綾辻行人・たしなみの文化考
2017年 05月 02日
「たしなみの文化考」という新しく始まった連載で、新本格(今や現代本格)ミステリの重鎮綾辻氏が、ご自分の「たしなみ」をマジックだと紹介している。
小学生の頃よりもともとマジック好きだった綾辻氏は、いつしかマジック熱が冷めていったのだが、再び京大ミステリ研でマジックに出会う。
綾辻氏は、そのくだりで私のことを実名で紹介して頂いている。
「大川一夫さんの手さばきを見て、『手際の良さに圧倒された。(略)そぶりが何ともかっこよかった』」
いやあ、本当に嬉しいですね。
何せその後、日本のミステリ界を変える綾辻氏に影響を与えたのですから…。
良いマジックは、人間関係の潤滑油だとつくづく思う。
綾辻氏自身、最後に述べているとおり、マジックは観る方にもエチケットがある。
それは、マジックに限らず、人間関係の全てにおいて重要なことである。
本記事は、毎日新聞デジタルでも読めますので是非お読み下さい。
綾辻氏と京大ミステリ研もどうぞ宜しく。
【5月3日追記】
5月3日から、京都新聞で綾辻行人、我孫子武丸、法月綸太郎の鼎談が3日連続で3回に分けて掲載されるという。
京都在住の友人に連絡したところ、「朝刊みて大川君に送ろうと決めていました。(略)大川君の事やと特定できる一文も有りましたよ 」と嬉しい返事。
持つべきものは友だとつくづく思う。
私はまだ読んでいないのですが、面白い内容らしいので、こちらもお薦めです。
.