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by kazuo_okawa
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沖縄事件と田中角栄!

日経新聞を読んでいれば、最近、田中角栄本の広告がやたら繰り返し出ている。
書店に行っても、田中角栄本が山と積まれている。

田中角栄といえば「日本列島改造論」を掲げ、強烈なリーダーシップで日本の高度経済成長を促進し、また、外交面でも日中国交正常化にこぎつけ、その後、ロッキード事件で失脚するが、その後にも大きな影響力を持ち続けたなどと言われている自民党政治家である。

書店に数多く立ち並ぶのは田中角栄本が売れるからだろう。
では何故売れるかと言えば、一般には、日本人たちが本当のリーダーを渇望しているからではないか、と言われている。
確かにまあ、安倍・麻生を「本当のリーダー」と思っているものは殆どいないだろう。

とはいえ、田中角栄を絶賛するのも問題である。

彼は間違いなく金権政治を進めた人物であり、彼の時代には実現しなかったが「カクマンダー」と呼ばれた(諸悪の根源)小選挙区制を実現しようとした男である。
この大きなマイナス面はきちんと批判しなければならない。

一方、プラス面は、日中国交回復を実現させたこととアメリカとの対等外交を実現しようとしたことだろう。
(だからこそ彼はアメリカに潰された!)

田中角栄を持ち上げるなら、このプラス面、即ちアメリカとの対等外交の実現にこそ着目すべきである。

TPP参加その他、アメリカに無批判で従属しながら、一方で田名角栄の表面的な部分だけ持ち上げるようなら、田中角栄のある種の精神にもとると言っても良い。
考えても見てほしい。
日本のリーダーというのは、日本のために、日本に住む市民の為に、日本を率いるのが「日本のリーダー」だろう。
にもかかわらず、日本よりもアメリカの利益を優先し、専らアメリカに従属しているようでは、真に日本のリーダーとは言えまい。

またしても起こった米軍属によるといわれる犯罪、即ち、沖縄県うるま市の女性殺人事件は極めて悲惨でひどい事件だが、これに端を発し近く県民大会が開かれる。

そして本日アメリカ・オバマ大統領が来日する。
安倍首相は単に、形だけ抗議するというパフォーマンスを繰り出すだけに終始するだろう。

今こそ、必要なのは、真にアメリカとの対等外交を目指すリーダーである。

その本質を抜きにした単なるリーダー待望論は論外である上、危険ですらある。

【追記】
沖縄事件について
共同記者会見をみれば、安倍首相は、非公開の会談の席上で「抗議した」と伝えている。
しかしオバマ大統領の哀悼の気持ちと捜査への協力の言はあっても
アメリカとしての公式の謝罪と具体的再発防止策はない。
あまりにも予想通り進行しているのが、あまりにも悲しすぎる。




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by kazuo_okawa | 2016-05-25 00:49 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)