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by kazuo_okawa

将棋、主要5紙のオープニングマッチ!

元旦の5紙の将棋棋譜を観る。
一年の始めであり、好カードが掲載されることが多い。

朝日。A級順位戦から深浦康市九段対森内俊之九段。
A級は降級争いも熾烈であり、注目の一局である。
戦型は相掛かり。

毎日。今年は朝日と同じ対局。
元旦紙において朝日は24手目までのところ毎日は28手目まで掲載している。
この先両紙がどう解説するのか楽しみである。

読売。昨年事件のあった棋戦ですね。
竜王戦第6局から渡辺明竜王対丸山忠久九段。丸山十八番の一手損角替わり。
ご存じスマフォ疑惑から挑戦者を後退させたためか、記事は不正防止の説明などに終始し、肝心の棋譜の説明が一切ないとうのが極めて異色である。

産経。棋聖戦予選。藤井猛九段対深浦康市と重厚な一局。藤井の中飛車で楽しみな一局である。

日経。王座戦予選。日経のみが他紙に比して中座真七段対佐々木勇気五段という若手のカード。
横歩取りの好カードである。佐々木の17手目68玉まで掲載。
中座飛車で有名な中座がこのあと飛車をどうするか、とうところで明日のお楽しみ、というところが憎い。
日経には「新春棋談」として羽生王座(三冠)のインタビューが出ていてこれも実に良い。

さて新年のカード、年によっては期待の若手が多い時もあれば、タイトルホルダーが集中するときもある。

今年は、(棋戦には)羽生、佐藤天彦、郷田のタイトルホルダーや、稲葉、糸谷、豊島といった実力派20代棋士が出ていないのがさみしい。

思えば活字で勝負する新聞棋譜掲載は、ニコ生などの放送メディアに対して、どのように存在感を示すか、という大きな課題がある。
無論これは、将棋に限らず活字メディア一般にいえることではある。
とはいえ、これまでは伝統的に活字メディアが主体であった。
派手なニコ生などに対抗する活字メディアに、地味ながら粘り強い実力派棋士深浦が3紙に登場しているのは、何かを象徴しているのかもしれない。

【追記】
各紙、スポーツだらけである。昨年、木村草太憲法教授は、「欧米ではチェスはスポーツ。将棋もスポーツニュースで流してほしい」と述べていた。
日刊スポーツが、藤井聡太四段を一面使ってインタビューしていたのは実に嬉しい。




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by kazuo_okawa | 2017-01-02 16:48 | 将棋 | Trackback | Comments(0)