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by kazuo_okawa
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稲田朋美大臣の弁護士時代!?

森友事件勃発後、記者の方から「稲田大臣の弁護士時代はどうだったのですか?」と聞かれることがある。
あたかも日本会議派の学者について、その学会での業績を聞くようなものである。
まあ、たいていその学会では大した業績がないのに、いわゆるサンケイ文壇に幾つも顔を出している、そのような学者と同じでないかという質問である。

実は、私自身は、いわゆる靖国訴訟(首相の靖国神社公式参拝の違憲性を問う裁判)を中曽根、小泉、安倍各首相に対して続けて行っている。

その靖国訴訟において、「靖国応援団」と称して、補助参加してきた弁護士が、徳永信一、稲田朋美、松本藤一である。
それゆえ法廷で、稲田氏とも直面しているはずなのだが、実は、彼女については全く印象がない。
「靖国応援団」では、徳永弁護士の存在が際だっているからである。
それゆえそのように答えてきた。

週末、小泉靖国訴訟時代の古い記録を見ていたら、何と、「正論」(平成16年9月号)が出てきた。
(「正論」の定期購読者ではありませんよ、念のため)
そこに「靖国を危うくする政教分離訴訟原告と裁判官の正体」と題して、百地章、稲田朋美、石川水穂の座談会が行われている。

何を座談しているかというと要するに、「首相の公式参拝は憲法違反」だと理由中に示した著名な亀川判決を批判しているのである。
良くある「蛇足判決批判」(判決は余計なことは書いてはならない)である。
しかし、違憲審査権を有し紛争解決機関である裁判所が、必要なかぎりで傍論をのべることは最高裁判決でもある。
靖国訴訟では、違憲判決は2件あり、「公式参拝」だと示した判決も幾つもある。
靖国訴訟では、「私的参拝か、公式参拝か」という論点もあった。
(まるで今の、公人か私人かの議論と同じである)

全ての判決が「損害がない」として棄却しているのであるから、批判派からすれば、実はこの点も判断しなくて良い、ということになる。
しかし幾つもの判決が「公式参拝」であると示したのである。
この意味は、<争点の一つである「公式参拝である」と示した、あとはわかるでしょう(ここまで言えば裁判官は、違憲と思っていることは分かる)>、という裁判所なりの傍論なのである。

稲田氏の座談会における発言は、まさしく「靖国応援団」の立場からのものであるが、次のような発言もある。
-「政府としては、靖国神社を『我が国における戦没者追悼の中心施設的施設』であると位置づけているわけではない」としています。これは大問題だと思います。-

靖国神社を中心的施設にしたい稲田氏としては『大問題』かもしれないが、先の戦争での役割や,A級戦犯も奉られるなど、こんなところが中心的施設でないのは当然であり政府答弁も極めて当たり前である。

こんな憲法違反的発言をしているた人が、防衛大臣をつとめていること自体がそもそもおかしい。

私は、今の平和憲法を守り、稲田大臣には直ちに辞任してほしい。




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by kazuo_okawa | 2017-04-08 13:30 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)