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by kazuo_okawa

テンヨー2017年新製品!

この時期なると(と言っても正確には遅いのであるが)、マジック界の老舗、テンヨーの最新作品が話題になる。
本日土曜日夕刻、いささか疲れたので、仕事は終えて、テンヨーマジックショップに出向く。

予めネット上の情報は入れないようにして、ディーラーに初めて見せて貰うのが楽しい。

2017最新作を幾つも見せて貰ったが、私には「パズル風作品」が印象に残った。

まず「必勝あみだくじ」。
5本の線のあみだくじだが、ゴールABCDEから、当たりを客が選ぶ。そしてスタートも5本の中から4本を客が自由に選ぶ。
マジシャンは残りの一本というわけである。
ここでマジシャンは4枚のカードを出す。
そのカードは(説明がしにくいが)いずれもあみだくじの、あみだ線が入り組んだものであり、それを客が自由に並べて、スタートからゴールのあみだくじが出来るが、何と出来上がったあみだくじで勝つのは、マジシャンだというわけである。
なかなか不思議であるが、「4枚のカード」が後から出てくるというのがミソだろう。
…とはいえ、「何故4枚のカードをどう並べても同じになるのか」が、非常に不思議である。
これはまさに、良質のパズルである。

「奇跡の魔法陣」
客が数字を選ぶ。
マジシャンが4×4の升に数字を書き込む。
客が先ほどの選んだ数字を述べる。
そして客が選んだ数字を述べると、マジシャンが書いた魔法陣はどの行、列もその合計が客の数字になる。
まあ、こういう数学マジックのようなものは一般受けはしないでしょうね。
…魔法陣を作るのはある種の数学トリックだが、何故、客の選んだ数字が分かるのか。
可能性は幾つか考えられるが、私にはそれが分からない…。

そして「伝説のパズル」
サムロイドやデュードニーの時代からある、形作るピースの数は異なるのに、面積は同じという有名なパズルがモデルになっている。
だから「伝説のパズル」というわけである。
このマジックのいいところは、面積が変わらないということを示すためにフレームを作っているところである。
私は、伝説のパズル自体を知っているから、おそらくトリックはアレしかないだろうと思って、見ていたのだが…。
…しかし、私の考えていたようには見えない。
う~ん。
全く不思議である。

こういう不可思議さが実に心地よい。

【12月8日追記】
毎年のことだが、結局、上記テンヨーの新製品は全て購入した。
あみだくじ(あの佐藤氏作です)は予想通りのトリックだったが、これを実際に作り上げる巧妙さと
エクストラカードというのは思いつかない。
魔法陣はあのハリーロレインの改案であり、<改案の多くは改悪である>という真理に反して
改案部分2点がいずれも面白い。
特に、キーナンバーを覚えないで堂々とピークするのがそれが日常的にありふれたものを使っているのでミステリタッチである。
パズルは予想通り。
それしか考えられないが不思議に思ったのは、演じ手がうまかったからである。





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by kazuo_okawa | 2016-11-05 21:05 | マジック | Trackback | Comments(0)