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by kazuo_okawa

2018年 01月 02日 ( 2 )

ひふみん節を楽しむ!

拙著「裁判と人権」の改定作業をしている。

年末年始はそれに時間をとられ、本日も朝から事務所に出てその作業していたのだが、午後2時前に近鉄百貨店本店に駆けつける。

加藤一二三九段と竹俣紅女流初段のトークショーがあったからだ。
超満員である!

近鉄百貨店は、かつて「将棋祭り」を開催し、学生時代などはよく参加したものだ。
修習生になって名古屋で修業していたころにも、名古屋の百貨店の将棋祭りに参加した。
何が言いたいのかと言えば、過去、百貨店の将棋イベントで、こんな超満員は経験したことが無いということだ。

単純に有名人を見たい、というファンも多いのだろうが、「将棋人気」を改めて感ずる。

トークショー自体は、おなじみの加藤節で、出てくる固有名詞は、藤井聡太、羽生善治、大山康晴、升田幸三、そして谷川浩司である。
あらゆる一流棋士と闘った加藤ならではの評価としてこの5人を挙げたのだろう。
さりげなくあげたのだが興味深い。

実は、本日の話で、羽生夫妻と時折(夫妻同士で)会うという話に一番驚いた。
羽生は(奥さんがブログで明かす以外に)私生活を明かさないからだ。

動画、録音禁止のフランクな場面ゆえだろう、矢倉を制する者が天下を制する、藤井聡太はもっと矢倉を得意にすべきだ、と断言する。

いやあ、変わらぬその一筋の「矢倉観」に感心するが、実際は、加藤はその藤井聡太に相矢倉で敗れている。
さらには、藤井聡太がこの3月に五段になれば(つまり昇段すれば)天才と称えるとも述べていた。
…すでに天才なのだが。
いやはや、という感じである。
連続昇段は加藤しかないからだ。

それやこれやの加藤節なのだが…。

とはいえ、自分の考え一筋に貫くところが加藤の凄さである。

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by kazuo_okawa | 2018-01-02 23:05 | 将棋 | Trackback | Comments(0)

元旦に主要五紙から将棋記事を読む。

朝日新聞の将棋欄は、A級順位戦から、広瀬章人八段対屋敷伸之九段の対局。

同じく毎日新聞の将棋欄からは、A級順位戦から深浦康市九段対佐藤康光九段の対局。
2017年は朝日、毎日とも同じ対局でかぶったが、今年は違った。

日経新聞将棋欄は、女流王座戦・里見香奈女流王座対加藤桃子王座、これは昨年からの続きなのでやむを得ない。
将棋欄のすぐ上に、会心の譜に中村太地王座・王座戦第二局対羽生戦。
なかなか良い。涙の戴冠を思い起こす。

読売新聞将棋欄は、竜王戦6組1回戦・斉藤明日斗四段対小倉久史七段。
6組以外からも対局は選べるところ、これはなかなか注目のカードである。

産経新聞の将棋欄は、棋聖戦一次予選、藤井聡太四段対大橋貴洸四段。これも若手同士の好カードである。

五紙を見て興味深いのは、というか非常に驚いたのは、佐藤天彦名人はもとより、タイトルホルダーが一人も出ていないことである。
う~ん。
かつてなら、羽生の出ない年など無かったのだが…。

棋譜欄以外の記事。

先の日経以外には、朝日新聞が藤井聡太四段が経済学者安田洋祐准教授の対談。
その場でいきなり出されたツェルメロの定理に基づくゲームを、藤井四段が5秒ほどで気付くのがさすがである。
AIを巡るテーマなど非常に興味深い対談である。

読売新聞には、羽生善治竜王と藤井聡太四段の対談。
ここでようやくエース羽生の登場という感じであるが、主役は藤井四段である。
羽生竜王が藤井四段に先の竜王戦第四局の手について問い、藤井四段が「白眉の一局」と答えるのが凄い。
そして、藤井四段の和服姿も初々しい。
更には、藤井四段が、将棋界の未来について「自分が切り開いていかねばならない」と力強く言い切っている。

藤井四段は、将棋界の未来を担う強い自覚を持っているのだろう。
その言葉に強く打たれる。

今日の日本で、使命感を持った若者はどれくらいるのだろうか。
恐るべき15歳である。

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by kazuo_okawa | 2018-01-02 07:36 | 将棋 | Trackback | Comments(0)