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by kazuo_okawa
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自戦記先崎学に心を打たれる!

日経将棋欄で本日(3月8日)まで掲載されていたのが、王座戦二次予選先崎学対三浦弘行である。
その先崎の自戦記が実によい。

棋譜解説がほとんどないのは、文章力ある先崎ならではの手法だが、スマフォ疑惑冤罪に苦しんだ三浦へのリスペクトと、棋士として高度な技術の駆使こそがプロの使命として全力を挙げて戦う姿がいい。

また随所にみられるごく自然なエピソードに先崎の思想が垣間見れる。

クライマックスの51香!
「カオスな魔の一瞬を作る」というくだりには羽生世代の元祖天才先崎の矜持だろう。
結果は先崎の勝利だが、先崎のそのくだりの解説には泣かされる。

人間同士の闘いにはまだまだドラマがあるとつくづく思うのである。

【9月7日追記】
先日送られてきた将棋ペンクラブ会報によれば、この先崎の自戦記が、将棋ペンクラブ優秀賞を受賞していた。おめでとうございます。

【9月20日追記】
日経9月17日付の王座戦観戦記で大崎善生が「私の古くからの友人先崎学は倒れた。棋士が棋士を疑う。その図式に繊細な彼の神経は耐えられなかったのだろう」と記している。先崎の休場により叡王戦での渡辺竜王・先崎戦は渡辺の不戦勝となった。先崎の自戦記といい、この大崎の観戦記といい、色々な思いが巡る。



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by kazuo_okawa | 2017-03-08 20:06 | 将棋 | Trackback | Comments(0)