森友問題を収束させてはならない!
2017年 03月 29日
なんといっても「日本会議」つながりである。
安倍首相は日本会議国会議員懇談会メンバー。
籠池氏も後に辞めたとはいえ、大阪本部の役員であった。
教育理念や「憲法改正」思考など思想は同じである。
安倍首相自身も籠池理事長の「教育理念に共感」(2・17まで)とも言っていたのである。
また安倍首相の腹心稲田大臣は、森友学園の顧問的役割の弁護士。
現に連れ合いは国有地売却に絡んでいる。
そして昭恵夫人は瑞穂の国記念小学院「名誉校長」に就任していいた。
昭恵夫人と籠池夫人はお友達でもある。
メル友であり、事件後もやり取りしている。
政権側が収束のために一部明らかにしたのであるが、却って「お友達ではないか」と疑わしさは増えた。
このように、深い関係のある所、森友学園に、激安・優遇というカミカゼが吹いたのである。
これだけで、政治的責任を問うのに十分だろう。
すなわち、①安倍夫妻と籠池理事長の深い関係がある。②そして激安・優遇というカミカゼが吹いた。
誰が口利きをしたか、誰が忖度したか、などとの人物捜しに矮小化してはならない。
安倍首相が人事権を濫用するなど大きな構造(菅野氏が言う全自動忖度機システム)こそ問題とすべきだろう。
かつて国策から生じた公害「水俣病」において国は激しく責任を認めなかった。
ア、チッソが水俣湾に汚染水を排水する
イ、魚食って病気になった
これだけで十分なはずなのに、機序が不明、因果関係が不明と引き延ばしたのである。
同じ轍を踏んではならない。
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