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by kazuo_okawa

これでいいのか!日本の民主主義

「季刊刑事弁護」など人権に資する書物を数々出版している現代人文社が、憲法記念日(5月3日)に発刊した著である。
副題が「失言・名言から読み解く憲法」である。

失言・名言を並べたというのは、ちょっとしたアイデアであるが、失言の数々がもの悲しい。
安倍首相、麻生副総理らの失言にはあきれかえるしかないが、こうもまとめられると、あまりにも情けなさ過ぎるのである。

「ナチスの手口を学んだらどうか」
「ポツダム宣言を詳らかに読んでいない」
「(憲法解釈の)最高責任者は私です」
「法的安定性は関係ない」などなど…。
思い出しますよね…。
どの一つをとっても、辞任級の大失言のオンパレードである。

「頻繁」を「はんざつ」、「未曾有」を「みぞゆう」、「踏襲」を「ふしゅう」などなど誤読を重ねた人物は失言・暴言の名人であるが、それだけに本音を出したのが前述の「ナチスに学べ」である。
実際、ナチスに学んでいることが怖い。

「歯舞」の字が読めない閣僚もいた。
北方領土担当なのにである。
世界に向けて「アンダーコントロール」の大嘘もあった。
非正規労働者パートの給与の例として現実を知らない「25万円」の数字を挙げた例もある。

…とまあ、失言の数々を読んでいると、これが我が国のリーダーなのかと絶望的になる。

本書には、希望を与える名言(無論、これは政権関係者には無い!)もあるのがわずかな救いである。




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by kazuo_okawa | 2016-06-25 20:21 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)