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by kazuo_okawa

2017年 11月 27日 ( 1 )

台湾の戸籍制度!

25日、吹田日台友好協会記念レセプションに参加する。

日本は台湾とは経済的にも人的交流も密接な関係にあるが、国家間では「国交断絶」している。
むしろ民間外交(民間交流)によって両国間のつながりは強い。
吹田日台友好協会も日台間における重要な役割をはたしている。

吹田日台友好協会会長は、元大阪弁護士会会長で私の大先輩ということになる。
私自身はこの協会の会員ではないが、日頃親しくしている知人の世話で、この日の記念レセプションに特別に参加させて頂いた。

この日の記念講演が、黄水益台北駐大阪経済文化弁事処部長による「日本と台湾の関係」。
改めて、日台の関係について勉強になり、あわせて、台湾の「親日感情」が強く伝わってきた。

印象に残ったのは、黄水益氏が、植民地時代に少し触れたことである。
この時代の戦後精算をきちんとしていないことが、日韓、日中の一つの課題であることは改めて言うまでもないだろう。
黄水益氏は、その「負」の部分には一切触れず、むしろ、インフラ整備が日本人によってなされたことなど、良い事を強調してくれる。

さらには、世界に例を見ない日本の「戸籍制度」を、その後の台湾において、国民を把握するのに役に立ったと肯定的に述べられたのである。

しかし、台湾の戸籍制度は、もとは植民地時代の日本の戸籍制度であったが、その後は違っている。
何よりも台湾は「夫婦別姓」である。

今日、世界の「国民管理」は「個人登録」である。
日本は、戦前の「戸籍制度」を引きずり、「家族」が「同一の姓・氏」のもと、家族単位で「管理」している。
こんな家族単位の「戸籍制度」は地球上で最早、日本しかない。
(韓国も台湾も改正している)

夫婦別姓に対して、自民党が強く反対していることは知られた事実である。
自民党憲法改正草案は、この「家族の重視」を憲法に謳っているのである。
安倍氏やそれを支持する日本会議は「戦前」にシンパシーを持っているが、「家族」「戸籍」はその象徴でもある。

親日の黄水益氏の講演は大変素晴らしいものであったが、だからこそ、我々日本人は、親日派に甘えるのではなく、戦後精算、「戸籍」の持つ意味とその脱却はきちんとしなければ成らない、と思うのである。



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by kazuo_okawa | 2017-11-27 00:43 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)