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by kazuo_okawa
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安倍首相の言う「悪魔の証明」に騙されてはないけない!

「悪魔の証明」とは、証明がほぼ不可能な場合を言う。
由来は色々あり、今日でも必ずしも一義的な概念ではないが、一般には「できっこない証明」という使われ方をする。
よく例として引き合いに出されるのは、鴉は黒いものだが、「蒼い鴉はいない」というような「否定する」証明は難しい、ということである。
地球上の全ての鴉を捕まえてくれば、その結果、結局、全ての鴉は黒い、即ち蒼い鴉はいない、と立証されるのがこんなことは不可能だろう。

このことから、一般に、「~していないこと」、「~が存在しないこと」のように、事実の不存在の立証が求められる場面は、証明が不可能に近いので、悪魔の証明と呼ばれるのである。

以上が、「悪魔の証明」の一般論であり、これはこれで正しい。
繰り返すが一般論としては正しい。
しかし、しかし、である!

安倍首相の使い方はおかしい!

昭恵夫人を介して籠池理事長に「100万円」を渡していない、というのは「悪魔の証明」だというのだが、籠池氏は抽象的に「100万円もらった」と証言しているのではない。
具体的に、「人払いして」もらった、昭恵夫人は「一人にしてすみませんね」などと述べられたなどと具体的に証言しているのである。

従って、反論の為にはこれらを否定するのが一つの方法だろう。
すなわち、昭恵夫人お付きの谷氏に「人払い」はない、昭恵夫人はそんな言葉言ってない、という極めて簡単な反証が出来るはずである。
即ち、谷氏(人払いはあったか)と昭恵夫人(どんな会話がなされたか)に証人喚問に出て貰えばいい。

極めて簡単なことであり、これは「悪魔の証明」でも何でもない。

そもそも、こんなことで「悪魔の証明」だとして言い逃れが出来るのなら、我が国の警察の捜査は成り立たないだろう!
被疑者が、被疑事実を否認する。
そうすると、警察は必ずこう聞く。
「そうか、やっていないというなら、そのとき何していたか説明せよ」
つまりアリバイである。
犯罪を行っていないなら、その代わりに別の何らかのことを行っているのが普通である。
そして、真に、無辜なら説明できる、と警察は考える。
そのときにですよ。
もしも被疑者が「それは、やってないことの証明で、『悪魔の証明』ですから、証明出来ません」などと言って通じますか。
こんなことを言えば、アリバイの主張・証明をしないこと自体を捉えて、捜査機関もそして裁判所も「有罪の心証」を抱くに違いない。

安倍首相が現在述べているのは、これと同じである。

安倍首相の国民を舐めた説明に決して騙されてはならない。

【追記】
ニュースを聞いていると、安倍昭恵夫人の発言(ツイッター、講演など)が一切止められ、これに関し、安倍首相は「数週間もすればほとぼりも醒めるだろう」と述べているらしい。
これほど国民を舐めた話は無いだろう。


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by kazuo_okawa | 2017-04-03 21:01 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)