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by kazuo_okawa
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日弁連の依頼者保護給付金制度を考える!

日弁連が新しく導入しようとしている制度である。
すでに新聞で公表されているのでご承知だろうが、弁護士が依頼者からの預かり金を横領したときに、その被害者に対して弁護士会が金銭を給付する制度である。

信頼した弁護士に裏切られるわけだから、被害者の弁護士・弁護士会に対する信用は大きく落ちる。
そこで、弁護士会が少しでも被害回復のために被害者に給付するという制度である。
もっとも弁護士自身の中にも反対派は多い。
何故、犯罪者のために我々の会費を使うのか、というわけである。

そのシンポジウムが11月2日、大阪弁護士会で開かれた。
あまりじっくり考えたことは無かったので、私にとっては考える機会になった。
私は、こういう制度の導入は必要だと思っているが、その理由などをじっくり考えたことが無かったからである。
シンポジウムを聞いていると、「弁護士自治」としたり、「弁護士法72条」(弁護士業務の独占)に関連づけさせるなど、色々な考えがあり、なかなか興味深い。
さすが弁護士同士の議論と感心する。

弁護士法で、弁護士は基本的人権の擁護と社会正義の実現を使命とすると規定している。
それゆえ弁護士会は人権擁護団体でもある。
だからこそ、弁護士会は予算を使って、人権擁護のために各種の集会をしたり、冤罪事件支援の取組などをしている。
同じように、弁護士業務の被害者の支援に取り組む。
それだけのことではないかと、私は思うのである。
こういう意見は無かったので、是非、ご意見・反論をくださいな。

聞いていて、またか、と思ったのは「抜本論」である。
必ず出るんですね、抜本論。
つまり、被害回復よりも、そもそも抜本的に、犯罪を起こさせないこと、その施策が重要だ、という意見である。
わざわざ言われなくても、みんな、それを分かった上で議論していると思うのですがね…。




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by kazuo_okawa | 2016-11-03 02:07 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)