今だけ、金だけ、自分だけ!
2016年 07月 20日
本来、この言葉は批判的に使われたはずだ。
にもかかわらず未だに蔓延して衰えをしらない。
先の参議院選挙結果。
多くの野党統一候補を応援し、また、投票率アップの受け皿としての「国民怒りの声」(小林節代表)を応援したが、結局戦い敗れた。
推薦してきたものの責任として、その総括をどのようにすべきか、私自身未だ考え込んでいる。
日本の未来を全く考えず原発再稼働を許し、戦争法政策をとり、アメリカの尻馬に乗って、保守派の知恵で約70年守り抜いてきた「平和外交」を捨て去る。
安倍首相の政策自体が「今だけ、金だけ、自分だけ」であることは間違いないだろう。
問題は、これが恥ずかしいことだと、国民の批判がないことだ。
我が国の不幸は、全てを知った「エリート」(括弧付きエリートである)たちが、この日本の在り方を正すわけでなく、そのカラクリ(構造)を知りながら、そのレールに乗ることだろう。
「今だけ、金だけ、自分だけ!」は恥ずべきことである。
そういう思いがもっと広がってほしい。
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