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by kazuo_okawa

水俣病を拡大させた”戦前なるもの”

「週刊金曜日」最新号(1086号)が面白い。

特集は「日本国憲法」であり、表紙右にはっきりと
<「自民党憲法改正草案」に反対します>
とうたっている。

当たり前である。
「自民党憲法改正草案」が成立すれば、そもそも「表現の自由」が大きく制限を受ける。マスコミは、週刊金曜日同様、はっきりと、「自民党憲法改正草案」批判をすべきだろう。

そして本論の特集。
全く異議はない。
面白いのは、その憲法特集に続いて、表題の
「水俣病を拡大させた”戦前なるもの”」という論考が載っていることである。
この論考は、水俣病被害当時の工場長が、植民地時代に植民地会社で差別政策をとってきた幹部であり、その「戦前」を引きずっていたことが、解決を遅らせた、というものである。

この論考はそれ自体も意義ある論考であるが、「週刊金曜日」全体を見たとき、
「自民党憲法改正草案」によって「戦前なるもの」に戻ったとき、いかに、ひどい世界が待ち受けているかを想像させる。

つまり、この論考自体も、一見そのように見えないけれども、実は「自民党憲法改正草案」批判なのである。

見事である。



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by kazuo_okawa | 2016-04-27 22:55 | 司法・ニュースその他 | Trackback | Comments(0)