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by kazuo_okawa

カテゴリ:ミステリ( 113 )

ミステリ作家と共謀罪!

6月17日、仕事はたまっているのであるが、隆祥館書店にて 『ミステリ国の人々』(日本経済新聞出版社発刊)著者でミステリ作家の有栖川有栖氏と編集者・戸川安宣氏のトークライブを開催するというので顔を出す。
さすがに満員である。

質問コーナーがあるのだが、そこで「共謀罪について」という予想外の質問が出た。
(私ではありませんよ。)

戸川氏「今、日本は右傾化にある。共謀罪はその流れであると思う」
有栖川氏「私は、右も左も嫌い。共謀罪の問題は、直接でないが本書に少し触れている。要するに、ミステリ書く人は怪しいんですよ。そうとられてしまう」

お二人は決して政治的発言をする人ではないだろう。
それでこの発言である、
ある意味で非常に希望がもてる。

私の後輩、綾辻行人氏や我孫子武丸氏も否定的発言をしている。
作家、表現者にとって共謀罪が危険な法案であることを実感しているに違いない。

普段、政治的発言をしない人がそのように思っている。
安倍首相の強行採決は、民主主義に反している。
さすがにこのような独裁政権は許しまじとの思いがこれから先も浸透していくだろう。

共謀罪が成立したからと言って終わりでない。
これからは共謀罪廃止の声をずっと上げ続けなければならない。

仕事の合間にミステリを楽しみにいったはずが、何やら、別の意味で心地よい。
【6月19日追記】
上記の有栖川、戸川両氏の発言であるが、両氏からオフレコ要請がなかったため本ブログにあげた次第です。
他の部分で、「この点はオフレコに」という場合もあり(そういう部分が本当は興味深いのですが)そのような点は開示していません。皆さん、どうぞご心配なく。




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by kazuo_okawa | 2017-06-18 17:05 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

月曜日午前10時半から一日中かけての、結構熱い日弁連の委員会があるため、前日から上京した。

丁度その前日6月11日はJSHCの月例会であったので参加する。
この日の報告は日暮雅通さんと北原尚彦さんによる「児童&YA向けホームズものについて語ろう」。
約50人参加と大盛況であるのは、さすが日暮・北原コンビだからであろう。
児童向けとヤングアダルト向けの正典訳の歴史的変遷やパロディ(ラノベ含む)の変遷の紹介が凄い。
要するに平たく言えば、ありとあらゆるホームズ本を集め、その紹介でもある。
まあ本当に素晴らしすぎる。

北原さんの著は私も買い込んでいるが…。
こういう圧倒的なホームズ本などの知識に裏付けられていることがわかるのである。

北原さんにサインを貰うが、私の著(「ホームズ!まだ謎はあるのか?」)の「臨時サイン会」も開いて頂いて嬉しい。

申し訳ないのが、<(私の本が)書店に無いので、申し込んだがまだ来ない>方が何人かおられたことである。
本当に申し訳ありません。
でも有り難いです。

とはいえ、この日、色々な方達とホームズ談義・ミステリ談義できたのが本当に楽しい。
お世話を頂いた方に感謝する。




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by kazuo_okawa | 2017-06-12 23:30 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

すでにブログに書きましたが
「ホームズ!まだ謎はあるのか? ~弁護士はシャーロッキアン」(一葉社・1500円+税)を出版しました。
シャーロック・ホームズの評論集です。

2017年は、シャーロック・ホームズ誕生130周年にして、新本格推理小説誕生30周年。
更には、約120年ぶりの民法大改正の年でもあります。
この3つの偶然がホームズとどう関係するのか?
綾辻行人氏特別寄稿付きです。

嬉しいことに早速、大学の後輩からメールが来ました。
購入して感想をツイッターに書いて頂いています。
6月1日には書店に並んでいたそうです。

推理作家の望月麻衣さんも早速ブログに挙げて頂きました。

いやあ、本業の著作や論文発表とは違う、不思議な嬉しさがありますね。
ミステリファンの皆さんにお読み頂ければ幸いです。

【追記】
知人からの連絡で、アマゾンだと1~2週間かかると聞きました。
ところが同じアマゾンで早くも値段が倍の3240円で出ています。
出版社に聞くと「特にマニアックな本に対して、それ専門の「業者」が新刊発行と同時に入手して、それを高値で売り抜けるというのがある。」という。
「いずれ Amazon が扱わなくなると見越して」というのもあるだろう、と。
平たく言えば、絶版になるだろうが、コアなマニアは高値でもかうだろうと見込まれたんですね。
実はそんなにマニアックに書いているつもりはありません。エッセイ風に軽く読めるようにしたつもりです。
是非後輩のツイッター(「こざわ/とひ」で検索できます)もお読み下さい。
まあ、いきなり「倍」の高値がついた、というのは、笑い話に使えそうですが…。


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by kazuo_okawa | 2017-06-04 11:06 | ミステリ | Trackback | Comments(0)

「ホームズ!まだ謎はあるのか?」という私の趣味の書物を出版しました。

特別寄稿して頂き、帯の推薦もして頂いた綾辻氏がそのツイッターで紹介して頂きました。
非常に嬉しい。

そのツイッターをみた望月氏からメールを頂きました。
言うまでもなく「京都寺町三条のホームズ」シリーズの推理作家である。

有り難いですね。

私の書は6月初旬に書店に並ぶそうです。
(そのころまたブログするかも知れませんが…。)


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by kazuo_okawa | 2017-05-31 23:15 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
5月3日から、京都新聞で綾辻行人、我孫子武丸、法月綸太郎の京大出身3作家が「新本格ミステリー30年」と題して鼎談し、3日連続で3回に分けて掲載された。

私は大阪在住なので、京都新聞は購入できない。
しかし有り難いことに知人のお陰で、その3紙を送ってもらい、さっそく読ませていたいた。
持つべきものは友である。

実に面白い。
無論、3作家ともよく知っているということもある。
内容もよい。
30年の歴史と意義をコンパクトに語られ、一気に読んでしまう。
名前こそ出ていないものの、創設メンバーである私のことも出ている。
こういうのって、嬉しいですね…。

そして、3作家が「本格とは何か」ということで、自身の定義を述べているのが、いやあ微妙に違うのが実に面白い。
私たちは、学生時代にこういう議論をよくしてきたんですね。
(他の場面でもとかく色んなことで議論していたが)
私には当時を垣間見る思いがするのである。

実はこの3人は、仲がいい。
見ていて気持ちが良い。
私の思うには、考え方が大きく違わず、しかし、微妙に違う距離感がいいのだろう。

この3作家は京大ミステリ研を有名ならしめた立役者であり、私にとっては自慢の後輩である。

この鼎談、お読みいただくチャンスは少ないと思われるが、新本格ファンには是非お勧めしたい。



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by kazuo_okawa | 2017-05-06 16:59 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
本日5月2日付け毎日新聞朝刊「くらしナビ」欄にミステリ作家綾辻行人氏が登場している。
「たしなみの文化考」という新しく始まった連載で、新本格(今や現代本格)ミステリの重鎮綾辻氏が、ご自分の「たしなみ」をマジックだと紹介している。
小学生の頃よりもともとマジック好きだった綾辻氏は、いつしかマジック熱が冷めていったのだが、再び京大ミステリ研でマジックに出会う。

綾辻氏は、そのくだりで私のことを実名で紹介して頂いている。
「大川一夫さんの手さばきを見て、『手際の良さに圧倒された。(略)そぶりが何ともかっこよかった』」

いやあ、本当に嬉しいですね。
何せその後、日本のミステリ界を変える綾辻氏に影響を与えたのですから…。

良いマジックは、人間関係の潤滑油だとつくづく思う。
綾辻氏自身、最後に述べているとおり、マジックは観る方にもエチケットがある。
それは、マジックに限らず、人間関係の全てにおいて重要なことである。

本記事は、毎日新聞デジタルでも読めますので是非お読み下さい。

綾辻氏と京大ミステリ研もどうぞ宜しく。

【5月3日追記】
5月3日から、京都新聞で綾辻行人、我孫子武丸、法月綸太郎の鼎談が3日連続で3回に分けて掲載されるという。
京都在住の友人に連絡したところ、「朝刊みて大川君に送ろうと決めていました。(略)大川君の事やと特定できる一文も有りましたよ 」と嬉しい返事。
持つべきものは友だとつくづく思う。
私はまだ読んでいないのですが、面白い内容らしいので、こちらもお薦めです。


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by kazuo_okawa | 2017-05-02 21:48 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
4月22日は、京大ミステリ研オリメンOB会を楽しんだ。

つまり、京大ミステリ研を創りあげた私達の世代を中心とする創設期のメンバー中心の同窓会である。
同好の士と懇談するのは 実に楽しい。
当時の話や、ミステリ談義、また近況など。

綾辻行人さんを始めとする、後輩のミステリ作家論も楽しい。

無論、後輩作家たちが、京大ミステリ研の名を高めてくれたことは間違いない。

約10人のミステリ作家への評価も色々である。

また何かの機会に、我々オリメンの立場からみたミステリ観を、論じたいものである。




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by kazuo_okawa | 2017-04-23 19:36 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
JSHCとは日本シャーロック・ホームズクラブのことである。
私はミステリ好きで、同クラブには学生時代からの会員である。

日弁連の職務で、朝10時半から夕刻までほぼ一日議論するという過酷な委員会があるのだが、それが4月10日に予定されていたため、私はその前日9日に上京した。

同僚委員の中に、東京に前泊し、好きな落語を聞くことにしている方がおられ、そういう話を聞いていたことから、私も機会あれば、前泊で趣味を楽しもうと思っていた。

それがたまたま,JSHC例会とぴったり重なった。
古くからの会員でありながら、実は私は東京の例会に参加したことはない。
ずっと大昔に全国大会が関西で行われたときに参加したことはあるので、主催者東山あかねさんや古参の会員とは知己である。
そうはいっても、東山氏にすれば、私は余りにもたくさんの会員がおられる中の一会員にすぎない。
にもかかわらず覚えて頂いたのは嬉しい。
東山あかね氏、日暮雅道氏らとの懇談は実に楽しい。
日暮氏は私とは同世代であり、共に学生時代当時東西で、大学のミステリ研を作り上げた中でもある。
(日暮氏は青学。)

そして時間は少ないながらも世話役の方や古参会員の方らと懇談出来たのも実に嬉しい。
昔の話や、現在の話…。

用意してきた東山氏の著書にサインを貰う。
東山氏らには、私の特製シャーロックホームズトランプで「221B」マジックもお見せした。

…とまあ実に楽しいひとときでした。

【4月20日追記】
JSHCツイッターにこのブログを紹介していただきました。
そして東山さんにお見せしたマジックもアップされています。
マジックファンの方は合わせてご覧ください。


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by kazuo_okawa | 2017-04-16 12:41 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
東野圭吾の新作である。
私は発売日に購入し、毎日寝る前に一遍ずつ読んだが、実に素晴らしい。
それぞれの作品自体が東野タッチで、読みやすく、面白く、且つ、読後感も良い。
この3要素が、東野を超人気者にした所以だろう。

本作も間違いなくお薦めである。

【一作だけ、ネタバレしています】
毎回、東野新作は感想を書いて、同好の士との話題とするのだが、今回は一作だけにします。
それぞれに素晴らしく、かつ、全て状況を異にし、バラエティに富んでいるのが、東野の実力を改めて感じさせる。
無論、ミステリとしての完成度も高い。

一つだけ、感想を述べたいのは、「ミステリのアイデア」を巡る作品である。

実は、「ミステリ作家」自体をを物語の中心に置き、「ミステリのアイデア」を盗むという、そういうテーマのミステリは実は幾つもある。
私は、このテーマの作品を読むにつけ、あ~あ、この作家も終わりだな、と思ってしまう。
現に、そういうミステリを書いた作家は、その後、大したことはない。

それゆえ、東野がこのテーマを書いたことに、言わば、それ自体に驚いたのであるが、無論、さすがに東野である。

まず、見せ方がうまい。
同時に、東野なりの「挑戦」だろうと、私は、思った。

世間に広がるこのテーマに、東野は(アイデアが枯れたからでは無く)こういう切り方があるだろうと挑戦したのが、この作品!

というわけで、ミステリファンの方と、このテーマで、ミステリ談義するために、この作品だけ、私の感想を書きました。

本格ミステリファンの方、ではまた…。



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by kazuo_okawa | 2017-04-10 17:30 | ミステリ | Trackback | Comments(0)
もはや4月に入ったが、
「IN POCKET」「2017年3月号」は「特集」と大きく出ている通り、綾辻行人氏のインタビューである。
言わずと知れた、京ミス研出身作家でエースである。

嬉しいのは綾辻氏の述べた次のくだりである。

「京大ミス研の第一世代は、小野不由美も含めてみんな、あの時期の、”犯人当て”の洗礼を受けています。その後、現在にいたるまで連綿と続いている、京大ミス研の風土ですね。」

京ミス研の創設者(オリメン)の一人として、京大ミステリ研の風土を作ったものとして、実に嬉しい。

…とまあ、それやこれやで、久方ぶりに「京大ミステリ研オリメン同窓会」を行うことにした。
この4月22日である。
(この日ばかりはこちら優先ですのでご了解下さいな)

今のところ14名参加ですが、住所のわからない方も3人ほどおられた。

創設期メンバーで、案内の行ってない方、是非大川までご連絡下さい。
(…といっても、このブログ読んでないだろうなあ…)

「IN POCKET」も是非、お読み下さいね。


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by kazuo_okawa | 2017-04-05 22:49 | ミステリ | Trackback | Comments(0)