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by kazuo_okawa

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本日の朝日新聞夕刊によれば、7月30日の参議院特別委員会で、安倍首相が出席し、集団的自衛権の行使を容認しても、「(他国の)戦争に巻き込まれることは絶対にないと断言したい」と述べたという。

安倍首相は憲法違反の「解釈改憲」を行い、集団的自衛権の行使を認めたことから、当然「米国の戦争に巻き込まれる」という可能性がある。
それが(個別自衛権ではない)集団的自衛権の意味だからである。

ところが安倍首相は「今回の法案はあくまでも自衛のための必要最小限の措置だ。それが憲法の要請であり、しっかり守っていく」と述べ、日本の安全や国民の命に関わりがないにもかかわらず、他国の戦争に協力することはないと明言したという。
私のブログで繰り返し述べてきたが、安倍首相の述べるのは「個別自衛権」の例でしかない。
本来、集団的自衛権の例を出さねばならない。
つまり、集団的自衛権行使で、戦争に巻き込まれない、という根拠を安倍首相は示していない。
にもかかわらず「断言」しているのです。

思い出しますね、2013年のオリンピック誘致の時の演説、
「汚染の状況はコントロールされている」
「いかなる悪影響も東京に及ぼすことはありません」という根拠なき断言。

更に2013年強行採決した特定秘密保護法についてもその当時安倍首相は
「報道の自由が侵害されることはありません」
「知る権利が侵害されることはありません」
「言論の自由が侵害されることは有りません」と断言していた。
しかしその後の安倍政権のマスコミへの圧力は周知の通り。(注)

こんな人物がまたもや断言しても、果たして信用出来ますか。

(注)正確に言えば、特定秘密保護法による圧力ではないが
そうならば、仮に将来、戦争に巻き込まれても、今回の
法案でなく別の理由で「戦争に巻き込まれた」というのだろう。
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by kazuo_okawa | 2015-07-30 22:14 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

谷川会長の惜敗!

録画していた谷川浩司九段対阿部健治郎五段のNHK杯戦を見る。
解説阿久津八段曰く、若手阿部は谷川得意の「角換わり」を避けて、横歩取りの研究手順に引き込んだ。
先手谷川の横歩をとった飛車が56に回るのはよくあるが、後手阿部が自己の飛車を2筋に振り、谷川が26に歩で受けたときに、飛車を見限って56角と谷川の飛車をとるのが研究手順である。
見事であり、あっと驚く。
以下は、阿部ペースであろう。

最終盤、谷川が自陣を守るのではなく攻撃に転じたとき、谷川の「光速の寄せ」が出たかと胸が高鳴った。
昔の谷川ならこういう場面はきっちりと仕留めたものである。
そこに谷川の最大の魅力があった。
しかし、今回は、一歩届かなかった。

谷川の感想戦の第一声は「研究不足でしたね」。
(会務で忙しくて研究出来ないのはわかっているやろう)
(研究将棋でない力戦型で向かってこんかい)
(角換わりでこんかい)

カッコ内は、私が勝手に想像しているだけです。
紳士であり、将棋界の顔である谷川九段は、こんな下品なことは決して言いません。
しかしねえ~。

弁護士会の副会長を担当し、本業(弁護士業)に十分時間がとれなかったことを経験している私としては、会務をこなしながら対局を重ねる谷川に同情を禁じ得ない。
大変だろうと思うが頑張ってほしい。
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by kazuo_okawa | 2015-07-29 20:40 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
本日の朝日新聞を読んでいると昨日の参議院特別委員会で安倍首相が、磯崎陽輔首相補佐官の発言を注意し、「法的安定性を確保するのは当然のことだ。そこに疑念を持たれるような発言は慎まねばならないと考えている」と述べたという。

磯崎補佐官は安倍首相の側近中の側近であり、彼が「法的安定性は関係がない」と発言したとき、私は、安倍首相の本音だろうと思ったものである。
そのように思った人はおそらく私以外にもいただろう。

ところが、批判を受けて安倍首相は磯崎補佐官に注意したという。

しかし、誰がみても憲法違反の「解釈改憲」を行い、法的安定性を揺るがしているのは、他ならぬ安倍首相その人自身である。

その安倍首相から注意を受ける。
普通なら「あなただけには言われたくない」と思うだろう。

磯崎補佐官を是非国会に招致して、質問してほしいものである。
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by kazuo_okawa | 2015-07-29 07:29 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

学び、そして伝える

7月25日は大学2校の補講を連続して講義した後、京都での奥田会に出席する。
奥田会とは、京大法学部時代に奥田昌道教授のゼミで学んだ全ての期の同窓会である。
私の師である奥田先生のことはこのブログで何度も書かせて頂いた。

奥田先生は御年82歳のはずだが、いつまでもお若くお元気であり、未だに逆に勇気づけられる。
奥田先生曰く「100歳以上はごまんといる。いや、5万人いるんですよ。」
「私も学問の集大成『債権総論』を書き上げます。まだ1%しか出来ていませんが」
「私には他にも夢があります。」
「皆さんも夢をもっていますか。なかなか実現できない、そういうものでないといけないですよ。実現出来るんなら、夢じゃないですから」

師が「夢」を持っているというのに、教え子たちが「夢」を持たなくて何としよう。
奥田会に集まり、集まった教え子が一様に述べるのが、みんなの話を聞いて互いに元気を貰うと言うことである。

一年に一度の集まりであるが、楽しい集まりである。

先達に学び、そして、後進に伝えていく。
私もその流れの一人でありたい。

大学の補講と奥田会の一日であっただけに改めて思う。
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by kazuo_okawa | 2015-07-26 12:20 | 大学あれこれ | Trackback | Comments(0)
豊島七段はどうしたんだろう。

7月23日までの直近10局は5勝5敗。
指し分けだが「大一番」で負け続けている。

順位戦開幕戦の木村一基戦。
竜王戦決勝トーナメントの稲葉戦。
更には王座戦挑戦者決定戦の佐藤天彦戦。
途中に、羽生名人の「反省」の一手を挟んだ棋聖戦。
そして7月23日には、順位戦阿久津戦で控え室も驚く突然の投了。

何故なのかは分からないし、その理由をあれこれ推測しても、所詮推測でしかない。

大一番5敗の結果は誰よりも豊島自身が衝撃を受けているに違いない。

昨年の、盟友糸谷のタイトル(竜王位)奪取と対羽生王座戦の敗北が
豊島に何らかのきっかけを与えたことは事実だろうが、
その後変化させた研究法の是非は、とうてい素人には評価出来ない。

今回の阿久津戦の突然の投了は、素人目にも驚かすものだが、
谷川十七世名人のように棋譜を汚したくないという「美学」から出でたものか、
それとも、敗戦続きで「心が折れた」のか。

豊島ファンとしては、決して「心が折れた」のではないと信じたい。

オールラウンドプレーヤーとして魅力溢るる攻め将棋の復活を、
序盤、中盤、終盤隙のない将棋の復活を
豊島七段に心から期待している。

【9月3日追記】
本日、棋王戦挑決トーナメントで豊島七段は郷田王将に勝利した。
叡王戦の本線トーナメントの出場も決めて、これで5連勝。
どうやら復活したようで楽しみである。
【9月19日追記】
…と先のように書いたが
王将戦のリーグ入りを決める一番や
順位戦をみると残念で仕方がない。
【2016年3月11日追記】
本文に書いた負けた相手、すなわち、佐藤天彦や稲葉の活躍を見るに付け、豊島には頑張ってほしい。
順位戦で、開幕から勝ち星なしの5連敗しながら、その後は7連勝。
7勝5敗で今期は終えた。
やはり自力があるのだろう。
来期は是非頑張ってほしい。




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by kazuo_okawa | 2015-07-24 23:57 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
江口慎一君は私の中学時代からの友人であり、そして芸術家である。
その彼が、今日から梅田ダイビル地下一階で写真展を開いている。

早速初日の今日訪れた。
彼はデビュー以来、自然をモチーフとしたカメラマンである。
彼の出世作「光響水彩」は、山間の隙間から差し込む太陽の光と、岩場から垂直に落下する水が光に映し出されたために一筋に見えている「一瞬」をとらえた作品であるが、その美しき作品は私の自宅に飾らせて頂いている。

彼はプロデビュー以来、光と水の「一瞬」の美しさを追い求めてきた。

今回の作品展も基本的にはその延長上にあるが、とりわけ今回印象に残ったのは、「雫」の作品の数々である。
非常に小さな「雫」。
即ち、水の固まり、水球である。
水球即ち、レンズであり、その向こうに何かが見える、というところまでは誰しも思いつくであろう。

しかし彼は、何と言うことか。
実際に、小さな「雫」のその向こうに、あたかもレンズの向こうに景色が映し出される一瞬を、本当にカメラにとらえるのである。

「雫」に美しい花が見えるその一瞬を捉えた作品に、その奇跡の美しさを感ぜざるを得ない。
私自身しばし見入ったものである。

自然の美の好きな方には是非お薦めしたい。
(既に銀座で終了。梅田では7月29日まで。その後名古屋8月27日から)
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by kazuo_okawa | 2015-07-23 20:38 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

江戸川乱歩と綾辻行人

録画していた「NHKアーカイブス」
「全ては江戸川乱歩から始まった~日本ミステリの父・江戸川乱歩・没後後50年」を見る。

綾辻行人氏がゲストとして出演している上、ミステリ好きとしては大変素晴らしい内容である。

江戸川乱歩は日本ミステリ史における最大の巨人である。
しかも乱歩の歴史を見るとき、戦前、探偵小説(今のミステリ)は「犯罪を誘発する反体制的なもの」として検閲を受け、そして絶版の憂き目にあい、乱歩自身「探偵小説全滅」と記した。

その経験から、江戸川乱歩は戦後、自らの小説の執筆よりもミステリ界全体の維持・発展・後進の育成を考える。

ここが良い。
ここが乱歩の素晴らしいところである。

戦争体制とミステリについては森村誠一が喝破する。
「ミステリーは民主主義の社会でないと成熟しない」
「ミステリーは民主主義と文化的成熟度を測る指数である」

そして乱歩が夢見たミステリ界の発展。
番組中「乱歩からバトンを渡された一人」と紹介された綾辻行人。
今や堂々たる重鎮であり実に頼もしい。

NHKも良い番組を作るものである。



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by kazuo_okawa | 2015-07-22 21:38 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

国民を騙す安倍首相

安保法案を衆議院で強行採決した安倍首相の暴走ぶりはとうてい許されないだろう。

説明不足の批判にこたえて行っているその「たとえ話」が全く「たとえ」になっていないことは以前のブログに書いた。

その安倍首相が7月20日に、フジテレビ系列のテレビ番組に生放送で出演した。

あほらしいというか、もの悲しいというか、国民をなめているとしか思えない。

そもそも冒頭に、安倍首相は今回の安保法案は「戸締まりをしていきましょう」という法案だという。
さらに、「かつては雨戸を閉めておけばよかった。しかし今は振り込め詐欺もある」と続けるのである。

どうですか、これ。
これで、はい集団的自衛権必要ですね、となりますか。

安倍首相は、時間はたっぷりあるのに、全く具体的事例にはほとんど触れない。
終始、「たとえ話」ばかりしてる。
それも、お隣りのアメリカの家に母屋とはなれがある。
アメリカの母屋が火事になる。
さらに、はなれも燃える。そして、そのはなれの隣にある日本の家に火が燃えてきそうなときにそのはなれの火を消すというのである。

こんなたとえ話で何が分かりますか。

「個別自衛権」で対処しえない「集団的自衛権」とは何なのかを、戸締まりとか、火事とか子供だましの事例でなく、もっと具体的に説明しなけれならない。
アメリカの戦争にどういうときに一緒に闘うのかを具体的事例をあげて説明しなければならない。
しかも、個別自衛権では無いのである。
個別自衛権発動ではない「(日本の)存立危機事態」とは何なのかを具体的に説明しなければならない。

はっきり言って安倍首相の説明は「無い」のに等しい。

こんな「たとえ話」で一体誰が納得するのだろうか。
「説明」をすればするほど、むしろ安倍首相の破綻が明らかになるだろう。
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by kazuo_okawa | 2015-07-20 23:11 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
7月18日午後5時から、「戦争法は廃案に!1万人集会」のために大阪扇町公園へ行く。
人々が続々集まる感じである。
ざっと見た感じでは、5月10日の「大阪市をなくすな5・10市民集会」や6月7日の大阪弁護士会主催「なし崩しの海外派兵を許すな~野外集会」の時の集まりよりも多いだろう。
何より幟(のぼり)が多い。
短期間であり宣伝も少ないであろうにこの集まりは市民の怒りであろう。

引き続き7月19日午後4時半からは靱公園。
こちらもかなり多い。
18日と違うのは若い人が多いことだ。

私たち弁護士界も「明日若」(明日の自由を守る若手弁護士の会)のメンバーがあちらこちらと混ざって頑張っているのがよい。

澤地久枝氏呼びかけの「アベ政治を許さない」のポスターを手に手に持っているものも多い。

よく「動員」だの「プロ市民」だの、果ては「年寄りの同窓会」などとの悪口を言うものがいるが、昨日、今日と、明らかに「何とかしたい」との思いから自発的集まっているが増えているのは間違いない。
現代のこの日本に民主主義と立憲主義があるのかどうか試されている。
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by kazuo_okawa | 2015-07-19 19:55 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

「安倍政権を笑い倒す」

「労働情報」最新号(915号)を読んでいたら、佐高信氏が巻頭エッセイ「時評自評」で自身と松元ヒロ氏との共著「安倍政権を笑い倒す」(角川新書)を紹介していた。

その一文の中に、校門圧死事件で、松元ヒロ氏の先輩マルセ太郎が、「校門というのはそもそも閉めてはいけないものなんだ。学校、教会、お寺というのはいつでも誰でもいけるように、つねに開けておかなきゃいけない。門を閉めてはいけないところだ」とその本質を喝破していたという。

う~ん。
実は、私は、平栗勲弁護士に誘われ、同弁護士とともにその被害者遺族代理人をしていた。そのときにマルセ太郎氏のこの発言を知っていたらとしばし思ったものである。

ともあれ、早速購入。

いやあ、面白いです。
お薦めです。
対談形式なので読みやすく、安倍首相の、ウソ、でたらめ、インチキぶり、或いはその無能ぶりが、笑いと共に繰り返し述べられる。
本当に、これで首相なんですから、笑うしかない。

無論、笑っているだけでは「やがて悲しき…」である。

本の表題の如く、安倍政権を笑い倒さねばならない。
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by kazuo_okawa | 2015-07-18 21:14 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)