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by kazuo_okawa
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理髪店で考えた!

またまた「忘れられる権利」である。

事務所からそう遠くない場所にある理髪店に行く。
メンバーカードを渡し、スタッフは「いつもの通りですね」と確認する。
それに答えて、椅子に座り、あとは「半眠」状態に入る。

そう、私がどういう注文するかは、最初の時に細かく聞かれている。
どこを、どのようにカットするかとか、整髪料はどうするとか色々…。
そしてそれはその理髪店のコンピュータにインプットされている。
それゆえスタッフが入れ替わっても同じことを聞かれることはない。
コンピュータによる情報管理は便利なものである。

人の記憶に頼っていただけではこうはいかないだろう。

ひょっとすればその「情報」には、「すぐ寝る」とか「お喋り」とか、客の知らない情報も書き込まれているかも知れない…。

…しかし、そのコンピュータ管理が間違った情報だったら…。
その問題は、顔認証万引き防止システムの「冤罪」について以前述べた。

しかし誤った情報でなくとも、忘れてほしいことはあるだろう。
コンピュータ情報で言えば「削除してほしい」情報である。
例えば、高校時代に、遊び心で、あるいは出来心で「万引き」したが、その後は立派な社会人になっている。そんなケースもあるに違いない。
過去の嫌なことは忘れてほしいものである。
それが人間というものだろう。
忘れてほしい…。
(情報を削除してほしい…)
忘れられることを『権利』として認めてほしい。

しかし『忘れられる権利』が認められるのかどうか判例は分かれている。
東京高裁平成28年7月12日決定はそれを否定した。

理髪店で「半眠」状態でぼんやりと考えた。

…さぞかし東京高裁裁判官は、「忘れてほしい過去など何一つない」きっと高潔な人たちばかりに違いない。



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by kazuo_okawa | 2016-09-24 20:37 | 出来事いろいろ | Trackback | Comments(0)