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by kazuo_okawa

森友問題を収束させてはならない!

安倍首相がいかに否定しようとも、安倍首相夫妻と森友学園籠池理事長の深い関係は否定しようがないだろう。

なんといっても「日本会議」つながりである。
安倍首相は日本会議国会議員懇談会メンバー。
籠池氏も後に辞めたとはいえ、大阪本部の役員であった。
教育理念や「憲法改正」思考など思想は同じである。
安倍首相自身も籠池理事長の「教育理念に共感」(2・17まで)とも言っていたのである。
また安倍首相の腹心稲田大臣は、森友学園の顧問的役割の弁護士。
現に連れ合いは国有地売却に絡んでいる。
そして昭恵夫人は瑞穂の国記念小学院「名誉校長」に就任していいた。
昭恵夫人と籠池夫人はお友達でもある。
メル友であり、事件後もやり取りしている。
政権側が収束のために一部明らかにしたのであるが、却って「お友達ではないか」と疑わしさは増えた。

このように、深い関係のある所、森友学園に、激安・優遇というカミカゼが吹いたのである。

これだけで、政治的責任を問うのに十分だろう。

すなわち、①安倍夫妻と籠池理事長の深い関係がある。②そして激安・優遇というカミカゼが吹いた。

誰が口利きをしたか、誰が忖度したか、などとの人物捜しに矮小化してはならない。
安倍首相が人事権を濫用するなど大きな構造(菅野氏が言う全自動忖度機システム)こそ問題とすべきだろう。

かつて国策から生じた公害「水俣病」において国は激しく責任を認めなかった。
    ア、チッソが水俣湾に汚染水を排水する   
    イ、魚食って病気になった
これだけで十分なはずなのに、機序が不明、因果関係が不明と引き延ばしたのである。

同じ轍を踏んではならない。



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by kazuo_okawa | 2017-03-29 00:06 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)