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by kazuo_okawa
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最高裁に「安保法」違憲判決を出させる方法!

表題は元大阪高裁判事生田暉雄氏の最新の著作である(三五館発行)。

司法の正体を明かし、日本を守る術を提示するという帯文句だが、司法が最高裁ばかりに目を向いているヒラメ判事ばかりであることや、最高裁が何処を向いているのか、そして私も知らなかった「裏金」など、興味深い(がおそらく真実の)論考が並んでいる。

とりわけ印象に残ったのは二人の裁判官のくだりである。
一人は竹中省吾裁判官、もう一人は樋口英明裁判官である。

竹中裁判官は、私が担当した住基ネット違憲訴訟で、違憲判決を出し、そして三日後に自死した裁判官である。
違憲判決を出す前、四度も判決が延期された。
その理由は、当時も想像されたが、裁判官経験を有する生田氏が指摘するところは極めて重要だろう。
改めて竹中裁判官の自死には心が痛む。
重圧の中、違憲判決を出されたであろうに、今、マイナンバーが進んでいる。

そしてもう一人、樋口裁判官は私の同期である。
原発を止めた彼の素晴らしい判決は私のブログでも触れた。
その後の、樋口氏への移動はあまりにも露骨な人事であると、生田氏は喝破する。

全く同感である。

司法の現実を知り、そして司法を変えるために、多くの方に本書を強くお薦めする。



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by kazuo_okawa | 2016-06-14 23:31 | 本・書物 | Trackback | Comments(0)