韓国の「国民情緒法」!
2016年 12月 20日
オスプレイ再開という沖縄のニュースはどうなったのか。
安倍政権は何故アメリカに抗議しないのか。
何故、唯々諾々と、アメリカの言うなりなのか。
こういった日本の主権、民主主義、地方自治に関わる重大で根幹たるニュースを報じない。
一体全体、この国の朝のテレビはどうなっているのかと思う。
テレビを見ていると各チャンネルとも、韓国のチェ・スンシル被告人の公判をずっと報じているが、あわせて韓国には「国民情緒法」があるとして、暗に批判している。
「国民情緒法」とは、「法」といっても法律ではなく、大衆世論・メディアによって成否が判断されることを「法治主義」を無視したものとして皮肉っているわけである。
よく挙げられるのが「ナッツ姫」の例であり、通常なら「執行猶予」のところ、批判する国民の情緒によって「実刑」となったというわけである。
確かにこれは「法的安定性」を損なうものでよくない。
しかしである。
我が国ではもっと巨大な「法的安定性」「法治主義」を無視している事実がある。
いうまでもなく憲法違反の戦争法である。
それを批判せずしてどうして、韓国の「国民情緒法」を批判し得よう。