「政治は国民のもの」
2017年 10月 18日
我が国は国民主権国家である。
即ち、日本の政治を動かす主役は国民である。
決して政治家ではない。
(国民の定義はここでは置く)
しかし一億三千万人の人間が、国政を動かすわけにはいかないから、代表を選んで、その代表に政治を動かして貰う。
代表を選ぶのが民主主義であり、どういう政策を進めて貰うのか分かりやすくするために即ち国民が選挙しやすくするために「政党」を作って、その政党を選んで貰う。
いわゆる政党政治である。
そうであれば、国民の前に、各政党に十分に準備して貰って、その上で、国民が選択するものでなければならない。
それは、国民は政治のもの、即ち国民主権主義からいって当然のことなのである。
にもかかわらず、自分の政党の事だけを考えて、他の政党に十分に準備させないで選挙するというのは、卑劣で、卑怯であるばかりか、民主主義の精神にも反する。
繰り返すが、政治は政党の為にあるのではないからである。
安倍首相は、こういった真の民主主義にはもっともはずれることを平然としてきた。
何故なら、他党に十分な準備をさせないまま、自分の政党の都合だけで、解散したからである。
その安倍自民党は、ヤフーなどに自民党CMをあげ、安倍首相の大きな顔と共に、「政治は国民のもの」とスローガンをうたっているのである。
まるで漫画としか言いようがない!!
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