週刊将棋、休刊!
2016年 04月 04日
その「週刊将棋」が昨年度で休刊となり、先週3月28日の発売が最終号(3月30日号)であった。
本日、駅売店を通っても、もはや販売していない。
実に寂しい。
「週刊将棋」の休刊は、ニコ生その他ビジュアルな将棋メディアが発達してきたからであり、休刊の挨拶でも「メディアをとりまく環境の変化は著しく、「週刊将棋」はその役割を終えたと判断いたしました。」とある。
事実であろう。
無論、少子化と他の遊びの増加などを受けて将棋ファンの減少も要因に違いない。
そして、何も将棋だけに限らないが、「活字離れ」も大きいだろう。
確かに、視覚、聴覚に訴える映像メディアの力は大きい。
今後、そのメディアの重視は避けて通れない。
しかし、一方、人類はその視覚、聴覚などの情報を「言葉」に代えることによって、その知能が発展してきたはずである。
「活字離れ」は、何やら人類が「幼児化」していくようで不気味である。
4月6日は<新聞を「読む」日>だそうであるが、この日、「週刊将棋」が読めなくなった。
【注記】
駅スタンドで一早く買うから月曜日に買うが、定例発売日は水曜日である。
従って、最終号は3月30日号であり、もしも休刊なくば、4月6日号であった。
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