私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

2017年 06月 17日 ( 1 )

去る6月16日(金),在阪法律家8団体の主催により,「まともな働き方実現!~安倍式働き方改革のウソ・マコト」と題する集会を開催した。
会場を埋め尽くして頂き有り難うございました。

森友・加計疑惑追及、憲法改正、共謀罪廃止へと課題は多いが、「働き方改革」も忘れてはならない。
安倍政権任せでは、“まともな働き方”が実現するどころか、かえって労働者の権利が後退することになりかねない。
そのことがこの集会で明らかになったと思われる。

印象に残ったのは、メイン講師の東海林氏を始め、実に3人の方が、安倍首相のスローガン「企業が一番活躍する国を目指す」を挙げていたことだ。
安倍首相の「企業べったり」を表す象徴的な言葉である。

無論このスローガンも重要だが、安倍首相の発した時期に注目しなければならない。
覚えておられるだろうか。
小泉規制緩和により企業買収しやすくしたことにより、実際にアメリカ資本が日本企業を買収してきた。ところが、アメリカ資本にとって思惑がはずれたのが、日本の解雇規制であった。日本では簡単に労働者の首は切れない。
ところが、アメリカは解雇自由の国である。
この時期、日本で突然、解雇自由法が提案されたことは、覚えておられるだろう。
この「解雇自由」は実にアメリカの要請だったのである。

しかし、多くの反対運動の結果、解雇規制は変わらず、一部のアメリカ資本は日本から引き上げた。
無慈悲にも会社解散で労働者が投げ出されたことも覚えておられるだろう。
そのあとの安倍登場である。
このとき安倍首相は労働者を守る発言をしたか。
無論違う。全く違う。
そのときに安倍首相は「企業が一番活躍する国を目指す」と述べたのである。
「岩盤規制を打ち砕く」とも。
明示していないが、目的は「解雇自由」であることがわかるだろう。
これが「企業が一番活躍する国を目指す」ことの本質である。

その流れで出てきた「同一労働同一賃金」

何故、安倍首相がぶち挙げたか。
日本では会社を首になって別の会社に行ったとき、同じ仕事でも給料は同じでない。
ほとんどの場合下がる。
とすれば、この日本的な仕組みがある限り、解雇に対する労働者の抵抗は大きい。

ここまでくれば「同一労働同一賃金」の意味は最早明らかだろう。


.


[PR]
by kazuo_okawa | 2017-06-17 22:32 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)