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by kazuo_okawa
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「疑念を持たれたままでは対局できない」

竜王戦挑戦者の交代!
今朝の朝日新聞記事は主催社読売新聞よりも詳しかった。
同紙によれば、三浦九段は今夏以降、離席が目立ち、一部の棋士から指し手が将棋コンピュータソフトの指し手と一致することが多いとの指摘を受けていたという。
極めて重要な記事である。

将棋ファンなら周知の事実だが、三浦九段は電王戦で将棋コンピュータソフトと闘い、敗れ、その強さを実感した。そして以後は将棋コンピュータソフトの貸し出しを受けている。
三浦九段はもともと孤高の研究家である。
彼がその後、将棋コンピュータソフトと研究したことは想像に難くない。

ここから先はわからない。
善意に解すれば、将棋コンピュータソフトと研究するうちに、三浦九段の思考が将棋コンピュータソフトのようになっていったということは考えられなくはない。
しかし、悪意に解すれば…。

これまた将棋ファンならお馴染みの田中寅彦九段の名解説。
「ポナンザ様はどの一手を示しているの?ええっ!う~ん。これは指せない。人間にはとうていさせない」
将棋コンピュータソフトは時として、人間では、いやプロ棋士といえども、とうていさせない手をさす。

もしも①三浦九段はそれまでと違って今夏以降離席が多い②離席したのちの着手が将棋コンピュータソフトの示した手と同じ③その手は通常人間にはとうていさせない手④この②③が何度もある。
これが事実として裏付けられるなら、悲しいかな、幾ら本人が否定しても「不正」と裏付けられるだろう。

三浦九段が不正していたとしたら、あまりにも悲しい。

記事によれば、三浦九段は「疑念を持たれたままでは対局できない」と述べたという。
これも私には悲しい。
棋士は、すべからく「不屈の闘士」でなかったか。
もしも疑念を持たれたなら、スマフォも差出し、完全に疑いないような状況で、将棋コンピュータソフト張りの意表を突く一手を差し示すべきではないのか。

「疑念を持たれたままでは対局できない」
この言葉は、
超能力者の不正を暴くために、一流マジシャンが立ち会ったときに
その超能力者が発するあまりにもみじめなセリフと同じである。

「疑念を持たれたままでは超能力は発揮できない」

真実はわからないが、いろいろな意味で悲しい。

【12月29日追記】
その後の調査結果の通り三浦九段はシロである。三浦九段はどうも上記本文に述べたようなことはなく、しかも三浦九段が休場を「了解する」という前に、連盟理事が三浦九段に「竜王戦開催は無くなりました。大変な損害ですよ。分かってますか」と述べたという。また問題にされた離席の事実もなかった。


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by kazuo_okawa | 2016-10-13 21:11 | 将棋 | Trackback | Comments(0)