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by kazuo_okawa

2017年 11月 04日 ( 1 )

ワクワクする出だしである。

先手羽生76歩、後手渡辺84歩のあと、羽生の3手目は何と56歩!
振り飛車である!

羽生ファンならこれだけで、身体が震えるのではないか。

羽生はもともと何でも指しこなせるオールラウンドプレイヤーであるが、基本は居飛車が多く振り飛車は少ない。
その羽生が56歩なのである。

かつて羽生が強さを誇った絶対王者時代は、戦型を立会人や解説者の得意戦法に合わせると言われたものだ。

本日の立会人は言わずと知れた振り飛車党藤井猛九段。
Abemaテレビの解説も振り飛車党永瀬拓矢六段。

第二局の解説をしていた藤井は、羽生が振り飛車を指すかどうかの予想について「後手番での振り飛車はあり得ますが、幾ら私が立会人でも、第三局は羽生さんは先手ですからないでしょう」と述べていたのが思い出される。
この藤井解説を聞いたとき<それでも羽生が振り飛車なら面白いのだが>と思ったものである。

無論、解説永瀬によれば、最近、中飛車に弱い印象を受ける渡辺にこの戦型をぶつけた面もあるのではないか、と述べていたが、そういう面もあるのかもしれない。

しかし、表面的には、あの最強時代の羽生を思わせる。

その56歩を受けて渡辺は12分考えた。
この序盤だけで、本局は多いに楽しめる。

【5日追記】
昨日送られてきた「将棋世界」最新号を読むと、何と、羽生渡辺戦直近10局の内、4局が中飛車戦である。
しかも羽生は3局勝利している。羽生はオールラウンドとはいえ、いやはやホントに意外でした。

【更に追記】
残念ながら羽生の敗北。これで羽生の2勝1敗になった。
渡辺が追いつくか、羽生が王手をかけるか、次局が重要である。

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by kazuo_okawa | 2017-11-04 10:01 | 将棋 | Trackback | Comments(0)