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by kazuo_okawa

2017年 09月 05日 ( 1 )

解説が「羽生さんのミスですね!」と言ったのには驚く。
絶対王者羽生は、急所ではむしろ相手のミスを誘い勝ってきたからである。
菅井王位誕生により「絶対王者羽生時代の終わりの始まり」と書いた。
…と書いたものの、本音としては、絶対王者にいきなり崩れてほしくない、という気持ちもあった。


第65期王座戦五番勝負、羽生善治王座 対 中村太地六段の 第一局が本日行われた。
夕食休憩前、中村の飛車・角は封じ込められ、アマチュアの私が見ても羽生有利。


解説の中田功七段は「8時半から9時までの間に羽生さんが勝つでしょう」と予言していた。


しかし、「夕食休憩」が魔物であることはこれまでのタイトル戦で実証済みである。
しばし、夕食休憩後「逆転」が起こるのである。
無論、多くの場合、羽生が「羽生マジック」を見せて逆転してきたのであるが…。


そして、その夕食休憩後である。
解説中田によれば「羽生さん、ミスしました。休憩時間入れて99分考えてミスしました」と断言する!
現に中田の予言した「8時半から9時までの間に羽生さんが勝つ」ことはなかった。
即ち中村逆転。
しかし将棋は本当に「逆転のゲーム」である。
そのまま、中村が勝ちきれないところから激闘となった。
こういう流れでも、昔の羽生は強かった。

しかし、結局は中村の勝利。
終局はほぼ午後11時である。
解説屋敷九段は「決して諦めないことですね」と本局を振り返った…。
本局の教訓は確かにそれに違いないが…。

う~ん。
はっきり言って何かすっきり来ない。
何というか、どんな王者もやがて敗れるときがくる。

「絶対王者羽生時代の終わりの始まり」であることは間違いないだろうが、その、羽生を破る若き主役にはスカっと勝ってほしいのである。
中村は勝つには勝ったがスカっとしない。

スカっと勝利していたら、私は、中村王座誕生と確信を持って予想できたのだが…。

こういう流れだと、まだまだ王座戦は読めない。

【9月6日追記】

スカッとしないのは、「羽生王座にしては珍しい判断ミス」(行方八段)の上、投了図はポナンザの評価値でも(わずかマイナス128にずぎず)ほぼ互角であることからここで投了するのか、という驚きの故もある。


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by kazuo_okawa | 2017-09-05 23:36 | 将棋 | Trackback | Comments(0)