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by kazuo_okawa

2016年 12月 25日 ( 1 )

飯島氏とはシャーロキアン仲間である。
表題の通り、彼の新作が出た。

内容は、母一人子一人で育った若き浪人が、母を亡くした後、親のかたき討ちとして瓦版屋グループに入る。
そして、筆の力で「悪」をやっつけるというものである。

真実を書く権兵衛グループに対し、御用瓦版屋も対抗するのだが、御用派が寝返っていくのが面白い。
後半はスピーディで、読みやすく、かつ勧善懲悪ものであり、読後感がいい。

文庫本の帯には「賛助者にはあの大物も―」とあるように(未読者のためにここでは明かさないが)歴史上の人物を織り込むのは、飯島氏の得意芸でもある。
歴史の好きな方はそれも楽しめるだろう。

主役と長屋の幼馴染お光とのあいだはどうなるのか、というのが残されているから、おそらく「権兵衛筆さばき」もシリーズ化されるのだろう。
楽しみである。


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by kazuo_okawa | 2016-12-25 21:36 | ミステリ | Trackback | Comments(0)