人気ブログランキング | 話題のタグを見る

私の趣味やニュースの感想など好きなことを発信するブログです


by kazuo_okawa

8月15日不戦を誓う日!

北朝鮮がグアム周辺へのミサイル発射計画を発表したことで、米朝開戦危機が再燃している。政府が危機をあおり、一部マスコミもその危機を追随して報道している。

ドイツのメルケル首相は、「米国と北朝鮮の対立に軍事的な解決策はない」と述べ、韓国の文在寅大統領はトランプ大統領に対して「朝鮮半島で再び戦争の惨状が繰り広げられるのは決して容認できない」と毅然と申し入れている。
そんな中、安倍首相だけがそうした自制を求める発言をしないどころか、事前に「トランプ大統領と完全に一致」「さらなる行動」などと、アメリカと一緒に戦争をすることを示唆するような発言まで行っているのである。

8月9日の長崎被爆者発言ではないが「あなたはどこの国の首相か」と言いたくなる。

そもそも、集団的自衛権の行使として「アメリカと一緒に戦争をすること」自体が憲法違反である。

その憲法違反の「戦争法」も、「存立危機事態」という定義を導入して、一応、武力攻撃出来るときを限定している。
すなわち「存立危機事態」とは、2015年9月に成立したこと戦争法で改正された『武力攻撃事態法』に追加された「事態」で、「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある事態」をいう(同条2条4号)。
この「存立危機事態」においては、「存立危機武力攻撃」を排除するために必要な「武力の行使」ができるとされている(同法3条4項)。

北朝鮮ミサイルが日本のはるか上空、宇宙空間を飛んだところで「存立危機事態」ではないだろう。

安倍首相自身が「存立危機事態」と言われる中、不戦のためには、一刻も早く安倍政権に総辞職してもらうことだろう。

.

by kazuo_okawa | 2017-08-15 18:09 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)