の参議院の特別委員会で、安倍首相のヤジで、審議がストップする場面があったという。安倍首相は、質問している民主党の蓮舫代表代行に「そんなことどうでもいいじゃん」とヤジったらしい。
安倍首相のヤジは今までにもあるが実に下品で、国民を舐めている。
無論、蓮舫代表代行も黙っていない。
すかさず質問する。

「良くないですよ!」
「総理は、『そんなことどうでもいいじゃん』と、どういうことでしょうか」とただした。

すると 安倍首相は「わたしは、『どうでもいい』などと、言ったわけではなくてですね。いずれにしましても、わたしの自席からの発言を撤回させていただきます」と述べた。
いい加減である。
ヤジっておいて、問題になれば、すぐに撤回する。
言葉が、実に軽い。

実際はその後も、審議が紛糾、一時ストップしたらしい。

ところが、午後9時からのNHKニュースを見ると、この審議中断には全く触れていない。

それどころか、日米同盟が本格的に出動する姿を世界に見せることで、むしろ日本は平和になる、という安倍首相の持論を繰り返し報道している。
何なんですか、これ!?

この考えに対しては、柳澤参考人などが、日米の力を信じていない国には抑止にならず却って日本は危険に巻き込まれると述べているのに、その点への安倍首相の反論はない。
要するに自分の考えへの反論は無視して、同じことを繰り返し述べていたらいい、という姿勢である。

だから「そんなことどうでもいいじゃん」となる。

こんな首相の為に、若い人たちが戦場に送られて良いのですか!?
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-21 22:17 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
本日の、棋王戦挑戦者決定トーナメントで羽生名人対斉藤慎太郎六段の対局は面白かった。先手羽生の角道を開ける76歩に後手斉藤も角道を開ける34歩。そして羽生の飛車先をつく26歩に、斉藤が34歩と応じて横歩取り戦法と決まった。
結果は羽生の勝利である。

いやあ、実に興味深い。
何故なら羽生王座がこの夏王座戦で闘う挑戦者佐藤天彦八段は横歩取りが得意戦法であり、特に後手番で強い。
羽生王座が、この若き挑戦者佐藤天彦相手に、先手番で横歩取りを選択するのかどうかが実に興味深いからである。

現に本日行われているA級順位戦で佐藤天彦八段と闘った先手森内九段は、後手佐藤天彦の横歩取りを避けている。
これはこれで鉄板流森内らしいが、まあ、普通佐藤の得意戦法を見たいものである。

勝利の為に相手の得意戦法を避けるのは普通であるが、王者羽生はそうではない。
むしろ、相手の得意戦法を選択する。

本日の羽生の対斉藤戦の横歩取りは、王座戦を意識しているのではないかと推測させる。

そう考えれば、今から、王座戦が待ち遠しい。

【8月22日追記】
A級順位戦で佐藤天彦八段は森内俊之九段に勝利した。
これで天彦八段は今のところ今期順位戦負けなしである。
羽生との王座戦はますます楽しみである。

【9月3日追記】
王座戦第1局、予想通り、先手羽生は後手番佐藤天彦の得意戦法横歩取りを受けて立った。さすがである。
[PR]
by kazuo_okawa | 2015-08-21 21:50 | 将棋 | Trackback | Comments(0)