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by kazuo_okawa

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身贔屓と思われるかもしれないが
決してそういうつもりではない。

帰宅途中の本屋でたまたま見かけたのだが、
麻耶雄崇氏の文庫新刊「貴族探偵」(集英社)がずらりと横に並び、
そしてその本の帯に、小野不由美氏が推薦しているのである。

正確に言えば、帯の文言は
「『ものの見事に投げられる快感。
茫然自失する一瞬をお楽しみ下さい』
小野不由美さんもだまされた!」

麻耶氏の作品はトリッキーで意表をつき
私の好きな作家の一人である。

その麻耶氏を、小野不由美さんが宣伝に一役買っているのである。

これって非常に嬉しいんですよ。

無論、小野さんも才能溢れる書き手であり
凄い読み手でもある。

しかし、何よりも嬉しいのは麻耶氏も小野氏も
京大推理小説研究会(京大ミス研)出身作家であるということです。
後輩作家の活躍はそれ自体でも、大変嬉しいのですが
このように本の帯で「コラボ」しているのが実にいい。

いやあ、正直言って何とも嬉しいんですね。

この感情は、やっぱり身贔屓かな。

皆さん、是非、お買い求め下さいね。
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by kazuo_okawa | 2013-10-31 21:58 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
恐ろしい法律が作られようとしている。
「秘密」を漏洩したものも
それに近づいた者も
懲役10年までの刑で処罰されかねない。

しかも、その「秘密」は,行政の長が指定し、
何が、秘密なのか(それ自体が秘密であるため)
さっぱり分からない。

つまり自分がどんな場合に処罰されるか分からないのである。

現在、国会の委員会で「これは秘密に当たるのか」といった
遣り取りが連日為されている。
おかしな話である。

こんな遣り取りをしなければ行けないくらい
「秘密」の範囲が、不明確・不透明なのである。

民主主義社会でこんな法律が作られてはならない。

大阪弁護士会では、下記の通り、危険なこの法案に反対する
緊急デモを企画しました。

一人でも多くの方々の参加を呼び掛けます。



秘密保護法案に反対するデモ行進への参加のお願い

 政府は、今秋の臨時国会に秘密保護法案を国会に提出し、成立させようとしています。
 しかし、秘密保護法案は、政府の情報を公開させるという方向性に反するだけでなく、特定秘密の範囲が極めて広範で、政府の持つほとんどの情報が秘密として不当に隠される危険性があります。現時点で41万件もの情報が秘密の対象となり、原発情報も含まれることは政府も認めています。
 情報を管理する担当者とその周辺の人々のプライバシー侵害も、公務員だけでなく民間事業者にも及びます。
 処罰の上限は懲役10年及び罰金1000万円に及ぶ上に、共謀・教唆・扇動はそれだけで処罰されるなど、処罰範囲も広範です。
 さらに、違法な秘密に対する取材や報道も処罰対象となるおそれがあり、取材や報道が委縮することにより、私たちの知る権利が侵害されます。
 そこで、大阪弁護士会では、秘密保護法案に強く反対するため、下記要領によるデモ行進を企画いたしました。
 秘密保護法案の成立に反対する強い意思をアピールする重大な機会です。是非多数の皆さまのご参加をお願いします。

日 時 平成25年11月12日(火)12時~13時(11時30分集合)
コース 大阪弁護士会館東側 → 旧天満警察北側を西へ → 法務局西側を北へ→ 西天満交差点を西へ → 梅新交差点を南へ → 大阪市役所南側(ゴール・解散)
集 合 大阪弁護士会館1階ロビー(所在地:大阪市北区西天満1丁目12-5)
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by kazuo_okawa | 2013-10-31 17:44 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(2)
現職検事の証拠捏造という
刑事司法始まって以来のスキャンダルを受けて
本来は、取調の全面可視化(録画録音)が
直ちに実現されるべきであった。

しかし、今なお、実現できていないことは
皆さんご存じの通りです。

大阪弁護士会では
下記の通り、周防監督を迎えて
「可視化立法の行方」と題するシンポジウムを企画しました。

是非奮ってご参加下さい。

  記
【日時】平成25年11月2日(土)午後1時~午後4時
【場所】大阪弁護士会館2階ホール
【参加費】無料
【内容】
第1部:・基調報告「可視化立法の行方」
    元日弁連会長/法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会委員
    宮崎誠弁護士
    ・周防監督へのインタビュー
第2部:事例報告
    ①北九州爪ケア事件
     元被告人 上田里美氏、弁護人 東敦子弁護士
    ②ガールズバー殺人未遂事件
     日高伸哉弁護士・三上孝孜弁護士
    ③東住吉事件特別報告
     高坂明奈弁護士
第3部:徹底討論 法制審特別部会における可視化議論の行方
    法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会委員・映画監督 周防正行氏
    法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会幹事 小坂井 久 弁護士
    コーディネート 森 直也弁護士
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by kazuo_okawa | 2013-10-31 17:41 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
帰宅して、録画していた将棋竜王戦7番勝負の第2局を見る。
挑戦者森内の連勝である。

今、将棋界は、この竜王戦タイトルホルダーの渡辺と
森内名人、そして羽生の3人が7大タイトルを分け合っている。

なかでも「名人」と「竜王」は、伝統と賞金額から
2大タイトルで有り、そのタイトルホルダー同士の激突とあっては
将棋ファンとして見逃せない。

そして結果は森内の連勝である。

しかし何よりも将棋ファンの度肝を抜いたのは
森内名人の、渡辺竜王に対する「往復ビンタ」である。

「往復ビンタ」とはいささか下品な言葉であるが
実は「言い得て妙」の言葉である。
これは、将棋界の俗称のひとつで、同じ戦型で、先後、共に連勝することを言う。
といっても、将棋の知らない方には、これだけでも
何のことか分からないでしょうね。
要するに、負けた側の立場に立ってもやはり勝つ、ということです。
例えば、ある戦型で片方が負けますね。
敗北はそれだけでも悔しいものですが、
勝った方が、今度は、先手後手入れ替わったろう、と負けた側に立場を変える。
しかし、それも負けたら、ショックでしょう。
あたかも往復ビンタをくらったようなものですね。

とまあ、いささか解説が長くなりましたが
名人対竜王という大一番で、森内が
「往復ビンタ」を狙った事が凄い。

そして渡辺竜王も激しい手順で応じた。
両者の対応は見ていて面白い。
私は、プロたる者、ファンが見ていて面白い将棋をすべきである、と思っている。
無論、勝負師たる者、勝負にこだわるのは当然であろう。
しかし、ただ勝てば良いというものではない。

その意味で今期竜王戦は見ていて面白い上、
しかも、森内名人は見事に「往復ビンタ」をしたのである。
これは凄い。
実に凄い。

「往復ビンタ」をされて負けた渡辺の心中やいかに、と思うが、
渡辺は、これで終わる男ではない。
かつて、最強羽生を相手に、3連敗から4連勝をした男である。

次はどうなるのか。
森内が更に完膚無きまでに渡辺をたたきつぶすのか
それとも渡辺が巻き返すのか。
それは、渡辺が(往復ビンタされた)同じ戦型を選ぶのか、という興味もある。

第3局が実に興味深い。


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by kazuo_okawa | 2013-10-30 22:45 | 将棋 | Trackback | Comments(0)
日経新聞の本日(10月29日)付朝刊を読んでいると、
自民党の小池百合子氏が、
報道機関が首相の1日の動向や面会相手などを報道する
動静記事について「国民の知る権利を越えているのではないか」
と述べた、という。

勘ぐれば、こんなことまで「特定秘密」にしようとするのではないか、と
驚くばかりである。

そもそも首相は昼間、私人としてプライベートに、
親戚・知人にあっているのではない。

その動静は、公人としての活動の一環であろうことから
当然、知る権利の対象である。

そんなことは改めて言うまでもないだろう。
小池百合子氏は、かつてはニュースキャスターであった。
つまり「知る権利」を行使してきた側の人物なのである。
そういう人物が平気でこういう発言をすることが、怖い。

それとも、よほど、安倍首相の動静が知られたくないのであろうか。

そこで、本日の安倍首相の動静を見ると
何と、トルコに行ってるではないか。

特定秘密保護法案を始めとする重要法案目白押しの
臨時国会が始まっているという、この重要な時期に、
トルコである。

そして、何をしに言っているのかと思いきや
「原発」を売りに行っている。
余りにも情けない。

だから、動静は知られたくないのであろう。



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by kazuo_okawa | 2013-10-29 17:34 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)
郷原氏は私の好きな、ミステリ評論家の一人である。
同氏の新著を書店で目にして、ノータイムで購入した。

氏は、文壇における論争が無くなったこと
そして氏のフィールドである推理小説界でも、
かつてあった論争が近時、無くなった事を指摘する。
御原氏は、ある意味でこのような状況を憂い
適切な論争を期待して、
過去の推理小説界の論争をまとめたのが本書である。

実は、この内の、1章、3章は私が京大推理小説研究会時代に
同時代的に楽しんだ論争であり、非常に懐かしくあると共に
私自身も、色々と論じたい分野であるが、それは、また別の機会に譲る。

私が、改めて感じたの、論争を避ける、というのは
我が法曹界でも生じているのではないか、との危惧である。

かつて私が弁護士成り立ての頃の(私が参加した)弁護団会議は
激烈な論争が有りながらも、それが終わり、みんなで食事にでも行くと
一転してにこやかに談笑する姿を見てきた。

意見は違っても、意見を言う相手自体は尊重する。
弁護士たる者かくあるべしと、身をもって教わってきた。

しかし、近時、どうだろうか。
違う意見を言うと、あたかも人間性を否定されたかのように過剰な反応をする。
そう人が増えている。
しかも、弁護士でも、そういう人物に遭遇し、いささか驚いたものである。

こういう人が一人でもいると、議論は変な緊張を生む。
それ故か、互いに、反対意見を避ける(論争を避ける)というのが
増えているのでは無いかと、実は、気になっていた。

その状況下での本書郷原作品である。

私はこの著を手にして、文壇でも、推理小説界でも、
法曹界でも(ということは他の世界でも)
言わば、世間一般に、論争を避ける風潮があるのではないかと、
思ったものである。

改めて言うまでもないであろう。
適切な論争は、必要である。
むしろ民主主義社会はそういう論争を
当然の前提としているとすらいえる。

「私は、あなたの意見には反対だが、
あなたがそれ言う自由は守る」という有名な言葉もある。

どんなに激烈な論争に見えても、それは、意見の論争に過ぎない。
そういう意見の論争を避けるとあっては
もはや民主主義社会と言えない。

論争を避ける風潮に、私は、今の日本の
民主主義社会の危うさを感ずる。
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by kazuo_okawa | 2013-10-29 00:15 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
映画「謝罪の王様」を見てきた。

脚本家が、クドカンこと宮藤官九郎の話題作である。
とまあ、あたかも知ってる風に書いたが
先日、朝日新聞のインタビュー記事を読むまで、
クドカンを知らなかった。

ちなみに、「じぇいじぇいじぇい」も「倍返し」も見ていない。
(というか、見る時間がない)
更に言えば、先日、とあるお客さんから
「リーガルハイみたいですね」とほめて頂いたのだが
こちらもテレビを見ていない(すみません))。

さて「謝罪の王様」を見ようと思ったのは
クドカンへの興味と共に、予告編か何かで見た
「弁護士に相談する前にまずは東京謝罪センターへ」という
フレーズに惹かれたこともある。
(東京謝罪センターというのは、クドカンが考えた
架空の団体です)

弁護士の仕事は、クレームや謝罪を避けて通れない。

刑事事件の情状弁護活動などは、別の面から言えば、
被害者への謝罪行為でもある。
依頼者に代わって謝罪することもあれば
残念ながら依頼者との関係でも生じうる。

私の知り合いで、謝罪のうまい者がいた。
最初申し訳けなさそうに話していたのが
いつの間にか明るい声に変わっている。
「クレーム」を味方につけているわけである。

逆に、火に油をそそぐ者もいる。
何で、そうなるのか、と思うのだが
本人自身、謝罪すべきと思っていないから、そうなる。
単に「すみません」と言って、あとは黙っているだけなら、
誰だって、腹が立つだろう。

このように「謝罪」は本当に難しい。

さて映画であるが、なかなか面白かった。
<以下、少しネタバレしています>

内容は、東京謝罪センターに駆け込む依頼事件を
主役がひとつ一つ片づけるという意味で基本的にオムニバスなのであるが、
実は,Aの事件の出来事が、別のBの事件のある場面にからむなど
良質のミステリの伏線のような仕掛けが随所に潜んでいるのである。

それが明かされていくのが快感であり
見事だと感心した次第である。

もともとは謝罪に関心を持ったのだったが
本業を忘れて…、映画にすっかり楽しんでしまいました。
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by kazuo_okawa | 2013-10-27 19:57 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
「可視化の後退を許すな~証拠の目的外使用を考える」
と題した「10/12シンポ」が無事に終了したことは
このブログでも述べた。

有り難いことに10月22日付毎日新聞など、
マスコミも好意的に報じて頂いている。

言うまでもなく、単にシンポを無事終えたというだけではなく、
これを今後どうつなげていくかが課題である。

今、このシンポの「記録化」を準備中であるが、
忘れないうちに、私のブログでひとつ記録しておきたい。

それは、当日のパネリスト、尊敬する元裁判官木谷明さんに
私が質問したときのことである。
「そもそも木谷さんのような良心的な裁判官は
どのくらいおられるんでしょうか」

公開のシンポジウムであったが、多数の聞き手を前にして
木谷さんは考える風でもなく、すぐに答えられた。

「三割が頑迷派、六割が右顧左眄派、良心派は一割ですね」

頑迷派、右顧左眄派という言い方が面白かったが
良心派一割という話に、皆さんは、どう思われるでしょうか。

おそらく、驚かれた方が多いのでは無いだろうか。

実は、この木谷さんの発言について
シンポ後、私の同業者(弁護士)に感想を求めた。

ところが、同業者の感想は、さもありなん、である。
つまり、誰も驚かない。
木谷さんの言う通りだろうな、というのである。
(中には、一割もおるか、という厳しい感想を言う人もいたが)

これが司法の現実であるが、無論、絶望してはいけません。

歴史を見ても、少数の良心派の行動が、物事を動かす。

その意味で、良心的な裁判官には頑張ってほしいし
またそういった良心的な裁判官を支援していくことが重要であろう。
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by kazuo_okawa | 2013-10-26 22:31 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
マジシャン仲間にして、40年来の友人、ルビー天禄師のバー
「バーノンズバー」が19周年を迎え
スペシャル期間中(24日~26日)との知らせを受けた。

早速、仕事帰りに寄る。

新メンバーという、アルス氏の技を見せてもらったが
大いに感心した。
フラリッシュ(翻訳が難しいのだが、曲芸的な技術そのものを示します)中心なのだが、
ここまでうまいと感動する。

私自身は、あくまで、心理の盲点をついたり
トリックによって騙されるというマジックが好きであり
フラリッシュ自体には基本的には興味はないのであるが
(無論、見えない部分での技術・テクニックは別ですよ)
しかし、うまい。
今後注目のマジシャンであろう。

ルビー天禄師は、学生時代から、際だっていた。
その彼が、北新地に開いたのが、マジックバー
「バーノンズバー」である。

彼としばし、マジックバー談義をしたのであるが
彼の素晴らしさは、それまでの、ワンマンオーナーのみの
マジックバーから、複数マジシャンが出演する
現在の形を作り、そしてそれを定着させたことであろう。

なにやら我が業界、一人弁護士事務所と、複数弁護士事務所の
違いを連想させるが…。

それはともかくとして、今や、北新地で最古参のマジックバーとなったことは
ルビー天禄師の実力である。

マジックバーに興味があるなら、是非、バーノンズバーにお越しください。

明日26日までの期間中なら、バーノンズバー特製の粗品がもらえます
(のはずです)。
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by kazuo_okawa | 2013-10-26 00:16 | マジック | Trackback | Comments(1)
本日の、朝日新聞を読んで驚愕した。

最高裁は、結婚していない男女間に生まれた
「婚外子」の遺産相続分を、結婚した男女の子と
差別するのは憲法違反だと断じたが、
それを受けて、国会議員のなすべきことは
直ちに違憲の民法を改正することであろう。

ところが本日の朝日新聞報道に寄れば
その改正に、自民法務部会で異論が相次いだと言うのであるから
驚きとしか言いようがない。

しかも、その反対理由が極めて前近代的なのである。 

その思想自体もどうかと思うが、
それはそれとして各人の自由として尊重するとしても
問題は、司法の意義を全く欠落している以下の
発言である。

「憲法がムチャクチャだからこういう判断が出る」
(西田昌司参院議員)
「なぜ最高裁が言ったら変えなければいけないのか」
(小島敏文参院議員)

これらの言葉に至っては
およそまともな政治家の発言ではない。

西田氏の発言はそれ自体、憲法無視である。

小島氏に至っては、本気でこういうことを言っているのか
ばかばかしくて批判のしようもない。

例えば、刑事裁判で、実刑判決が言い渡された
刑事被告人が、刑務所に入るのが嫌で

「憲法がムチャクチャだからこういう判断が出る」
「なぜ最高裁が言ったら、刑務所に入らなければいけないのか」などと
言ったら、あなた、どう思いますか。

最高裁判決に従わなくていいのなら
社会秩序は維持されません。

自民党は、なんで、こんなに、
平気でルールを破る人たちばかりなんでしょうか。
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by kazuo_okawa | 2013-10-24 23:58 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(1)