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by kazuo_okawa

2017年 10月 08日 ( 2 )

7日、ニコ生で党首討論が行われた。
タイムシフト(録画)で冒頭38分くらい見たがそれだけで「偏向」している事が分かる。
(38分しか見なかったのは、そこで、何故か映像中断となったからである。)

登場したのは中野氏(日本のこころ)、松井氏(日本維新)、小池氏(希望)、山口氏(公明)、安倍氏(自民)、そして吉田氏(社民)、志位氏(共産)、枝野氏(立憲民主)である。
自由党は出ていない。
希望に合流したという理屈だろうが、本来なら山本太郎に出てほしかったところである。

さてこの8人の登場時における、ツイートがひどい。
いわゆる自民が「動員」をかけたな、と思えるような内容である。

吉田氏登場の場面では「ただとも」のツイートが並ぶ。
志位氏では、「恣意」「示威」「私意」の揶揄が並ぶ…。
枝野氏登場では、「枝野寝ろ」である。

ところが安倍氏登場では驚く、待ってましたとばかりの「8888…」(ぱちぱち、の意味)が画面に重なるくらいの大量のツイートであり、「かっこええ」など絶賛が相次ぐ。
世論調査の安倍氏評価とは、全く違うのである。

このツイートだけをみれば、この国は「安倍王朝か」と思ってしまう。

これだけでもみるからにアホらしいのであるが、更にテーマの選別もひどい。
本日の選挙の争点は何と、「憲法改正」「外交・安全保障」だという。
何これ!?

今回の選挙の争点は、何と言っても「5年の安倍政治の評価」であろう。
違憲の戦争政策を推し進めながら、一方自分のお友達には行政を歪めて便宜を図る。
つまり、立憲主義違反と法治主義違反である。
従って、「立憲主義の回復」も大きな争点であるはずだ。

更には、今回の解散は、自分勝手の「違憲」の解散である。
モリ・カケ犯罪の「説明責任」も尽くさない。
従って、文書管理・文書開示・説明義務を含めた「行政改革」も争点のはずだ。

ところが、こういった問題には全て蓋をして、「憲法改正」「外交・安全保障」を争点としたのである。
司会は、ヤフー調査に従った、という。

さっそく調べてみると、ヤフー調査は、調査途中である上、しかも次の10項目の選択である。
①憲法改正②外交・安全保障③原発問題④消費税増税・使途⑤経済財政(アベノミクス)
⑥教育⑦少子高齢化⑧雇用⑨地方分権・地方創生⑩その他

この中には、私が先に述べたことは何処にも無い!
つまり、もともと偏った質問をしているわけである。

さらに私が見た38分の中でも、安倍氏はまたしても嘘を述べていた。
「憲法学者の7割が自衛隊を違憲」と述べているから憲法改正をするという。
この事自体が「事実として正しくない」ことは、朝日新聞がファクトチェックで指摘している。

戦争法では憲法学者の意見は聞かなかったくせに、都合の良いときだけ、憲法学者を(それもねじ曲げて持ち出す)…。

まあ、38分見ただけでも、偏向していることが分かるというものである。

総務省は「注意」しなくっちゃ!!



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by kazuo_okawa | 2017-10-08 10:19 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)

大津事件に考える!

大津人権大会の帰路、大津事件の記念地に立ち寄る。

大津事件とは1891年(明治24年)5月11日に日本を訪問中のロシア帝国皇太子・ニコライが、滋賀県大津で警備にあたっていた警察官・津田三蔵に突然斬りつけられ負傷した暗殺未遂事件である。

当時の列強の1つであるロシア帝国の艦隊が神戸港にいる中で事件が発生し、緊迫した状況下で、行政の干渉を受けながらも津田は死刑を免れ無期徒刑となった。これは司法権の独立を維持したとして著名な事件である。

人権大会当日も会場のホテルのコーナーには、大津事件の資料などパネル展示されていた。

司法権の独立を守ったとして名高いが、津田被告人の動機を始め「謎」が多い事件である。

時あたかも、今年ミステリ界では「シャーロック・ホームズ対伊藤博文」(松岡圭祐著)がヒットした。
これはホームズの帰還の謎や、この大津事件の謎に挑み、伊藤博文とホームズの出会いを絡めて大津事件の謎を解明するという実にスケールの大きいパスティッシュなのだ。

大学時代の知識の他、この著で大津事件に馴染んだのだが、その思いから記念地に足を運んだ。

「司法権の独立!」

明白な憲法違反があっても「統治行為論」の名の下に裁判から逃げる。
しかしそれは。「裁判からの自由」であっても「法的判断からの自由ではない」。
昨日、石川教授の講演にあった言葉である。

無論、統治行為論のみならず、行政に忖度したと感ずる裁判は少なくない、との思いを持つ法曹関係者は多いだろう。

皮肉なことに、今こそ、大津事件の精神、司法権の独立が問われるときなのである。


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by kazuo_okawa | 2017-10-08 08:35 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)