不戦の誓いと玉串料!
2016年 08月 15日
本日、戦没者追悼式で安倍首相は「不戦の決意」を強調したという。
しかしその一方、安倍首相は、靖国神社に自らは参拝しなかったものの代理を通じて、私費で玉串料を奉納したという。
靖国神社が「戦争神社」であること、先の戦争のA級戦犯も祀られていることなどからその靖国神社に参拝することは「戦争賛美」以外の何物でもないことはこれまでも繰り返し述べてきた。
「先の戦争は間違っていなかった」というごく一部の例外者を除けば、大多数は、何故に「A級戦犯」を奉る神社に参るのかと思っているだろう。
ときあたかも、天皇の生前退位を巡る賛否と似ている。
圧倒的多数は天皇の生前退位に賛成である。
にもかかわらず、ごく一部の生前退位を認めない例外的反対者がいる。
天皇の神格性を維持したい「日本会議」などの考え方だ。
安倍首相はこの「日本会議」べったりである。
「不戦の誓い」をすることと、靖国神社に奉納することは明らかに矛盾している。
良心的な保守派の方が何故に、「A級戦犯」を奉る神社に参る安倍首相を支持するのか不思議でならない。
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