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by kazuo_okawa

2017年 05月 19日 ( 2 )

組織的犯罪処罰法改正(いわゆる共謀罪)をめぐり、19日午後の衆院法務委員会で、自民、公明、日本維新の会3党の賛成多数で強行可決した。

共謀罪に関しては、まったく危険な法案であり、略称を「テロ行為準備罪」とかえたところでその危険な本質は変わらない。
そして国会における金田大臣を始めとする政府側の答弁がまともでないことは、議論を見てきたものにはもはや明らかであろう。

審議を見る限り廃案しかない。
にもかかわらず(インチキの)「数の力」で押し切る。
余りにも恥ずかしく、あまりにも情けない。

一体この国はどうなるのかと思う。
無論、最後まで諦めてはいけない。

大阪弁護士会では下記のとおり集会を開きます。

どうぞ皆さん、奮ってご参加ください。


2017年5月21日(日)
市民集会/午後2時~午後3時(受付開始:午後1時00分)
※集会終了後、パレードを行います。
会 場
大阪市靭公園(大阪市西区靭本町2丁目)
大阪市営地下鉄中央線・四ツ橋線「本町駅」下車/中央線「阿波座駅」下車



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by kazuo_okawa | 2017-05-19 19:15 | Trackback | Comments(0)

敬意を表する判決!

水俣病訴訟補償協定判決が、5月18日(木)午後1時15分に下された。
私達、原告側勝訴である。
実に素晴らしい!

水俣病70年史の中で、この訴訟の持つ意義を一言で説明するのは実は大変難しい。
要するに、1970年代の水俣病患者勝訴判決の後、チッソは、裁判の対象者のみならず全ての被害者の救済のために、「判決を超える」救済システムを約束した。
つまり、行政認定(公健法上、水俣病と認定されること)あれば無条件に救済するという約束したのがこの補償協定なのである。

現に、原因企業チッソはこれまで「この協定締結以降認定された患者にも適用」していた。

ところがその後、国・チッソが一体となって、この補償システムを歪めてきた。
その経過は省くが、つまり、認定制度は事実上破綻し、その為に、患者達は、別途損害賠償請求訴訟を起こさざるを得なくなったのである。
本件原告はその勝訴者である。
そして「認定」も受けた。

そのような経過があるにもかかわらず、本件の原告に対しては、チッソは本件原告への賠償が確定していることを理由に、遺族が求める補償協定を拒否していたのである。

北川裁判長は、協定について「チッソが甚大な被害を患者にもたらしたことを反省し、損害賠償として認められる限度を超えた救済を行うことを定めたものだ」と述べ、賠償を受けた患者を除外するのは趣旨に反すると判断した。
その判断にいたる理由も説得力がある。

水俣病の事件史に沿った大変素晴らしい判決である。

実は私自身、昨年、重要証人である花田教授との打ち合わせのために、震災後の熊本まで訪れたのが大変懐かしく、また証人尋問も含め、その苦労が報われたことは非常に嬉しい。

裁判長の理由朗読も珍しいが、その後、傍聴席から拍手が起こったのも極めて異例である。

まあそれくらい素晴らしい判決であるということである。

(注)正確に言えば、患者は死亡し遺族が訴訟したのですが、わかりやすくする為に、その点は、患者=遺族一体のものとして記述しています。


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by kazuo_okawa | 2017-05-19 00:13 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)