金メダルを取れなかったことへの「謝罪」!
2016年 08月 24日
経済産業省前の脱原発テント強制撤去や沖縄ヘリパッドに反対する市民への機動隊への弾圧など幾つもある。
原発・沖縄といった重要な出来事がこのさまである。
まあ、私が言うまでもないことだが…。
オリンピック報道で注目されたのは、金メダルがとれなくて謝罪した選手に少なからずのコメンテーターが「謝罪はしなくていい」と述べていたことであろう。
その反応に共感する。
オリンピックは国別対抗戦ではないし、国の期待を背負って送り出されたわけでもない。
ましてやオリンピック憲章は政治利用を禁じている。
全てルールというのはそういうものであるが、ルール(憲章)が設けられるのは、それに違反してきた歴史があるからである。
だからこそわざわざ謳っているのである。
謝罪などする必要は毛頭無い。
とはいえそれは日本社会の反映でもある。
どんな場面でも謝罪させる。
謝罪しないとそのこと自体が批判されるという圧力が加わる。
謝罪しなくていい。
とはいえコメンテーターもただそれだけの感想で終わらず、そこから更に進んで、日本社会のおかしな「謝罪圧力」を正すきっかけになってほしいものである。
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