私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

カテゴリ:出来事いろいろ( 227 )

去る6月16日(金),在阪法律家8団体の主催により,「まともな働き方実現!~安倍式働き方改革のウソ・マコト」と題する集会を開催した。
会場を埋め尽くして頂き有り難うございました。

森友・加計疑惑追及、憲法改正、共謀罪廃止へと課題は多いが、「働き方改革」も忘れてはならない。
安倍政権任せでは、“まともな働き方”が実現するどころか、かえって労働者の権利が後退することになりかねない。
そのことがこの集会で明らかになったと思われる。

印象に残ったのは、メイン講師の東海林氏を始め、実に3人の方が、安倍首相のスローガン「企業が一番活躍する国を目指す」を挙げていたことだ。
安倍首相の「企業べったり」を表す象徴的な言葉である。

無論このスローガンも重要だが、安倍首相の発した時期に注目しなければならない。
覚えておられるだろうか。
小泉規制緩和により企業買収しやすくしたことにより、実際にアメリカ資本が日本企業を買収してきた。ところが、アメリカ資本にとって思惑がはずれたのが、日本の解雇規制であった。日本では簡単に労働者の首は切れない。
ところが、アメリカは解雇自由の国である。
この時期、日本で突然、解雇自由法が提案されたことは、覚えておられるだろう。
この「解雇自由」は実にアメリカの要請だったのである。

しかし、多くの反対運動の結果、解雇規制は変わらず、一部のアメリカ資本は日本から引き上げた。
無慈悲にも会社解散で労働者が投げ出されたことも覚えておられるだろう。
そのあとの安倍登場である。
このとき安倍首相は労働者を守る発言をしたか。
無論違う。全く違う。
そのときに安倍首相は「企業が一番活躍する国を目指す」と述べたのである。
「岩盤規制を打ち砕く」とも。
明示していないが、目的は「解雇自由」であることがわかるだろう。
これが「企業が一番活躍する国を目指す」ことの本質である。

その流れで出てきた「同一労働同一賃金」

何故、安倍首相がぶち挙げたか。
日本では会社を首になって別の会社に行ったとき、同じ仕事でも給料は同じでない。
ほとんどの場合下がる。
とすれば、この日本的な仕組みがある限り、解雇に対する労働者の抵抗は大きい。

ここまでくれば「同一労働同一賃金」の意味は最早明らかだろう。


.


[PR]
by kazuo_okawa | 2017-06-17 22:32 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
木村真豊中市議の代理人として提訴した情報公開行政訴訟。
いわゆる森友学園に国が激安で払い下げたその売買契約書の開示を求めたところ一部黒塗りだったのでその不開示の取消を求めた訴訟である。

その第3回口頭弁論期日が6月15日に行われた。

被告国第2準備書面陳述、原告は準備書面1陳述である。

私たちは被告国に対して前回求釈明をしていた。
①本件の一部不開示決定の前に、契約当事者たる訴外森友学園から、不開示の要請があったのか否か。また訴外森友学園の不開示の「要請」の有無は、本件、一部不開示決定を行うに際し、その判断に影響したのか否か。
②本件提訴後、疑惑の「払拭の為に」開示したと主張しているが、契約書全文の公開によっても、約8億円の値引きの根拠が書かれていないことから決して「疑惑」を払拭するものではない。なぜに、この開示が疑惑の払拭になるのか説明されたい。

被告国第2準備書面はその回答であるが、いずれも回答の必要なし、という極めて簡単なものである。
 これだけの回答をするのに一か月半かかったわけである。

 我々の準備書面1は、情報公開法は原則公開であること、被告国のいう土壌汚染は隠す理由にならない、8億円の値引きを公開すると不当に廉価と思われるというが実際に不当に廉価であり隠す理由にならない、ことなどを内容とする。
私が口頭でそれを説明した。

裁判長は、森友学園と非公表の合意がないとしたら、森友学園に非公表の合理的期待が持てるのか、という問題意識から、①過去に随意契約で公表しなかった事例があるのか、あるとしたらどれくらいか②本件で、森友学園に公表されないことに合理的期待があるのか、この点について主張してほしいと述べた。
なかなか興味深い指摘である。

尚、メディアの関心の意薄らぐ中、傍聴席は満員であり、有り難く思っています。
実際、傍聴券の抽選漏れの方がたくさんおられたと聞きました。
終わってから、そのような方のために裁判所前で報告集会を開いています。
多分、次回も、そのようにすると思います。

次回は8月17日午前10時半202号法廷です。
引き続きご支援をお願いします。



.


[PR]
by kazuo_okawa | 2017-06-15 20:20 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

私は豊中市在住であり、豊中在住の知人も多い。
「今日も、籠池さんの回りにマスコミらしき人がたくさん集まっていましたよ」という知人からの話を時折聞く。

一体、今日は、何故に籠池邸にマスコミがあつまるのか、と思う。
しかし、そもそも、森友事件の本質は、安倍首相が昭恵夫人を通じて、自己に近しい者には、行政の公正さをねじ曲げて特別の便宜を図ったという「アベ友・アッキード事件」である。

にもかかわらず最近の在阪メディアは籠池氏ばかりを追いかけ、肝心の本質は忘れたかのようである。

私が代理人をしている、木村真豊中市議を原告とする豊中国有地契約書黒塗り取消訴訟において第一回、第二回の口頭弁論期日の前にはマスコミはこぞって当事務所に問い合わせがあったものである。
ところが、来たる15日午後3時半(大阪地裁202号法廷)の第三回口頭弁論期日を前にして、問い合わせは今のところ全くない。
いやはや移り変わりが早いのか、マスコミの関心は、突然、他に移ったかのようである。

そう思っていたら、「週刊朝日」今週号で、菅野完氏の緊急寄稿が出ており、<在阪メディアが、大阪市・大阪府の術中にはまり、籠池夫妻の「珍獣」扱い報道にかまけた>と述べている。
的確な指摘であり、全く同感である。
この週刊朝日最新号は、前川新証言もあり、この記事も大変良い。
お薦めの号であり、皆さんには是非、是非、購入して広めて頂きたい。

さて前述の、木村真訴訟。
メディアの関心が無くなったとたん、傍聴席空っぽでは見透かされてしまいます。
こういうときこそ、市民の皆さん、傍聴席を埋め尽くして下さいね。



.


[PR]
by kazuo_okawa | 2017-06-14 00:10 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

6月2日の「リスペクトの政治を作る大阪弁護士有志の会」設立集会は成功に終わりました。
しかし、気になるのは、当日の質問にも、また終了後のアンケートにも、アベ支持率の高さを嘆き、或いは、何故なのかという質問がかなりあったことです。
そこで、私は、下記の通りメーリングしました。
お読み頂ければ幸いです。(FBにも載る予定です)



お疲れ様でした。
設立記念集会は本当に良かったですね。
添付アンケートもほぼ嬉しいですね。

それにしても、このアンケートにも出ておりまた会場での質問でも出ていましたが
「安倍の支持率が何故高いのか?」という質問が多すぎます。
参加者の方たちは政治に関心を持ち知識も高いと思われるのに大変残念です。
大手新聞の世論調査のでたらめさをもっと伝えないといけないと思います。

無論、素地としては、何よりも、中野先生の答えられた通りです。
つまり「何故安倍を支持するのか」と理由を聞くと「他よりまし」というのが一番多い。「この道しかない」と思わされている。増して若い人は4年半安倍を見ている。安倍と「悪い」と言われる民主しか知らない。
このように中野先生の言われる通りメディアの影響が第一の理由ですが、さらに、新聞世論調査の手法にも注意する必要があります。

基本は固定電話中心です。(最近は携帯も加味するのですが、ならば、以前携帯を無視したのはおかしいのではないかと、共謀罪の「676→277」と同じ批判がなりたちます)
多くは約2000人に無作為アクセスし、回答は約1000人(つまり約1000人が無回答ですが、詳細は不明です、その約1000人のうちの約500人がアベ支持と答えているにすぎません。(固定電話に出る層、無回答層を考えましょう)

しかしネット上のアンケートはむしろ政権批判が多いことはいわゆる小沢問題の時にも指摘されていました。
現に、この3月の日経新聞電子版クイックVOTEでは「日本経済新聞の読者調査、内閣支持率が37%にダウン!森友学園問題に強い不信感!」と普通に出ています。集会前日(6月1日)にはアベ支持は26・7%とさらにダウンしています。
ところが日経はわざわざ、この読者調査は必ずしも世論調査と一致しません、と注釈していますが…。

まあ、ともあれ、アベ支持の高さで「がっくり」くる人が多いので、それは違うよ!と説明していくことが重要だと思います。

大川一夫
【6月13日追記】

リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会ファイスブックにも掲載されました。

そちらのフェイスブックもご覧ください。



.


[PR]
by kazuo_okawa | 2017-06-07 22:33 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

すでにブログで述べましたとおり、6月2日の「リスペクトの政治を作る大阪弁護士有志の会」設立集会は成功に終わりました。

この日の様子はIWJにも出ています。

私の挨拶の要約は以下の通りです。

【開会の挨拶】
呼びかけ人の一人として一言ご挨拶を申し上げます。皆さん本日はお忙しいところ多数お集まりいただき有難うございます。中野先生もご多忙のところお越しいただきお礼申し上げます。

森友学園、加計学園、共謀罪など安倍首相の「政治の私物化」は目に余ります。

安倍首相に近しいものには便宜を図り、反対する者には監視・抑圧する。
加計学園の前川潰し、木村潰しもあった。
あまりにも露骨な「私物化」と言わざるをえません。

無論、これまでも政治の私物化は少なからずあった。
しかし、安倍首相は度を越している。
安倍さんは先の戦争法国会で、国民の幸福追求のために戦争法をつくると言った。
そうでいながら幸福追求権の根拠条文が最初は言えなかった。
私は憲法をこんなにも捻じ曲げた政治家を到底信用できない。

そもそも、本来政治は、憲法の精神を実現するためにあるはずだ。
憲法は私達主権者がこういう国つくりをしたい、として取り決めたもの。
政治はこれを実現するものでなければならない。
憲法13条。全ての国民が、平和のうちに、幸福に生きる権利が実現される社会の実現こそ、政治の役割である。もっとひらたく言えば、「個人の尊厳」が実現されなければならない。
そこで真の意味での憲法の理念の実現するために、私たちはこれを「リスペクトの政治」と呼び、具体的には特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法案の廃止を目指して、「リスペクトの政治を作る大阪弁護士有志の会」を立ち上げました。

本日は中野先生をお招きして設立集会を開催することとしました。
私自身も中野先生の話を楽しみにしています。
今日のこの集まりを契機として、真に、憲法の理念が実現される社会を目指したいと思います。
ともに頑張ることをお誓いして冒頭のあいさつとさせていただきます。
本日は最後までよろしくお願いいたします。



.


[PR]
by kazuo_okawa | 2017-06-07 00:33 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

すでにブログで告知したとおり、 真の意味での「法の支配」(平等・公正・人権)を実現し、特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法案の廃止を目指して、「リスペクトの政治を作る大阪弁護士有志の会」を立ち上げた。

その設立記念集会を、6月2日(金)午後6時半~8時半ドーンセンターで開催した。

会場を大きく超える参加者。
有り難いことである。

記念講演は、中野晃一教授。

- 今日の状況は権力者が「事実を無かった事にする」という事態。
それを告発したのは、例えば、前川氏と詩織さん。
「あったことを無かった事にすることは出来ない」
これはそういう、憤りである。
実はこの憤りが非常に重要である。
知性、感性があっても必ずしも人は声を上げない。
声を上げるには、憤りとそれを表に出す「勇気」がいる。

そしてそう言う勇気は、実は、他の人々を鼓舞する。

重要なのはそういう人、鼓舞する勇気を持った人を、応援することである。
つながっていると連絡することである。

無論、憤りを持続することが重要であるが、それには笑う視点も重要である。

うまくいかなかったことに反省することは必要である。
しかし、反省しすぎてもいけない。- 

中野先生の話は実に含蓄がある。

リスペクトの政治を作るために、更に頑張る所存である。


.


[PR]
by kazuo_okawa | 2017-06-03 01:42 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

誰が「売国奴」なのか!

5月21日弁護士会主催の集会を行い、その後、デモ行進(弁護士会ではパレードと呼んでいるが)をしました。

私自身は、4~5人くらいの方に「弁護士さん頑張って」などの声援を受けましたが、やはり出ました定番のヤジ!
一人だけ「売国奴!」と怒鳴った人がいました。

いつも思うのですが、こういう人たちは本当にわかっているのでしょうか!
誰が売国奴なのか?

古くから指摘されていることですが、開発援助は迂回して多国籍企業を潤すのですが、そのもとは私達の税金です。
湯水のように援助してきたのは自民党政権です。
外国資本の献金禁止を廃止したのも他何らぬ自民党政権です。
時価会計制度導入し、日本企業を赤字化させ、外国資本の買収を容易にさせたのも自民党政権です。一体、どこの国の為に政治をしているんでしょうか。
これでも足らないのか更に「世界で一番企業が活躍しやすい国を目指す(つまりアメリカ資本が更に日本に進出しやすくする)」と述べているのが安倍首相です。
日本国内では、格差社会を推進し、労働者を苦しめながら、その一方で、アメリカトランプ政権が出来たときに、いち早く、アメリカの70万人雇用を実現する、と述べたのも安倍首相です。
一体何処の国の首相なんでしょうか。

普通、こういう人達を「売国奴」というのではないでしょうか?

もっとも、「売国奴」と怒鳴った人も、社会情勢をゆっくり考える機会が無いのだと想像します。
もっと、安倍政権の「売国奴」ぶりを報道してほしいものです。
無論、森友、加計学園にみる、近しい者への国有財産の便宜供与もとうてい許されてはなりません。



.


[PR]
by kazuo_okawa | 2017-05-23 23:26 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
5月13日豊中市アクア文化ホールで「森友学園問題」の本質に迫る!!集会を開いた。
森友問題の幕引きを許さない、という市民の怒りだろう。
約470名集まるという大観衆である。

メインの講演は白井聡氏。

以下、そのエッセンスである。

ヨーロッパにおける「寛容」の精神(それは血みどろの歴史から生まれた「お前の神は不愉快だが、実体的に迷惑をかけない限り文句は付けない」という精神)から、「道徳的内面性には国家がかかわらない」という近代国家の大原則が生まれる。
それがわからないのは近代人ではない。
教育勅語は、天皇が日本臣民の道徳的義務を命じたもの。
「良いことが書いてある」という問題ではない。
要するに近代化されていない。

森友問題は、一言で言えば
<何様のつもりなんだ!>
安倍首相に会った人は「人当たりは良いんだけどね。…」という。
世襲には、良いところもあり、悪いところもあると言うが、安倍首相には世襲の利点が見いだせない。にもかかわらず特権意識は強く持っている。コンプレックスも強く持っている。
安倍外交は、国にとって見れば成果ゼロだが、安倍首相自身は「満足」している。
(新安保法制定前の、安倍の米議会演説を見よ)
<殿様の満足が国の利益>
これは近代国家ではない。
そう、近代国家でない、と仮定すれば、安倍のしていることはおかしな事でも何でもない。

安倍昭恵も同じ。
しかも「邪悪な意思」もない。
安倍夫妻は<無能なくせに特権意識は強い>似たもの夫婦。

我が国が、近代主義に脱皮できるかどうかは、安倍政権を倒せるかどうかによっている!

安倍は「関与あれば、辞めると言った」
自分で「ギロチン」に首を突っ込んだのである。

かのマリーアントワネットも「善意の人」だったという。
安倍昭恵もマリーアントワネットである。しかし…。
「こんな善意はくそ食らえ!」
「貴様らみたいな無駄飯くらいがいるから、貧乏がふえるんだ!」
自分で「首」を突っ込んだ安倍の「首」を今こそ落とそう!

…白井氏の講演。いつもながらに痛快である。


.
[PR]
by kazuo_okawa | 2017-05-14 10:39 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)

頭が腐ればみな腐る!

公的な立場にあればあるほど、チェックを受ける。
当たり前の話である。

憲法は、そもそも「権力者」が暴走しないように規制した、主権者国民の取り決めである。
従って、規制されるはずの側(権力者)が、規制するその解釈を変更するなどあり得ない。

それは、まるで泥棒が、刑法(窃盗罪)の解釈を変えるようなものである。

さて、刑事施設の民主化の為に取り入れられた、刑事施設視察委員制度。
つまり民間人たる刑事施設視察委員が、その刑事施設をチェックするというシステムであり、制度設計に協力した弁護士会が委員を推薦している。
そして多くの刑事施設は、弁護士会の推す委員を任命している。

ところが、大阪の公安員会は、留置施設委員(警察の留置施設をチェックする委員)の選任を、大阪弁護士会推薦を全く無視して、自分たちと親しい弁護士会民暴委員長を、言わば一本釣りで、任命しているのである。
民暴委員は、民事介入暴力つまり暴力団対象であるため警察とは常に連携している。
平たく言えば、警察と仲良しである。

そして、2017年度、またしても、大阪の留置施設委員は、弁護士会推薦を無視して、そんな民暴委員を選んだ。

こうなれば、もはや「ガハハ」と笑うしかない。

何せ、チェックされる側が、チェックする人を選んでいるんですからね。

早速、弁護士会のメーリングでは、「(民暴委員が)大阪府の留置施設の視察委員になって何するんですかね?「被疑者から被害者へ脅迫の手紙が送られないように良くチェックするように」とか言うんですかね?広い意味で言えば、利益相反じゃ無いでしょうか?」
という皮肉もとんでいる。

これは何なのか。
言うまでもなく、「頭」安倍首相自体が、憲法を無視して好き放題に進んでいるからこうなるんですね。

「頭」がこうだから、尻尾もこうなる。

腐った頭は、早急に取り替えねばならない。



.
[PR]
by kazuo_okawa | 2017-05-14 00:00 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)
私のブログで何度か挙げてきた中田氏の障害者選挙権訴訟がはじまった。

中田氏は従来は、ヘルパーの代筆で投票してきたのに昨年の参議院選挙では、法改正によりヘルパーの代筆が禁じられた。
その改正公選法は違憲だと争う訴訟である。

本日は、その訴訟の第1回口頭弁論期日。
大阪地裁の大法廷である。
傍聴席には特別に、車椅子席を12席分用意してもらう。
そして車椅子者に対する介助者の同伴も認める。
当たり前といえば、当たり前であるが、裁判所の配慮を感ずる。
お陰で、健常者の支援者も含めて全員傍聴席に座れた。

第一回の内容は、訴状陳述、答弁書陳述、甲1~6号証提出と型どおりに進む。
そして大訴訟に通例の、訴状の内容の要旨陳述、そして原告本人の意見陳述を行った。
訴状の内容の要旨陳述は私が行う。

そして本人意見陳述。
中田氏の大変立派な内容である。
それまで選挙権を行使してきたのに、それを遮られる屈辱の思いが胸を打つ。
中田氏は予定していた陳述書を読み終えると、アドリブで、今日は車椅子席を12席用意して頂き全員傍聴できたが、今後車椅子者が増える可能性もありその時は配慮してほしいと裁判長に訴えた。
その時、裁判長がごく自然に、配慮します、と答えていただいたのは非常に好感が持てる。
ある意味で本日のハイライト場面だろう!

そして中田氏は、その陳述書に署名する。
彼は障害の為、大きな字を書いてしまう。
それは、もしも投票用紙が少し大きめなら、彼については投票できるはずだ。

堂々とした意見陳述を行い、アドリブも利かす。
一体全体何故に彼の投票権をはく奪するのか。
そのおかしさは、本日の裁判を傍聴した人なら誰でも理解してくれるだろう。

当たり前の結論を求める訴訟がはじまった。

次回は、8月9日午前11時。
大阪地裁202号法廷(大法廷)です。

引き続き皆さんの支援を期待します。



.
[PR]
by kazuo_okawa | 2017-05-12 20:37 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)