私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

博多のマジックバー巡り

私達35期司法修習生の35周年同窓会が、11月18日に博多で開催された。5年ぶりであり実に楽しく二次会まで多いに盛り上がった。
年齢を考え、二次会で終了、解散となったが、そこから私は博多のマジックバーへと散策した。

博多のマジックバーとなれば老舗「西岡」であり、私はここも含め、予めネットなどで調べた3店に行くことにした。
「不思議屋」「BAR84」「西岡」の3店である。

【以下、トリックを示唆する場合がありますのでご注意下さい】

まず「不思議屋」。
二次会の店から近いのでここから行くことにした。
ところが店に行くとドアに表示が。
現在不在という。
電話すると、現在出張マジック中で、店には約1時間半後、戻るという。
う~ん。残念であるがここは断念する。
マジシャン一人だけの店にはこういう事はよくあるが、代わりのマジシャンを入れておくとか何か手立てを打たないと「いちげん客」には不親切なのではないだろうか。

次いで、「BAR84」。
オーナーマジシャンは、銀座の老舗マジックバー「ジョーカー」に勤めたという。(これが後の伏線となった)
私がマジック好きだと紹介したため(しばらくマジック談義のあと)、オープニングのマジックは実に不思議であった。

レギュラーカードをよくシャッフルし、カードの山を自由に二つに分けて、その分けた山のトップカードを裏面を撫でるだけで当てるというマジックである。
一度デモンストレーションするのだが(本来、そのようなデモンストレーションは不必要なので)、おそらくそのときにピーキングするのではないかと想像したがそれでもそこから先が分からない。

もう一つ不思議だったのは、スプレッドしたカードを自由に一枚選ばせ。それを私が見たあとストレートに当てる、というものである。鏡でもなければ当てようがないが、これも不思議であった。
それ以外は、カードマジック、コインマジックなど次々と見せて貰ったが、いずれもうまいものである。(「仕掛け」を使ったものあるがなかなかに効果的である)

そして最後のマジック。
ジョーカーでお馴染み「レモン」である。(もしもこのマジックをご存じない方の為に現象は書けません)。
もとある「レモン」トリックに、ある工夫を加えたのが、ジョーカー谷口氏のアイデアであるのだが、その谷口氏のアイデアを「84」氏には(ある理由から)出来ようがない!
そう考えると非常に不思議なのである。
とまあ、「84」氏はマジック談義していて、非常に楽しいひとときを送らせて頂きました。
「84」氏曰く「このあと西岡へ行くのですか?」
私「ええそうですよ。」…。
(さて西岡へ行く道すがら、この「レモン」トリックを考える。あれこれ考えて、島田荘司「斜め屋敷」のような物理的トリックを思いつきました。しかしこれは経済的には割に合いませんがね…。そう考えると益々不思議!)

最後は「西岡」です。
何年ぶりでしょうか。以前も行ったことのある老舗の素晴らしいマジックバーです。
さて、カウンターの一番奥の端っこに案内されて、最初のマジシャン。
いきなり「15年ぶりですね。」と言われ、私は思わず「84さんから連絡が遇ったんでしょう」と述べたくらいである。
(普通、15年前の来客など覚えているはずは無いため、真相は分からない…。)

さてこのトップバッター、とてつもなく面白く、そしてうまい。
スマフォのライトをうまく使ってテンヨーの「フライングライト」。
話術もうまく、以後、カードマジックと写真などの小物を使ったマジックを織り交ぜる。
この日同窓会で昼間からずっと飲んでおり、ここらくらいから殆ど良く覚えていない。
カードを何気なく一枚置く、残りのカードから一枚引く(クラブのジャック)。その選んだカードの性格と違う(大きい数字なら小さい数字、赤なら黒というように)カードを念じよと言う。
私は余り考えることなく、「ハートの3」と述べたのだが、それが事前に置いていた(何気なく伏せられていた)カードをひっくり返すと、何と、ハートの3!
くそお!ハートの3は選ばれやすいではないか!と、心地よく酔っぱらいながら考えこむ。
最後はインスタントカメラに私の写真と私が選んだカードが写っているというもの。
いやあうまい!お見事でした。

二人目のマジシャン。たしか創設者の二代目オーナーでしたか?
(15年前?に紹介されたはずだが忘れてしまった。違うかも知れない)
スポンジボール・マジック。
よく知られたマジックだが、ベテランの味を感じさせる。
さらにはコイン・ボックスを使ったコインマジック。
会話術も大変素晴らしく、面白い。
「失礼ですが『先生』ですか?」と途中で聞かれる。
どう答えるか迷ったが、「ええ大学の非常勤講師をしています」と答えた。
「学校の先生かお医者さんかと思いましたよ」
(ホントかよ、思いたくなるが、話をつなげるのが見事です)
他にも色々見せて貰いましたが、何せ昼から飲んでいるので良く覚えていない。
でも楽しかったです。

さて3人目。
いやあ、ばりばりのテクニシャンという感じである。
私が酔っぱらっていたからか、目の前に来るなり「もうお時間ですね」と聞く。
(マジックは「素面」でないと不思議さは伝わらないからだろう)
確かに、ホテルに帰ってもう寝ようかと思っていたが、そう言われると「いやまだ大丈夫です」と答える。
といいながら酔っぱらっており失礼しました。
まずはカップアンドボール。
本当に、余りにも見慣れたマジックですが、見事な手さばきです。
最後のレモンの数の多さが見所です。
次いで、5円マジック。
まさか遠く博多で、後輩根尾氏の「5円ルーティン」が見られるとは思わなかった。
とはいえうまいものです。

最後は一番若いマジシャン。
すみません。
この頃は(かなり酔っぱらっていて)印象に残っていません。
蛙と麒麟のミニチュアという小物を使い、麒麟ビールという駄洒落につながる工夫をしておられたことは印象に残りましたが…。
ただ、実物(ギミック)が突然登場するマジックを見せられたことはどうなんでしょう。
と言ってもこれだけでは何のことか分からないでしょう。
 ~ スプレッドされたカードから一枚選んだカードに、レモンの絵が描いてある。
ふと気がつくと、レモンの実物が目の前に出現している!
実はこのマジックは、約40年前にミスター・マジシャン根本毅師が商品として発売していた。
根本師は大阪のマジックバーの元祖的マジシャンで、この「レモン」は実際にバーで良く演じておられた。
つまり、マジックバーでは、単純にして「受ける」ため定番マジックなのである。
最近は、レモンを使うことはなく、出現はハンバーガー(のミニチュア)など色々なバリエーションがある。
この若い師はそのカレーライス(ミニチュア)版を演じたのであるが、実はすでにトップバッターがこのスニーカー版(ミニチュア)を演じていた。


複数マジシャンの場合、このようにネタがかぶらないことが重要ですね。

さて「西岡」は老舗だけあってさすがです。

「84」「西岡」と博多のマジックバーを楽しんだ一日でした。


.


[PR]
トラックバックURL : http://okawakazuo.exblog.jp/tb/26207345
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by kazuo_okawa | 2017-11-20 23:54 | マジック | Trackback | Comments(0)