「聖の青春」泣けます!
2016年 11月 23日
この「聖の青春」映画化記念の羽生らのニコ生放送が良い。
羽生と村山の最終局NHK杯戦が映画のクライマックスだが、羽生がそれを解説するのである。
村山勝勢の場面で、村山が間違え、羽生が逆転するという有名な一局である。
その羽生の解説が素晴らしい。
「(村山は決して無難な手をさすのではなく)手が見えすぎて、最短の手を目指した」という。
そして「本来なら(村山は)見落とさない」と羽生はいう。
人生を生き急いだ村山らしい一手である。
そして映画。
羽生は、相手がミスをしたとき悲しい顔をするのが有名である。
(名局を潰すのか、というように…)
このときの、映画の羽生役東出が抜群にうまい。
無論、松山も…。
デティールを知っている将棋ファンなら間違いなく楽しめる。
そして泣ける。
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