羽生王位、防衛!
2016年 09月 27日
現にその通りとなった。
しかも木村は研究してきたであろうに、羽生の危なげ無い勝利である。
こういう勝利を見ると、一体、何がどう違うのか、と思ってしまう。
木村の実力からして、タイトルの一つはとってもおかしくない。
しかも、挑戦数は多いのにとれない。
これは一体何故なのか。
誰とは言わないが「木村さんは『八段』で、『王位』とはいいにくいなあ」といっていたプロ棋士もいる。
解説の面白さはトップクラスといってよい定評があるが、一方、聞き手の女流棋士とのやりとりに、解説者としてはともかく、タイトルホルダーならばその格に似合わないと思う時がある。
何か実力以外に、「この人なら当然タイトルホルダー」という回りの空気が必要だと、私はいつも思うのである。
こういうことを考える面白みも、観戦将棋の醍醐味であろう。
羽生は、本日、当たり前のように46歳の誕生日を自ら祝った。
いやあ、何というか、凄すぎる。
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