私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
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6月28日の日曜朝、MBSの「サンデーモーニング」というテレビ番組を付けていた。
この番組の名物の一つに、「手作り仕掛け」をもちいて女性がニュースを解説するコーナーがある。
「仕掛け」が手作りであるのが、見ていて楽しいのであるが、この日何気なく見ていると、「OPEN」と「CLOSE」が入れ替わる仕掛けが示されているではないか。

驚きました。
池田洋介師の作品である。
池田洋介師とは、京大奇術研究会出身の世界的パフォーマーである。

作品は、歯車機構とタイポグラフィーを組み合わせた仕組みであるが、「OPEN」と書かれた歯車をくるくると回すと「CLOSE」に、「CLOSE」と書かれた歯車をくるくると回すと「OPEN」になるのが面白い。

インターネット上、「池田洋介作品リスト」で検索すれば、その動画自身も見ることが出来る。

実に素晴らしいアイデアであると感心するのだが、この商品化について、ASOBIDEA(代表山田力志氏)に相談しているとも聞いている。

この作品に限らず池田さんのアイデアにはいつも感心させられる。
その一端は是非彼のホームページにアクセスして味わってほしいものである。

このように素晴らしい池田さんの作品が、「サンデーモーニング」という人気番組で使われたのはメジャーになった証であり、嬉しいものである。
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by kazuo_okawa | 2015-06-28 20:02 | パズル・統計・数学 | Trackback | Comments(0)
25日、自民党の若手議員による勉強会の講師に呼ばれた百田尚樹氏が、その講演の中で、沖縄タイムズと琉球新報を挙げて「沖縄の二つの新聞社は絶対につぶさなあかん」と発言したという。
また参加議員は「マスコミを懲らしめるためには広告料収入が無くなるのが一番。経団連に働きかけてほしい」などと語ったという。

百田氏は「冗談だった」と言い逃れしているようだが、まあ、百田氏が好き勝手いい、それを聞いた自民党議員達も頭にのって本音を語ったのだろう。
その場の状況が目に浮かぶようである。

これらの発言が、「報道の自由」や民主主義に対して、極めて問題のある発言であることは改めて言うまでもない。
政権にとって気に入らない報道であってもそれを許容するのが「報道の自由」であり、民主主義というものだ。

マスコミ・野党などが批判したのは当然であり、それを受けて自民党は27日に勉強会代表の更迭と処分を決めたという。
まさに事態の収拾を図るための「トカゲの尻尾切り」である。

百田氏はこれまでも,NHK経営委員でありながら、特定政党の支持を示したり、問題発言を繰り返してきた。
しかも、百田氏は安倍首相と考えが近い「お友達」としても知られている。
また安倍首相自身が、報道ステーション古賀茂明問題に見られるが如く「異論への圧力」をかけている。
百田氏の講演に端を発したこれらの発言は、安倍首相の「異論を許さない」体質をたまたま具現したにすぎないだろう。

そうであればこれまで十分に百田氏を利用してきた安倍首相そのものの責任が問われるべきだろう。
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by kazuo_okawa | 2015-06-27 20:22 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
仕事中のケガや病気で3年以上療養を続ける労働者について、使用者が一定の補償金を支払えば解雇できるルールをめぐる訴訟の判決で、最高裁第2小法廷(鬼丸かおる裁判長)は6月上旬、「国から労災保険の支給を受けている労働者も対象となる」という初めての判断を示した。

この判断に対して、弁護士ドットコムから取材を受けました。
その記事が下記サイトに出ていますので、お読み頂ければ幸いです。

http://www.bengo4.com/roudou/1101/n_3276/

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150621-00003275-bengocom-soci
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by kazuo_okawa | 2015-06-25 21:24 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
ニコニコ生放送を運営する株式会社ドワンゴが新たな将棋の公式戦として「叡王戦」を発足させた。
この新棋戦は、優勝者が「叡王」と名乗り、コンピューターソフトの優勝者と「電王戦」を闘うことと、出場者がエントリー制であるところに特色がある。

羽生名人・渡辺棋王は出場しなかったが、現役棋士159名中154名が参加することになり、これだけでも大成功だろう。

そして注目の中、6月20日開幕。
無論ニコニコ生放送で生中継する。(後に録画も見られる)

それにしても本当に抽選で決めたのか、というくらい凄いカードである。
文字通りのオープニングカードは、
森内俊之九段対森下卓九段。
何と言ってもいきなり永世名人登場である。
結果は、矢倉戦を制した森内九段の勝ちであるが、ただちに感想戦の中継が始まるのがいい。これぞニコ生の強みであろう。

そして、この日の2局目は、今や「棋界の生ける伝説」人気ものの「ひふみん」こと加藤一二三九段が登場し南芳一九段と闘う。
いやあ見所満載である。
いきなり、ひふみんの「駒台回し」ほか、伝説のひふみんの所作が何と「生」で見られるのである。
無論、戦法は「最強棒銀」
この、ひふみんの対局姿が見られるというだけでも映像的には極めて貴重で、かつ面白い。

しかも動き回って慌ただしいひふみんの相手が、これまた何というか、これ以上ないという「静かなる男」南九段である。
本当に抽選で決めたのであろうか、と疑われるくらいの好対照である。
南九段は、何せ「地蔵」と呼ばれた動かない男ですからね。

結果は、ひふみんの銀が泣く。
南九段の勝ちとなり、勝者同士、森内俊之九対南芳一九段の対局は森内九段が制した。
これで森内九段は決勝トーナメント進出第一号である。

いやあ、面白い。

それにしてもさすが、永世名人である。
主催者の期待通りにきっちりと勝ち進むのが素晴らしい。

どうなることかと新棋戦を見守っていたファン・関係者にとって、
「コンピューターと闘ってみたい」と力強く言い放った森内九段の言葉ほど心強いものはないだろう。


(追記)
羽生名人は予想通り参加しなかった。
私は羽生名人はそもそもコンピューターソフトとは闘わないであろうと思っている。
(「羽生名人対コンピュータソフトは見られないのか!?~あいまいな日本の私」
2014年8月29日付けブログの通り)
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by kazuo_okawa | 2015-06-24 18:27 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
ミステリについては、色々な出版社が、毎年年末にその一年に発行されたミステリの作品ランキングを発表している。
週刊文春が毎年行う「ミステリーベスト10」は比較的有名だろうがその文春ベスト10で、2014年ランキング一位になったのみならず、他社のベストテンでも軒並み一位になり、史上初の6冠王になったという2014年の最高傑作が「その女アレックス」である。

その話題作「その女アレックス」を読む。
6冠王となっただけあって確かに面白い作品である。
とはいえこの種の作品の性格上、これから読もうとする読者の為に、何も語らないのが一番であろう。
以下、ミステリとしての内容には触れない。

本稿で触れたいのは、「その女アレックス」の中に出てくるフランスの警察の取調時間である。
本書は、昨年の話題作ゆえ、普段、ミステリを読まない人も数多く手にしたに違いない。
そして本書を読み進み、警察の取調時間(何と原則24時間)に驚かれたのではないだろうか。
引用する。

<警察留置は時間との闘いにほかならない。猶予は二十四時間しかない>
(文春文庫「その女アレックス」ピエール・ルメートル訳橘明美)

何で、警察の取調が24時間しかないの?

警察の下で拘束しての取調は制限する。
世界的にはこれが当たり前である。
おそらくせいぜい1~2日というところであろう。
実は日本も逮捕による警察留置場での拘束は最大72時間である。
ところが日本の場合、世界に類を見ない「代用監獄」というインチキ抜け穴制度がある。
本来逮捕の後の、裁判所の行う勾留になれば(警察留置場でなく)拘置所で拘束されるものが、これを例外としてそのまま警察留置場で「代用」できるということになっており、しかもその「例外」が実際は原則化しているのである。
世界に恥ずかしいダイヨーカンゴク制度は廃止されなければならないのに未だ無くならず
冤罪の温床となっている。

「その女アレックス」の同じような場面で、日本の警察ならこう言うだろう。
<猶予は23日間。たっぷりある>
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by kazuo_okawa | 2015-06-23 11:39 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)
本格ミステリの醍醐味はサプライズ・エンディングにあると改めて思う。

乾くるみ氏の傑作ミステリの映画化である。
原作は、私の好きなあのパターン。
いやあ、何度騙されてもこのパターンは好きです。

さてその映画化。
このトリックの映像化は難しいんですが、うまいもんである。
映画のパンフレットを読めば、作者自身、映像化用のアイデアをもっていたというから素晴らしい。
そしてそのアイデアに脱帽する。

本格ミステリの映画化の場合、常に、原作との比較をされるが(そして、残念ながら映画の方がひどい場合もあるが)「イニシエーション・ラブ」はどちらも面白い。

原作を読んでいないなら、むしろ読まずに映画を見る方が面白いかもしれない。
いずれにせよ、本格ミステリファンにはお薦めの映画である。

本格ミステリ談義を一言。
原作の、ラスト2行目。
私ならフィニッシィング・ストロークは、絶対に、最終行、最終ワードにしますね。


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by kazuo_okawa | 2015-06-14 00:12 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

安全と自由の両方を失う

「週刊金曜日」最新号の周防正行監督のインタビューが良い。

周防監督を私の大学の講義の特別ゲストにお呼びしたことは昨日のブログに書いた。

今国会の刑事法案が、(一部の)可視化の義務づけと共に、司法取引など問題ある法案とセットになっていることは、関心有る人は誰しも知っている。
セット法案が問題だということも、これも誰しも知っている。
ではそのセットを跳ね返せるのか。
そういう状況にはないだろう。
それを跳ね返せるなら、特別部会段階で何とか出来たはずだ。

今は、セットで通すのか、セットでつぶすのかという選択である。

特別部会において、我が大阪弁護士会の「ミスター可視化」小坂井久弁護士委員ともども、周防監督が苦労されたことを私は知っている。

2013年1月から、私は私なりに動いたが、結果的には力不足であった。
その意味では、小坂井弁護士や周防さんには大変申し訳ない。

そのような状況の中で、周防監督が「それでもボクは会議で闘う」で書いておられるその決断は、苦渋の決断であろうが、私は敬意を表したい。

そして周防監督が(私の講義のゲストのみならず)「週刊金曜日」その他色々と発言されていることにも感銘を受ける。

その「週刊金曜日」での言葉。

「無実の罪で人生を奪われる人がいることに無関心な社会で本当にいいのか」

そして、周防監督が紹介したベンジャミン・フランクリンの言葉。
「少しの安全のために少しの自由を犠牲にする国民は、結局その両方を失う」

今、私たちは、その両方を失いかねない曲がり角にいる。
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by kazuo_okawa | 2015-06-12 23:07 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
私が担当している龍谷大学法学部の「裁判と人権」と題する講座で、半年に一回だけ特別ゲストをお呼びすることが出来る。

今年は周防正行さんをお招きした。

周防さんは映画監督であり、代表作には、大学の相撲部を扱った「シコふんじゃった。」、大ヒット作「Shall we ダンス」、そして日本の刑事裁判制度の本質を描いた「それでもボクはやってない」などがある。
そして法制審の特別部会の委員に選ばれた。
その内容はこのたび発行された著書「それでもボクは会議で闘う」に詳しい。

可視化を中心とした、その刑事法制改正案が今国会に上程されている。
周防さんは、講演の前日には、その法務委員会で参考人として意見を述べられた。
かように多忙な中、龍谷大学生の為に来て頂いた。
大変有り難い。
大教室で、私のインタビューに答えるという形での講演である。

最初は「それでもボクはやってない」を作られたきっかけなどから質問し、そして、日本の刑事裁判の問題点、裁判員裁判の評価等を経て、特別部会の評価、今国会の法案の評価を話して貰った。

印象に残る言葉。
「『十人の真犯人を逃すとも一人の無辜も罰する無かれ』という格言に対して、十人の真犯人も捕まえる、という人がいるが、そういったとたん、この格言の意味を分かっていないことが分かる」
「裁くことの怖さを、裁判官自身が知らない」
「判決の瞬間、真実を知っている被告人に、実は裁判官自身が裁かれている」
「裁判員裁判も従来の裁判よりはいい」
「今回の法案は、不十分だが、可視化を義務づけただけ少しでも前進である」
「警察、検察に裁量をゆだねるのは大変危険である」
「重要なのは裁判官であり、弁護実践である」
「(若い人へ)世界はあなた達が思っているよりもずっと広い」

話に感銘を受ける。
周防さんは、実に魅力的で、大変素晴らしい。

実は、学生の見ていないところで、密かにサインを貰いました。
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by kazuo_okawa | 2015-06-11 22:03 | 大学あれこれ | Trackback | Comments(0)
私がブログで繰り返し批判しているのが「選挙制度」と「世論調査」であるが、このほど表題の「世論調査とは何だろうか」(岩本裕・岩波新書)が発売された。
著者は,NHK職員として、長く世論調査を報道する側にあった人である。

世論調査は、社会に対する影響の大きいものであるが、しかし現行の世論調査は必ずしも正しいものでない。
読売や産経の世論調査を見れば、あたかも安倍首相の政策を後押しするかのようである。

本書は、世論調査についてわかりやすく解説した書物であるが、同時に世論調査の問題点も指摘している。

ランダムにサンプリングするRDD調査は固定電話対象なので、一般に固定電話を持たない若者をとらえきれない。
選択肢を選ぶ質問では、中間選択肢を選びがちである(従ってどのような選択肢を作るかで答えを左右する)。
質問の言い回しで回答が変わる。
質問の順番で回答が変わる。
そして、調査主体のバイアス(例えば、調査主体が読売新聞であれば、読売にシンパシーを持っているものが答えがちになる)。
など的確な指摘がなされている。

質問の言い回し・順番を巧みに用いて「世論操作」する例が実に面白い。
それが次の例である。

消費税引き上げに賛成かどうかを聞くときに、いきなりそう聞くのではなくて、まず
「日本の借金は1000兆円を超えました。あなたは日本の財政についてどう思いますか?」と聞く。
この後、消費税引き上げに賛成かどうかを聞いただけでも、賛成の意見が増えるが、もう一問重ねる。
「政府は消費税の使い道について、福祉に限定すると説明しています。これについて、あなたは賛成ですか、反対ですか」
これで操作は万全、7割が消費税増税に賛成となるだろうという。

本書では、これは良くない例としてあげられているのですが、しかしねえ、「これまでの手法じゃないか」と、つっ込みたくなりますが…。

というわけで、世論調査に騙されないためにも、本書はお薦めです。

もっとも、著者の岩本さんはNHK内部の人だから、NHKの報道の仕方に、もっと頑張ってよ、とも言いたいのですが…。
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by kazuo_okawa | 2015-06-11 01:44 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)

靖国神社は「戦争神社」

知り合いからのメールで、6月6日放送の「池上彰のニュースそうだったのか2時間スペシャル」(テレビ朝日系)の内容を知る。
池上彰氏によれば、海外では靖国神社を「戦争神社」と報道しているという。

この日の番組では「日本人なのに実は知らない日本」と題し、靖国神社について取り上
げられた。
靖国神社について改めて説明の要はないだろう。
国家のために命を落としたものを合祀し、A級戦犯も合祀している。

総理大臣の靖国神社参拝には近年、米国はじめ世界各地から懸念の声が上がっているが、
池上氏によると、海外メディアは靖国神社を「Yasukuni Shrine」と呼ぶ場合もあるが、多くの場合は「War Shrine(戦争神社)」と報道しているという。
海外から見れば、その“War Shrine”に日本の総理大臣が参拝しているのである、と池上氏は説明した、という。

この解説を受け、弁護士の北村晴男氏は、「日本人に、亡くなった人の罪は問わない、との考えがある」と指摘し、「靖国神社に祭られている戦没者240万人のうち十数人にすぎないA級戦犯だけをことさらに取り上げることに、日本人の感覚としては不思議でしかたない」と本音を漏らしたらしい。

靖国神社の性質を論ずるのに、量(人数)の問題ではない。
しかも、北村氏が個人的にどのように思うかは自由だが、「日本人一般の考え方」と決めつけるのは不遜であろう。

さて、本日は安倍靖国訴訟の口頭弁論期日。
原告側が要請していた原告10人の尋問のうち、9名採用されました。

そして、次回7月31日午前10時から12時、午後1時30分から終了まで、丸1日かけて証人尋問の予定です。
場所は大阪地裁202号法廷。

是非、多くの方の傍聴をお待ちしています。
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by kazuo_okawa | 2015-06-09 23:18 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)